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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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花嫁は十七歳 ハネムーンは豪華客船で(若月京子)

花嫁は十七歳 ハネムーンは豪華客船で(プリズム文庫) (文庫)
若月京子 (著)
椎名ミドリ (イラスト)
   




(あらすじ)

女子高生で新妻の桜子の正体は──実は男! 母親の陰謀によって、女の子として生活しているのだ。高校最後の夏休み、夫の和彦とともに豪華客船でのハネムーンに出かけた桜子は、ヨーロッパの小国の王子であるアルフレッドに出会う。見るからに『ヤマトナデシコ』な桜子だけに、人妻でありながらも王子のターゲットになってしまい? シリーズ第3弾v



「花嫁は十七歳」シリーズもはや三冊目・・・

はっきりいってこのシリーズがここまで引っ張るとは思わなかったです(笑)

花嫁は十七歳

花嫁は十七歳 スキャンダルは華やかに

以前の感想でも書きましたが

ツッコミどころは満載なのですが

登場人物は悩んでいるようで、それでいて悩みはどこかお気楽・極楽です。

お笑いBLとしていい味が出ているとは思いますが

三冊は長すぎたというか

人気が出たために、お話を水増しして出している感が強いせいか

お話自体は単調です。


でも、お笑いBLを楽しみたいというか、

非常にきもちとかからだが疲れているときとか、

細切れの時間しか取れない時なんかはすごくありがたい読み物です。



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花嫁は十七歳 スキャンダルは華やかに (若月京子)




花嫁は十七歳 スキャンダルは華やかに (プリズム文庫) (文庫)
若月京子 (著)
椎名ミドリ (イラスト)

(内容)
男に生まれたのに女の子として育てられた桜子は、女子校に通う十七歳。そして、人妻でもあった。母親の親友の息子・和彦と結婚した桜子の新婚生活は、想像以上に気楽なものとなった。つねに女の子としての態度を強いられていた実家での生活より、ずっと自由でいられるのだ。そんな心身ともに幸せな新妻・桜子の前に、和彦の過去の女が現れて──!? シリーズ第2弾!





前作もとんでもない内容で笑わさせていただいたのですが

今回も十分楽しく読ませていただきました

男の子に生まれながら、母によって「女の子」と出生届を出された

桜子の不幸w?というか、人生のドタバタはどこまでも続いていくようです(笑)



和彦の過去の女性のとんでもない思い違いと嫉妬によって

誘拐されたというか、拉致監禁され、鞭打たれる目にあいますが

その時も桜子の脳裏には男とばれないことが最重要課題であったようです

でもまぁなにがあっても夫婦仲がおよろしいようで

夫婦という小さな単位で幸福を感じることができてよかったのかなとか

なんか自分がどんどん社会の規範から遠ざかっていっているようです(笑)

二人の出会いと結婚が母親たちのよってかなり前から仕組まれていたようですし

二人が生活しながら幸せでいられるように家族も心砕いてくれているようですし

まぁこれもなかなかいい幸せということで(笑)


若月さんはこの作品を楽しんで書いているんだなあという感じで

筆が軽快でリズミカルで読んでいるあたしまで楽しかった作品です

秋のJ庭で発売された同人誌ではふたりの結婚式によって

起きたさまざまな世間の波紋が書かれていてこれも合わせて読んでいったら楽しいかもですと勧めてみる(笑)








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恋は不埒に(若月京子)

恋は不埒に
プラチナ文庫
若月京子/著
出版社名 プランタン出版 (ISBN:978-4-8296-2403-6)
発行年月 2008年08月




本の内容

「かなりぽややん」な冴は、母親の再婚で素晴らしく優秀な弟が、突然二人もできてしまった。特に上の恍司は、人見知りな冴のフォローをしてくれて、冴より大人っぽくてお兄さんみたい。でも毎夜、ベッドに潜り込んでくる。寝ぼける冴を巧みにまさぐり、イイ声で啼かせても、最後まではしない。訳を尋ねても、はぐらかして更に肌を撫でてくる恍司に戸惑うが、傷つけようとはしないし、嫌ってほどじゃない。それどころか傍若無人な指先が、臆病な冴の心の何かをこじ開け始めて…。




本当にこんなにぽややんとしてて人生とか苦難に乗り越えられるのでしょうか???

うーん

でもまぁBLコメディらしいと言えばそうかも

強気でバイタリティのある母親に毎日がおされぎみで

あんまり深く考えることなく生きてきた冴です

母の再婚によってできた弟二人のほうが高校生と小学生とはいえ

冴よりよっぽど大人です

まぁ大人すぎているせいか、冴のぽややん~とした雰囲気が和みののように感じるのでしょうが

毎日毎日ベットに潜り込んでくる高校生の恍司によって

肉体まで開発されていきます

最後は母親どころか新しく父親となった人にも理解と許しを得

大円満におさまるのです

まぁ深く考えずにBLロマンスを楽しみたいというときは

こういうかわエロいお話は楽しいです


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花嫁は十七歳(若月京子)



花嫁は十七歳 (プリズム文庫 wk- 5)
若月京子 (著)
椎名ミドリ (イラスト)


商品の詳細

文庫: 242ページ
出版社: オークラ出版 (2007/10/23)
発売日: 2007/10/23



内容紹介
五人兄弟の末っ子として生まれた桜子は、女子校に通う十七歳。だけど、彼女の正体は──男だった! 娘が欲しかった母親によって女の子として育てられてきた桜子だが、母親の暴挙はそれだけにとどまらなかった。なんと、ウエディングドレス姿を見たいがために、自分の親友の息子と桜子を結婚させることに!! 偽女子高生・桜子の新妻生活?!



明るく楽しい悩みなしと三拍子そろっています(笑)

母親に女として出生届をだされ、女の子として生きることを強要され
あまつさえ結婚することすら強要?脅迫されてしまいます
でも、そんなの関係ねぇというか
たいしたことではないような気にすらなります

イラスト効果もあると思うのですが、繊細で華奢な桜子があんまり奇麗なので、いいんじゃないかな~と思わせる効果もあるようです

よーく考えたら突っ込みどころ満載で
男と生まれたからには母親が怖いという時期もすぎてもいいんじゃないかぁとか
反抗して男として生きてみてもいいんじゃないかぁとか
色々思うことがありますが、ほんまにもういいやと思わせてしまう雰囲気があるようです

 同じく母親に反抗できない小説家の三男坊もいい男です
(マザコンだとか、そういう突っ込みはなしでw)

友人から共犯者となり、やがて夫婦として変化していきますが
この変化の過程がまた楽しいです


コレを読んで思うことはただひとつ・・・




恐るべし・・・・・お笑いBL(笑)



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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
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水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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