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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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小説 Dear+ (ディアプラス) 2010年ナツ

雑誌はもう買いたくはないんですがなどといういつのも台詞で
今月は雑誌2冊購入いたしました(笑)

一冊は小冊子の応募券目当てにChara8月号
応募目当てに購入が増えるこの時に雑誌の良さを知ってもらおうという配慮があるせいか
読みごたえのある漫画が多いと思います。

でも、普段あまり漫画には手をつけないようにしているので
連載途中のお話がよくわかりませんでした・・・


あとは小説ディアプラス ナツ号を
文庫化するのがけっこう速いので
ちょっと待っていればと自分でもわかっているんですがついつい買っちゃう一冊です。



 


「meet,again.」一穂ミチ イラスト=竹美家らら
「雪よ林檎の香のごとく」スピンオフ!!


探し物を見つけるのが上手だった母
探し人のお手伝いをしたりしていた母だけれど
自分の最後は知ることができなかったようで交通事故であっけなく逝ってしまった

母の最後にひどい言葉を投げつけてしまったことで
心傷つけたまま大人になった少年嵐は
過去訪れていた綺麗な女の人と少年と再び出会うことで
癒される

正直、ここでも心霊ミステリーブームですかと
呟いてしまいそうでした。
それだけ砂原さんの「言の葉の世界」と似ているような感じがしました。

「雪よ林檎の香のごとく」の志緒ちゃんがあいかわらず人見知りで
でも精いっぱいがんばって大学生活をおくっつているんだなというエピソードは
楽しかったです。

先生は出番がなかったようですけど(笑)



「恋の物件探します」清白ミユキ イラスト=未槻直

王道のお話です
恋も家もいい不動産にあたったらこんなにいいんだぞーと
という楽しいお話でした。
 


編集者×小説家の大人の恋♡  「すき」月村奎イラスト=麻々原絵里依

小心もので臆病で繊細な小説家とすでに子持ちの父子家庭の編集さんとの恋は
なかなか前途多難のようです。

小説家と恋したり・・よいうか、もう二度と恋はしない決心しているイケメンの編集さん
過去の恋の痛手を癒されないまま、残された子どもを育てているのですが
その子がもうすごく可愛いんです。

お絵描きが好きで夢想がち・・とおもいきや
パパのちんちんの絵を書いちゃって見せてくれるなどという無邪気な真似もしてくれます。

恋しちゃいけないと思っいる小説家の青年が酔ったり、ちょっとした拍子に
自分の中の素直な気持ちをさらけ出していくのも
本人はつらいかもしれないけど~
その恋の進展を楽しんでいる一読者にはおもしろかったです(笑)

狭い世界だから自分を好きになるんだと編集さんにいわれて
新しい男と違う世界を見つけようとして直前に涙で思いとどまってくれる・・・
なんて人のいい男は月村さんの小説にしか出てこないと思います(笑)


まぁ編集さんに嫉妬させて恋心に気がついてもらえて
これからも二人で二人三脚でいい小説を書いていけば無問題(笑)?




「わがまま天国」久我有加 イラスト=楢崎ねねこ

人気者の歌手であり、俳優である横暴で傲慢でわがままな王子様に尽くすマネージャーの
悲哀と歓びが楽しかったです。
久我さんの書かれる関西弁はなじみがあるせいか
すーとお話と言葉が沁みとおっていくような感じがします




「つながりたい」いつき朔夜 イラスト=石原理

いつき朔夜さんお得意のご当地BL高校生ものです。
高校生同士の純な・・・恋ではありません(笑)

高校生でダンスが好きな青年が出会う男は
もとヤンの青年で・・・じつは高校の奨学金目当てに
金色の髪を黒くして、7:3に綺麗に分けて撫でつけて
タバコは15でやめました。
いまでは高校の級長までしている一癖もふた癖もある男に成長しました(笑)

こういうふうに高校生になって変わることを高校デビューというのは聞いたことがあるんですが
高校生になってすっかり落ち着くことを高校隠居と呼ばれるんですね。

勉強になりました(笑)

そういうふうに腹が太いよいうか、人間としての度量があるというか
腹が黒いといいましょうか・・・
高校生活を大きな猫を被って生きることを余儀なくされていた委員長が
同じクラスのダンサーでもある青年と出会って、恋をして
どんどん世界が変わっていくところは楽しいお話でした。

最後ふたりで協力し合ってファッションショーが終わった後
マーキングするなんていって
ダンサーの青年といたしちゃっうのですが

「時間もないし、ローションもない、先っちょだけ、な」なんて言葉で
口説いてくるのです。
いうにことかいて・・・先だけなんて
はたして先だけで済んだのでしょうか?

気にかかる方はぜひ小説を立ち読みでいいのでしてくださいませ(笑)
水にぬれたような色男を石原さんの挿絵で描かれるとほんとうにいいです。




「スイート×リスイート」栗城偲 イラスト=金ひかる

パティシェ×高校生の幼馴染モノ。
幼い時弟が生まれてさみしさをかかえていた自分に甘いおやつをくれて
遊んでくれた幼馴染に初恋を感じてプロポーズしたのに・・
彼は引っ越ししてしまった。

その後ある出来事がきっかけになって
背丈のある男の人と甘い匂いとか味がすっかりだめになってしまったのに
なんと
その初恋の彼はパティシェとなっていたのです・・・

その出来事を克服していって、恋を始めていく二人を
丁寧に描かれておりました。







今回は王道のお話が多いかなと思いました。

でも楽しかったです。

雑誌一冊720円の価値が十分にありました。

次回 アキ 号は9月18日発売で
テーマは「人でなしの恋」
あれ・・どこかで聞いた題名(笑)
巻頭カラーは砂原さんで

憎らしいのに魅力的な男を愛してしまったー。
性格の悪い攻を書いたら天下一品!
切なさに酔いしれる極上ラブロマンス


とありました。
期待しております(笑)

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小説ディアプラスは・・・。

買ったことが無いんです・・・。
いつも気にはなっているんですが。

文庫化までのチョットの期間待ちきれない気持ち
解りますよ。
お財布が軽くなるのも仕方が無いです(苦笑)

リンクスと同じくらい読みごたえあります♪

リンクスと同じくらい読みごたえ満載なので楽しい半面お財布に痛いです(笑)

リンクスと違って面白いと思っている本はどんどん文庫化されていくのですが、それが待てない・・せいでBL貧乏(苦笑)
リンクスはお気に入りの小説でもなかなか新書化されないので捨てれないのが悩みの種。。

そうなんです・・・。

リンクス、どんどん溜まってしまって
どうしようもなくてチョット前に2008年分まで
処分しましたよ・・・・泣く泣く(;;)

ディアプラス、面白いのですね~。
今度買ってみようかな♪

大英断ですね・・

>2008年分まで
処分しましたよ・・・・泣く泣く(;;)

思い切って処分する気分になっているときでないとできない決断ですね・・
床に積んだまま柱のようになっている雑誌たちを思うと処分したい気持ちになるんですが
あれが読みたいと思うときがあるんですよね・・・

リンクスもいっそデイアプラスみたいに文庫にしてどんどん出してくれたらいいんではないでしょうか?(笑)
そしたら値段が少し安くなるんでみんなが買いやすいと思うし、出版社も本にしやすくなるんじゃないでしょうか(笑)

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女性
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「風と木の歌」に触発され
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一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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