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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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ルチル文庫・崎谷はるひ ミリオンフェアーの詳細がでましたよー

さてさて、じれじれしながら待っていた

崎谷さんのルチル文庫ミリオンフェアーの詳細がUPされましたよー

対象作品は新刊の「静かにことばは揺れている」と
 
フェア帯付きルチル文庫の崎谷はるひ先生作品(既刊本)を
 
上記のうちから計2冊をご購入(同一作品2冊は不可)の お客様に

SSカード2種のどちらか1枚をプレゼント! らしいです。

なんで同じ作品はだめなんだろう・・・ と

若干???もありますが
 
とりあえず買わなきゃくれませんということですし

フェアー開催店がいつもより少ない感じがいたします・・・
 
準備がまにあわなかった・・・

という大人の事情もありそうでなさそうで?(笑)
 
みなさまがんばってくださいねー

いつもの本屋さんで今回はフェアーを取り扱ってくれないようなので

あたしは今日からはじまるコミコミさんのフェアーで購入をすることにいたします♪


 



追記

ながながと遅れがちなルチルの小冊子ですが
 
遅まきながら編集部のほうからお詫びのお手紙が発送されるそうです。
 
待て!には慣れているので

お詫びのお手紙発送するよりは小冊子作成に がんばっていただきたいです~

拍手[4回]

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はなやかな哀情 (崎谷 はるひ)

はなやかな哀情 (幻冬舎ルチル文庫)
崎谷 はるひ (著)
蓮川 愛 (イラスト)
 

 

(あらすじ)

恋人小山臣の赴任先で暮らす秀島慈英は、かつて自分を陥れた鹿間に呼び出され、東京の彼のもとを訪れた。そこに倒れている鹿間を発見、そのまま何者かに頭を殴られ昏倒してしまう。知らせを受けて病室を訪れた臣を迎えたのは、臣についての一切の記憶を失った慈英だった。冷たい言葉を投げつけてくる慈英に臣は…!? 大人気シリーズ全編書き下ろし。
 毎年 夏の暑さには弱いのですが、今回ほど暑さにへたった自分と言うものは知りません・・・

というのも、コミケから帰宅した翌日仕事場ではクーラーが壊れておりました・・・++)

室外機の故障と言うことで、修理が終わるまで一週間

灼熱地獄のまま日常業務を行うと言う地獄の修行生活にすっかり身体と気持ちをやられておりました。

普段寒がりでクーラーに当たると関節がいたい~~などと喚いておりましたが

クーラーのしたで仕事のできる至福というものに

遅まきながら気がつきました。

今年からクーラーの掃除は念入りにと鳥頭に誓いたいです(笑)


ということで崎谷さんの人気シリーズである「しなやかシリーズ慈英×臣」も

もうこれで五作目になりました。

四作目がいろいろ同人誌から引っ張り出してきた作品集でしたので

その分エロというか、やたら「あ・い・う・え・お」の舌足らずな音声文が多かったのですが

今回は慈英の記憶喪失と絵画の盗難という事件をからませておりましたし

村の駐在さんらしい事件もからんでおりますので

いつもよりエロは薄めですが

せつない崎谷さんが50%増量されております(笑)



ある事件をきっかけに記憶を失う慈英

家族よりも濃厚な関係であるはずの臣は対外的には単なる友人ですので

けがをして入院しているということを知るのに一晩かかってしまう。

意識がもどった慈英はなぜだか臣に関する記憶だけ失い

ひどく冷たい容赦のない言動と態度をとってくる。

むちゃくちゃな出来事で始まった恋ではあるけれど、

愛し愛される至福を与えてくれた男である慈英の

そういった態度はひどく臣を傷つけるものであったのです。

記憶を失い、謎の頭痛や失神発作を心配した臣が決断したことは

慈英との別れでした・・・・

失ってしうことに怯えて不安でいつも突き放そうとがんばっていた臣だったのですが

慈英のあふれんばかりの愛情に支えられ、

守られることによって誰よりも幸福な時間を得ていた彼にとって

臣の存在がかけらもない慈英とはこれから一緒に生きて行くことはできない存在なのです。

これからもう一度あの出会いと時間を繰り返せれるかと気持ちに問えば

「否」と決心し、七年間の想い出があるから大丈夫と慈英に別れを告げるシーンは

ちょっとせつないです・・・・・


最後の10Pで記憶が完全に戻ってきて

あれだけ避けてきた養子縁組を臣のほうから提案してきます。

BLはやっぱりハッピーエンドでというセオリーがいいです。


今回のこのお話は第四作目の「やすらかな夜のための寓話」にでていた

「ネオテニー〈幼形成熟〉」が深く絡んでおりますし

慈英の従兄である照映とその友人であり仕事仲間である久遠も絡んでおりますので

インクルージョン」も読んでいたほうが分かりやすいかなと思います。

冬の長野の寒さと、たった一つの恋に別れを告げる切なさを堪能なされたい方

いかがでしょうか?



