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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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密愛契約 (藤森 ちひろ)

密愛契約 (ガッシュ文庫) [文庫]
藤森 ちひろ (著)
梨 とりこ (イラスト)




(あらすじ)


「自分に値段をつけたことがあるか?」あまりにも優雅で官能的な微笑だった。肉食獣を彷彿とさせる男の色気に、裕紀は凍りついた―。有名レストランで副支配人を務める瀬川裕紀は、独立を考えていた。資金集めに苦労する裕紀に、ある客が声をかける。高級クラブを営む実業家神矢が開業に必要な資金を出すと申し出たのだ。闇に繋がると噂に聞くが、以前から目をかけてくれた上客だ。能力を買ってくれたと純粋に喜ぶ裕紀。だが、神矢は代償として、ひとつ条件を出す。―裕紀が「愛人」になることを…。


あらすじと挿絵さんで購入した一冊

おはなしは王道のテンプレどおりと言いましょうか

ひねりも何もなく一直線に進んでいきます。

読みやすく不安も切なさもなにもないのです・・・

愛人になることを強要するくらいのふたりになにがあったのか・・・

というねちっこさがほしいと思いました。

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ささやかな幸せ (藤森 ちひろ )

ささやかな幸せ (ビーボーイノベルズ) (単行本)
藤森 ちひろ (著)
町屋 はとこ (イラスト)
 
(内容)

最初は、ほんの出来心だった―。アートディレクターの瑛司は、老舗会社から依頼を受ける。そこで出会った御曹司の雅之は何事にも控えめだが、瑛司への熱い想いを眼差しに乗せ、伝えてくる。同情か、好奇心―あるいは、欲望か。その想いにつけ込み、躰だけの関係を結ぶ瑛司は、ベッドでは淫らな雅之との情事に溺れ始める。しかし傲慢な自分に対する罰なのか、雅之の切り出した言葉に…。一生に一度の思い出なんて、俺はいらない―。

ぶっちゃけ町屋さんの挿絵目的で買ったんですけど

思いがけなくよかったです。

今回ビーボーイは西江さんの「高校教師」といい、榎田さんの「はつ恋」」といい、

いい作品がそろっていたがために注目から外れているのが残念なような気がします。



これからクライアインとを訪ねるために急いでいた瑛司は表参道で道を尋ねられた。

不機嫌さを露わにしたまま瑛司がみたものはあまり年齢の変わりない野暮ったい眼鏡をかけていた。

上等な仕立てのスーツ、ネクタイ

悪くない顔立ちはメガネで覆われていたが整ったパーツがバランスよく収まっていた。

わかりにくい店を探していた彼のためにわざわざ追いかけて説明する瑛司

それだけでもう出会うことはないはずだったのだけど

ある日、老舗の文具店の御曹司とアートディレクターとして出会うことになる。

仕事で付き合ううちに雅之が常に控え目にけれど熱い視線で自分を見ていることに気が付き

それが同情か、好奇心か、はたまた欲望なのか判断がつかないまま

雅之の想いにつけこんで身体だけの関係を結ぶ。

そのはかない関係ですら雅之にとって思いがけない幸運と感じていて

それだけでいい

一生に一度だけの思い出にできればと考えていたのです・・・

瑛司が傲慢にも雅之は自分だけのものと思い込み始めていたそのとき

雅之から思いがけない言葉を告げられます。

「お見合いをすることになったんです」と

そう言われた時に初めて瑛司は遊ぶつもりでいた雅之に遊ばれていて

そのことに喪失感を覚えていた・・・

一生の一度の思い出に使われたことに対する憤り

雅之に対して自分の気持ちを伝えるのです・・・


大人なんだけど、はじめての恋に右往左往しながらあがいているのですけど

雅之の控え目で切ない想いがよかったです。

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夜より深く(藤森 ちひろ )



夜より深く (SHY NOVELS 201) (新書)
藤森 ちひろ (著), 蓮川 愛 (イラスト)

商品の詳細

新書: 249ページ
出版社: 大洋図書 (2008/1/30)
発売日: 2008/1/30

(あらすじ)

「君が隠しているものをすべて、見せてごらん」
母を事故で失い、ジュエリーショップを引き継いだ水本愁一の前に一人の男が現れる。
それは、以前母の葬式の場に居合わせ、愁一に冷ややかな視線を向けてきた男だった。
遠山紘貴と名乗るその男は、ある指輪を探してほしいと愁一に依頼する。
・・・果たしてこれは偶然の出会いなのか。
だが、愁一の本能が告げていた。
この男は危険だ、と。
やがて愁一は遠山の手によって自分の裡に潜んでいた欲望を知ることになり!?


