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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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金銀花の杜の巫女  ( 水原 とほる)

金銀花の杜の巫女 (ディアプラス文庫) [文庫]
水原 とほる (著), 葛西 リカコ (イラスト)

金銀花の杜の巫女 (ディアプラス文庫)



(内容)

この体を愛欲の海で淫らに溺れさせて──

顔に火傷痕がある幹(みき)は、神の言葉を授かる古い巫女一族の末裔。
だが能力は僅かしかなく、巫女は幹よりもずっと美しく力を持つ双子の弟・咲(さき)が継いでいた。
そんなある日祖母から、もうすぐ男が幹に会いにやってくると預言される。
その言葉通り議員秘書の田之倉(たのくら)が神託を受けに現れた。
傷痕など気にもせず幹を美しいと言う優しい彼に惹かれていく幹。
けれど咲もまた田之倉に心を奪われて……!?

因縁を持つ二人が出会った時、運命の恋がはじまる。




水原さんにしては珍しい?現代ものでありながらファンタジー&ミステリー要素の強い

お話でした。

世界観が特殊なためその説明に多くが割かれていたため

ちょっと愛の部分がものたりなかった感じがありますが

この世界観を理解できた方にはすごく魅力的なお話となっていると思います。

個人的には文庫ではなく、新書で二段組で過去の因縁とかもきちんと書き込んだお話が

読みたかったと思います。


葛西 リカコさんの繊細な挿絵嫌いではないのですが

受けさんを書かれるとほんときれいないですけど

攻めさんがちょっと線が細すぎてギスギスした感じになっているのが

ちょっと気になります。

挿絵って重要なファクターなんですよね・・・




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仕立て屋の恋  (水原 とほる) 

 仕立て屋の恋 (ディアプラス文庫) [文庫]

水原 とほる (著), あじみね 朔生 (イラスト) 

仕立て屋の恋 (ディアプラス文庫)



(内容)

世界中に顧客を持つ美貌のテーラー・清見(きよみ)の新しい客は海運会社の御曹司・恭介(きょうすけ)。 
初めてスーツを作る恭介の物慣れない姿に、兄のような気持ちを抱く清見だったが、 
やがて彼の一途な情熱に惹かれ、想いは恋へと変わっていた。 
けれど一介の仕立て屋でしかない清見と大企業の跡継ぎである恭介では身分が違いすぎる。 
あやまちだと知りつつ、求められるまま一夜を過ごしてしまった清見は、
潔く身を引く決意をするのだけれど……!?

大企業の御曹司×美貌のテーラーの身分違いの恋!!




水原さんでデイアプラス?!という違和感を持たれたのはあたしだけではないと思います(笑)


でも世界中に顧客を持つ美貌のテイラーが

初めは会社を次ぐつもりもなかった、ちょっと気持ちが甘いところのある御曹司を

そのスーツの似合う男に仕立てていく・・

という静かな初恋の物語かなぁ・・と思っていたら

ちょっと後半で仕事関係で御曹司を助けるためにより大きな力を持つ男によって

晒し者にされたり・・犯されたりと・・という水原さんらしい怒涛の展開が(笑)

正直言って初恋物語というか、

御曹司を好みの男に仕立てあげていくというお話だけでも良かった気がするのですが・・

ここのところがあるから

御曹司が企業戦士として一皮向けていくところがリアルに見えて

これからを期待できそうでよかったのかな・・




ちょっと昔読んだこの漫画と設定が似ていたかなという・・




饒舌な試着室 新装版 (ビーズラビーコミックス)




これも父に連れられ高級老舗テーラーを訪れた攻めが 

そこで出会った年上美人の店長、仕事はできるのですがとんでもないビッチの男好き

その店長にいい男に育て上げられていく過程が好きです(笑)


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二本の赤い糸(水原とほる )

二本の赤い糸 (キャラ文庫) [文庫]
水原とほる (著), 金ひかる (イラスト)


二本の赤い糸 (キャラ文庫)




(あらすじ)

平凡な会社員の一実には、人に言えない秘密がある。それは、同性の友人二人に、高校時代から抱かれ続けているということ――。相手は、大学で研究を続ける英章と、大企業の御曹司・克彦だ。二人とは違い凡庸な一実は、求められるまま、二人に交互に抱かれる淫らな日々を送ってきた。けれど、微妙な均衡を保つ三人の関係に、やがて終わりの時が迫り…!?