コメントレスです♪

lisaさん
お見舞いのお言葉ありがとうございます~
今日クーラーがやっと治ったのでちょっと元気が戻ってきました
秋はあたしもまだ休暇が取れるかどうかちょっと分からないのですが
もし取れるようならご連絡させていただきますねー
ぜひぜひお茶会などできたらいいなーと思っておりますので
よろしくご覚悟なさってくださいね(笑)
コメントありがとうございました!

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インヴィジブルリスク 3 (崎谷 はるひ)


インヴィジブルリスク 3 (ダリア文庫) [文庫]
崎谷 はるひ (著)
鈴倉 温 (イラスト)
 



(あらすじ)


ミュージシャンとして売れ始めていた杉本智里と汐野真里は、コーポ春楡を引っ越すことを提案されていた。だが春楡に愛着を感じている汐野は、引っ越しを前向きに考えられない。そんなとき、マネージャーの今瀬に二人の関係がバレてしまい、別々で暮らすことを迫られる。動じず受け入れる杉本の態度に汐野は動揺するが…。書き下ろし番外編を収録し、INVISIBLEシリーズ堂々の完結。

一巻でふたりは出会い

二巻では愛に気が付き、お互い錯綜しながらも愛を深めていきます。

そして三巻

不惑と言われる年齢となった彼らの成長物語とでもいいましょうか・・・

後日発売された同人誌をまとめられたものなので、

一巻・二巻のようにお話として読むより、

サブのお話というか、後日談を楽しむ内容になっています。



ふたりが出会うきっかけとなった中嶋の脱退は数行の説明で終わりがついており

杉本が過去ともにバンドを組んでいて、

今は有名企業に就職していた今瀬は杉本のマネージメントする人がいないという一言で

会社をやめ、彼らのマネージメント業務にいそしんでいる。

そして、ふとしたことがきっかけとなり今瀬に二人の関係が知られることになり

別々のマンションに住むことになるのだけどれど

連絡先はいつも一か所でいいというありよう・・・

まぁエッチするときに便利になっただけというオチでした(笑)

多かれ少なかれの様々な出来事も彼らの間の障害になることはなく

ふたりのなかはどんどん深まっていきます。

仲良きことは美しきかな・・・という一冊でした。


今回時に気に行ったのは杉本の前のバンドの遊佐の存在がよかったです。

杉本とは異なる音楽センスを持ち

確固たる自分が確立されている青年もいい感じに年齢を重ねていき

また杉本とも活動をしていくこともあるようです。

遊佐の語る言葉の重い感じは、遊佐自身の背景もあるんでしょうが

なんとなく気になる存在であり

杉本とも、よりよい音楽を作るための同士のような存在となっており

汐野が焼きもちを焼くに至っています。

杉本を主人公にしてお話を作ってほしいなーと思います。


拍手[1回]

やさしい傷跡(崎谷 はるひ)


やさしい傷跡 (幻冬舎ルチル文庫) (文庫)
 崎谷 はるひ (著)
石原 理 (イラスト)
 


 

(あらすじ)

車のエンストで途方に暮れていた童話作家・槇原宙彦は、貧血を起こし倒れそうになったところを、宇多田志朗に助けられる。中古車のディーラーだという志朗は宙彦を自宅へ送り届け、以来、なにかと宙彦の面倒を見てくれる。過去の事故により、人との関わりを避けてきた宙彦だったが、年下の志朗に惹かれ始め…。初期作品、待望の文庫化。
書きおろしも改稿もほとんどない初期の作品の雰囲気のままです。

これが初めて崎谷作品に触れたきっかけですし

石原さんの挿絵に魅かれて購入・・・

いったい何冊同じ本を持っていれば気が済むんだと問われたら

「コレクターなんで(苦笑)」と返すしかないと思う今日この頃(笑)