 王子様は母親にかけられた呪いのために、人を愛することも愛されることも知らないまま

自分で作った鉄壁の城塞に閉じ込められています

それを助けに来たと言うか、見学にきた王子様に身も心も翻弄されたまま

愛される喜びを知っていくお話でした(笑)


 自分のことと、奔放な恋愛で一杯だった愁一の母茉莉子は

男と身体で戯れているところを息子に見られても、不敵な笑顔で答えれる

女性でした

そういうトラウマと、祖父により「母のようになるな」という教育で

愁一は恋愛関係を持つとか肉体関係を楽しむとか以前に、人と触れ合うことさえ

恐れを持つようになっていました

若くして茉莉子が事故でなくなって、そのジュエリーショップを引き継いだ愁一のまえに

ある男が現れます

遠山紘貴は祖母の家族の間に代代伝わる指輪を探してほしいと愁一に持ちかけてきますが

実は遠山の父は 愁一の母茉莉子と恋をしていて

お互いに将来の約束をし、指輪を交わすほどの中でしたが

遠山の家族の反対により結ばれることがないまま、指輪は茉莉子に託されていたのでした

その指輪を取り返すためにと、茉莉子に父親との関係を壊されたことにうらみを抱いていた

遠山は、愁一を利用しうらみを晴らそうと企てて近づいてきたのでした・・・・・

 篭城し安全な檻の中で孤独と言うことすら知らずにいた愁一にとって

その遠山にされた裏切りも堪えますが

何より、一度愛情と肉体の触れ合いの暖かさを知った身には一人という悲しさが

より辛いものでした・・・・・

母茉莉子のように自棄と諦念により他の男に身を任そうと流されるシーンは

本当に涙ものです・・・




自分のダメ駄目さに気がついた王子様が迎えにきてくれて、指輪を渡してくれて

ハッピーになれます(笑)

作者様があとがきで、モ○プチしか食べないような、プライドの高い子猫を

無理やり手なずける話になってしまいましたと書かれていました(笑)

蓮川さんの絵ともベストマッチングしておりますし


さすがSHY、レベルが高いなと思える本でした




『君がどんなに淫らか、教えてあげよう」

突然、目の前に現れた男ーこの出会いは偶然なのか、それとも罠なのか!?






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愛は獰猛な欲望(藤森 ちひろ )




甘く、獰猛な欲望 (SHYノベルス160) (新書)
藤森 ちひろ (著), 石原 理 (イラスト)

(あらすじ)
「美人だな、あんた、俺の好みの貌だ」
最大野党に所属する政宗泰成は、堂々とした物腰と自信溢れる答弁で若手政治家の中でも際立つ存在であり、恋人にしたい独身政治家NO.1に選ばれた事もある。
だがその実態は・・・・ミルクプリンが大好物で、秘書である嵯峨暁彦に対してセクハラ三昧のだらしない男だ。水と油、政宗のだらしなさに辟易しつつもなぜか憎めない暁彦だったが、ある夜、政宗に強引に抱かれてしまい!?


ツンデレではなく・・・おこちゃま暴君攻め?
初対面で魅かれあったにもかかわらず、男同士のプライドと見栄でなんとなくそのままに流されていった二人でしたが
危うい均衡の中でいたんでしょうねぇ
暁彦が義理でもお見合いをしなくてはならないと思ったとたん
今までの辛抱がぷっつーんと切れてしまい
愛の言葉も告白も無く、体を奪ってしまうのです

おいおい・・・

無理やり体を奪われても、
なんでこういうことをしたんだと聞くことも無く、嫌がらせだ欲望処理だと思い込む暁彦も暁彦ですが

ちょこっと話し合いは無理なんですかと突っ込みをいれたい・・(笑)

個人的に素直に告白できない男のプライドは嫌いでないです

そしてまた、石原さんの挿絵が雰囲気にあっています
男らしい胸筋や背筋の厚みといい硬さを感じさせる絵なのに
何故かストイックな色気を振りまいております(笑)

筋肉と男たちのプライドと政界と言う雰囲気を味わいたい方どうぞ~

   『傲慢な男と冷淡な男。
    ふたりのプライドとプライドがぶつかると・・・・!?』





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ふしだらな微熱(藤森 ちひろ )




ふしだらな微熱 (単行本)
藤森 ちひろ (著)
紺野けい子 (イラスト)

商品の詳細

単行本: 252ページ
出版社: リブレ出版 (2007/02)

(あらすじ)
躰の奥深くまで整復されて恍惚感に喘ぐ・・・・
親友に失恋した夜、堅物編集の聡は、野性的な色気に満ちた行きずりの男・マサヤと寝てしまう。誰の鼓動も感じたことがなかった内奥は、余すとこなく探られ、与えられる天やかな暑さに蕩けていく。ただ、彼の唇の感触はしらないまま・・・・・。
一夜限りの遊び。躰に潜むふしだらな熱に気づかぬ振りで割り切ろうとした聡だったが、取材先でマサヤと再会してしまい!?
全部奪われる。


正直にいいます・・・
紺野さんの絵の挿絵買いです(笑)

でも、買って損はなかったと思わせる一冊です

長年恋をしていた親友の結婚話にショックをうけ、一生に一度くらいはめをはずしてもいいんじゃないかと、行きずりの男の誘い文句にふらふらと彷徨い、とびっきりの快感を得てしまう聡

エロいです・・・
どこまでもエロエロに体を開かれ丹念に開発され尽くしていきます
肌の触れ合いすら経験したことの無い聡にとっては苦痛に近く感じるような快感でしたが
それによって、親友への片恋に踏ん切りもいつのまにかついていってしまったようです・・

一晩限りそう思っていたマサヤと再び出会いくどかれ、交際が始まっていくのです

愛される幸福に浸りながらも
この幸福が長続きしないと怯える聡の乙女のせつな系の心が揺れます(笑)

遠い昔の乙女ですがと補足しておきましょう・・・




「最初の日、なんでキスしなかったと思う?」

わからないと、と聡は首を振った。

「いつか俺のこと好きになってくれるまで、キスはしないって決めてたんだ。」



口説かれてみたい・・・(笑)

続編はさらに濃密で切ないです~


『滴る欲望と。その肌の感触しか、知らない。』

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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