雑誌で読んでけっこうお気に入りだった作品

このたびの文庫化について・・

三人のそれからそれから・・があるかなーと期待していたのですが

残念ながら加筆修正で一冊でした。

加筆してあるぶん三人の感情がより丁寧に書かれていて

雑誌で読む分よりはわかりやすかった印象があります。


高校生の同級生同士三人の恋模様です。

大学で研究を続ける英章と大企業の御曹司・克彦

二人との関係は無理やりな強姦から始まりいつかは終わる関係と思っていたのに

三人関係は変わることなく10年の月日が立ち・・・


ようはふたりのイケメンにベタ惚れされて流されている魔性の受けのお話です(笑)

ふたりの関係の中で流されるようでいて、まったく流されていない

それでいて二人の心の隙間を埋めてくれるという稀有な存在です。

平凡な会社員の一実(受け)は人には言えない過去があるため

ふたりにもいつかは手を離され孤独になることを予測して怯えています。

イケメンふたりは自分ではない相手の方がもしかしたら一実が好きかもと疑心暗鬼でいます。

そしてそんな危ういバランスに耐えれなくなったふたりのイケメンから

どちらかを選べと言われるのですが・・・


まぁこの三人ならこの結果が一番幸福なのかもと思いますが

後日談のラブラブ・・ちょっと波乱が欲しかったような気がします(笑)

糸に絡まったまま幸福な三人の関係を楽しみたい方いかがでしょうか?





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春の泥 (水原とほる)

春の泥 (キャラ文庫) (文庫)
 水原とほる (著)
宮本佳野 (イラスト)

(内容)
 
医大志望で将来を嘱望される弟と、受験に失敗して以来くすぶり続ける自分。両親不在の春休み、大学生の和貴は、窮屈な家を出て自立する計画を立てていた。けれどその夜、二歳下の弟・朋貴に監禁され犯されてしまう!この飢えた獣の目をした男が弟…!?「ずっと兄貴だけが欲しかった」優等生の仮面を剥いだ弟の、狂気の愛に絡め取られるとき―住み慣れた家が妄執の檻に変わる。


ひさびさに水原さんらしい本を読んだという気持ちです。

近親相姦の兄弟ものですので

好き嫌い以前に嫌悪感を感じられて苦手に思う方もいらっしゃるかもしれませんが

あたしてきには許せれるお話でした。



妄執に近い愛情を家族という囲いの中で必死に守ってきた弟が

その愛情に気がつかないまま、家庭とか弟自身から逃げようとする気配を感じ

それまで必死に守ってきた理性とか自制心をぶち壊してしまい

ただただ兄に自分の気持ちをぶつけていくお話です。

その気持ちの伝え方に監禁とか、暴力・強姦がセットになってしまうのは

常識的には許しちゃいけないんでしょうが

弟のそれほどまでの想いに気がつかない

兄の無関心さにも罪はあったような気がします。


後半は弟の想いに気がついて遅ればせながら自分も弟を愛していることに気が付きますが

親という存在を抜きにしても

近親相姦という罪になかなか身を浸せきれません。

弟の何年もかけた気持ちに追いつけないことはあたりまえなんでしょうが

腹をくくりきってただひたすらに兄を思う気持ちにすら苛立って弟を拒否してしまいます。

一週間放置したあと、

自分が残した服を抱きしめてただひたすら閉じこもっていた弟をみつけて

ようやく弟ともに生きていく決心をつけるのでした。



どちらかというと常識人である兄なんでしょうが、

自分の心を壊してでも、欲しいと思いを募らせて兄に気持ちをぶつけていく弟くんのほうが

なんか心魅かれてしまいました。

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愛の奴隷 (水原とほる)



愛の奴隷 (ガッシュ文庫) (文庫)
水原 とほる (著)
水名瀬雅良(イラスト)

(内容)

宏樹は久坂彰信が好きだ。もういつからかは分からない。彰信は久坂組四代目組長の長男だが、家を継ぐ気はないと言い普通の会社員をしている。無口で無愛想だが、足の不自由な宏樹が通うリハビリセンターの送迎もずっとしてくれている。そして週に数回、宏樹を抱く。友人でもないましてや恋人とも言えない関係を続けて十年以上。彰信の気持ちは見えないけれどこのまま続けばいいと思っていた。しかしある日、予期せぬ久坂組の跡目抗争に巻き込まれて…。



痛みがなく、すんなりと読める水原さんでした。

というか、痛みに対して耐性ができたせいで普通よりは痛みがあっても

気がつかない自分になっているのかもしれませんが・・・・(笑)



幼い時の小児麻痺発症し、

後遺症で右足に障害をもつために友達に苛められることもあり

学校生活に無理を感じていた宏樹。

同じように親の職業がヤクザということで周囲から浮いている存在だった

久坂彰信との出会いにより大きく変わっていく。

親の職業を継ぐことはないといいきって、まっとうな職業に彰信はつき

宏樹もそれなりの仕事についている。

ふたりは密やかに穏やかに生活し肉体関係を続けている。

傍から見ればまったくもって恋人同士のような関係なのだけど

宏樹も彰信もお互いが友人でもないましてや恋人とも言えないと思いこんでいる。

言葉が足りない?

それともお互いがお互いの愛の奴隷と認めれていない・・?


痛みがない分さらりと読めてしまいいまいち印象が薄い感じではなかったかと思われます。




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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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