過去両親をなくすほどの大事故にあい傷ついた子どもを守るものはほとんどなく

どこか自分に優しくなれない社会に心を閉ざしたまま生きてきた青年宙彦

童話作家である彼はある日おんぼろ車をエンストさせて途方にくれていた時

中古車のディーラーだという志朗に助けられる。

そのことがきっかけとなって親しくなっていく二人

志朗もまたバイクのツーリングを楽しんでいたときに友人を事故で失い

友人の両親から罵倒され

その町にいることができなくなったという過去を持っている。

傷付いた者同士ではないと分からない孤独と焦燥感は

二人がともに過ごす優しい時間で癒されていく。



消えない傷はないのだけれど

傷の痛みと重さはどこか人間にとって重い荷物であることは変わりがなくって

こんなふうに優しい人と優しい時間を過ごすことによって

癒されていく物語を読むとほっとするのです。




コメントレスです♪

ゆうみさん
やはり師匠は買われていたんですね。
一穂さんの新作は読みごたえがありましたよねー
栫はもう・・なんといっていいか栫のまんまでしたね。
大人でちょっと皮肉屋さんで、でも可愛いとこもあって
腹黒で(笑)
お互いに傷をいやし合うことのできる人と出会える幸運を大切にしてもらいたいです。

>早く書き下ろしついて文庫にならないかなと希望
おなじくです~
甘い書きおろしがついていたらと希望です

これはほんとうに読みごたえありましたね!
また良い雑誌があったらご指導よろしくお願いいたします<(_ _)>


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INVISIBLE RISK〈2〉 (崎谷 はるひ)

INVISIBLE RISK〈2〉 (ダリア文庫) [文庫]
崎谷 はるひ (著)
鈴倉 温 (イラスト)





(あらすじ)

汐野が消えてしまうという不吉な夢で目覚めた杉本。しかし夢は現実で、汐野がいなくなって一週間が過ぎた。雲のようにどこかへ行ってしまう自由な汐野。戻ってくると信じつつも、杉本は次第に心身のバランスを崩してしまう。高熱に見舞われ帰宅すると、そこには汐野の姿があり…。シリーズ第2弾!スィートルームでの甘い夜を描いた『WATER FLOWER』も同時収録。




イラストの215頁と227頁の挿絵が入れ替わっているそうです。

脳内変換したらいいと思いながらも

やっぱり違和感を感じてしまいます。

特にエロシーンだからかも(笑)

まぁそれはともかくダリア編集部によればメール便で送れば

一ヶ月後に交換してくれるそうです。

もちろん送料も切手で返還されるそうなので気になる方はこちらをそうぞー ←★★


ということで感想です。

同じバンドのメンバーが脱退するということを事前に知らされていた杉本ですが

秘密は時間ともに重くなり

ばれたときの気まずさも大きくなります。

そして、最悪のタイミングで汐野はしることになり怒りにまかせて姿を消してしまいます。

汐野の不在により存在感が大きかったことが

「すきなんだメンバーにとって傷になり傷みになります。

とくに汐野と生活を共にし、同じ時間と場所を共有しながら恋してきた杉本にとって

汐野の不在による喪失感は大きいのです。

心の寒さのせいか、身体の弱りのせいか杉本は風邪をひき熱をだしてしまいます。

倒れるように寝込んでいた杉本のもとに汐野が帰ってきます。

荷物を取りに来ただけ・・なんて汐野は言い放ちまた消えようとする汐野

一瞬は汐野のために姿を消してもいいと思っていた杉本が必死になって立ち上がり

汐野を引き止めようとします。

そうしてようやく汐野にむかって「好きだ」と杉本は告白するのです。



まぁバンド内のいざこざが原因で消えたというより

杉本との関係性があいまいな部分にいら立って消えた部分が大きかったので

杉本が告白することにより

関係が安定したら・・どうでもいいお話だったのかもしれません・・

しかもー

汐野が隠れていたという場所は二人の住んでいたアパートの管理人さん宅なので

杉本が仕事にでていったら荷物を取りに行ってたりしていたそうです。

真剣に探しているのなら・・・

足もともきちんと確認しましょうということでしょうか?

犬も食わないものでここまでいろいろあったら周囲はたまったものじゃないですよね(笑)

そして無事にあんなことやこんなことも、夜の生活も無事に一歩前進し

これからも起こりうるいろいろなリスクに二人でがんばっていく・・・

というところで2巻は終わっておりました。



が!!

書きおろしというか、同人誌掲載作が載っているのですが

こちらはすでにプロとして杉本と汐野が活躍している部分から始めまり

ホテル側の手違いでホテルもお部屋もグレードアップした部屋で

初めて挿入だけにより快感を感じる汐野が描かれているんですが・・・

ということは

三巻は、そこまでまとまっている二人がまたいろいろあるということでしょうか???


三巻に期待!!ということですね。




コメントレスです♪

ゆうみさん

お兄ちゃんの色悪のイラストにやられてくれてうれしいです
立ち読みでもいいのでイラスト堪能してくださいね~
なかなかいいですよー(笑)


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Lianha
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女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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