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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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僕らの愛のカタチ  (小川 いら)

僕らの愛のカタチ (幻冬舎ルチル文庫) [文庫]
小川 いら (著), 山本 小鉄子 (イラスト)

僕らの愛のカタチ (幻冬舎ルチル文庫)



(内容)

今年で33歳になる英語教師・三上純也は現在フリー。
だけど在外ジャーナリストで大学時代からの付き合いの高畠晃とは、
帰国すると真っ先に純也の家に来て宿泊、そしてHをする仲だった。
純也にとって晃は初めての男でずっと好きな人だったが、
お互いの気持ちを確かめたことはない。
将来の見えないこの関係のままでいいのか、不安に思う純也だけど…。




最近本屋さんに行くことがめっきり少なくなりました。

というわけで、あらすじで購入を決めて買うことが多いのです。

お話の前半はまさにこのあらすじ通りの展開ですが

後半は、こうくるか。。。と思う展開でした。

う~~ん


前半のお話のテンションが切なさ全開

恋に迷う男の子たちが可愛かったです。

18で知り合って、恋+友情+肉体関係みたいな関係を保ってきたふたり

海外で活躍するジャーナリストである高畠晃

初めての男で初恋の男で、ずっとずっと好きだった男

けれど彼と自分の関係に明確な形も愛の言葉もなく・・

危険と隣り合わせの男との関係にすこし疲れも感じ始めてきたところに

ある事件がおきて

この恋は捨ててしまうと決心するのです。


後半二組のレズカップルと赤ちゃんと両親が関わってきたあたりから

切なさは程遠くなっていっております。

夫婦であることを選んだ二人の絆が赤ちゃんであることは悪くないことなのですが

唐突感がありすぎと

前半のお話の流れとはちょっと違いすぎていて

ついていけない感覚が・・・

挿絵もあらすじもばっきり好みであったぶんちょっと残念な感じがいたしました。


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蜜猟区   (今城 けい )

蜜猟区 (花丸文庫BLACK) [文庫] 今城 けい (著), 小路 龍流 (イラスト)  


蜜猟区 (花丸文庫BLACK)




(内容)

従兄弟同士であり、似通った生い立ちから、完璧にユニゾンした心を持つ斎藤玖音と斎藤亜門。
二人にとって親愛や道徳などは一顧だにする価値もなく、
他人に求めるものは利便性のみだった
―15歳の夏までは。避暑地で出会った同い年の少年、稲葉広海。
彼は年相応に幼く単純だったが、二人の特異な昏さを少しも厭わず、ごく自然に『好意』を示した。
生まれて初めて、人らしい感情と、強烈な所有欲を覚えた二人は…。
正気を奪う乗算の快楽。暗示めいた狂愛の囁き。
―周到な捕食計画。梟悪な執着に搦め捕られる、サイコパシック・ロマンス!





これも3P萌えの時にあらすじで購入してしまった一冊です・・・

初めて読む作家さんのせいでしょうか・・

それともあたしが3Pにちょっと目が超えてきたせいでしょうか(笑)?

思ったよりは萌えが少なかった一冊です。


初めて出会ったのは15歳の夏

複雑な家庭環境のなかで整った要望とか恵まれた体格のせいか

それとももともと持っている遺伝子のせいか・・

ちょっとヒネて育った男のいとこ同士が

田舎育ちの純朴というか・・純粋な少年に惹かれて強烈な所有欲に駆られるのですが

その子を閉じ込めるめて自分たちの世界に引きこむことは無理と諦めて

その場所から去っていってしまうのです。

そして再開した二人はその男の子をほんとうに自分たちのものにするために

監禁して肉体も心も閉じ込めて自分たちのものにするのですが

ほんとうに心から自分たちのものになってもらうために

ある芝居をして・・

というある意味3Pの王道の話なのですが・・・

なんというかお話にその子でなければという必然性が薄いような気がして

いま一歩だった感がありました・・


面白い設定でしたが

そういう腹黒さを楽しんだり、

大人顔負けの複雑な心理ゲームを展開したりする攻めの二人が

大学生というのがいまいちだったのかもしれません。

大人の男というか・・

親父スキーのあたしの好みの問題なのかもしれません(笑)


コメントレスです♪

まるさん

「白蜜花嫁」読んでくださったのですね(*´▽`*)
帯は・・すごくエロくて設定もすごくエロイと思うのですが
読み終わった時の感覚が「ギャグ漫画?」というのは何故なんでしょう(笑)?

男の方の乳首から出るもの・・初めは射精なんだから女神様のご威光で精子?
かなと思ったのですが、
楢銀杏(ならいちょう)神社だし・・甘いというので粉ミルク(笑)?

幼馴染のイチャラブですね。
まさにまさに淫靡な設定かと思っていましたがまさにそういうお話ですね(笑)
久我さんの後編よみました^^
あれも早く文庫で描きおろしいっぱい加えていちゃいちゃ餌付けラブ堪能したいですね!

コメントありがとうございました!



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ドクターの恋文 (安曇 ひかる)


ドクターの恋文 (幻冬舎ルチル文庫) [文庫]
安曇 ひかる (著), 山本 小鉄子 (イラスト)

ドクターの恋文 (幻冬舎ルチル文庫)



(あらすじ)

祖父から受け継いだ下町の文具店をひとりで切り盛りする木嶋智秋の本職は、万年筆を修理するペンドクター。
四年近く付き合った恋人から結婚を理由に突然捨てられ、
その傷が癒えぬまま見知らぬ男と一夜を共にするが、
相手はどうも智秋を知っているらしい。
それもそのはず、その男・檜野冬都は、中学生だった智秋の包茎手術を担当した医師で―。
 
挿絵とあらすじに惹かれて購入した一冊ですが 思いがけずおもしろかった~~です(笑)


四年も付き合った恋人から結婚を理由に突然捨てられ

失意のどん底にいた木嶋智秋は見知らぬ男と一夜を共にし疵を癒して

これからも万年筆を修理するペンドクターとしてがんばろうと思っていたのだけど

ある日自分の小さな文房具屋を訪れたその男はこともあろうに

その時一夜の相手だったはずの檜野冬都だった。

長い付き合いであった男でさえ与えてくれなかった肉体の喜びを得て

優しい愛撫に乱れた。

ただ寂しくて人肌が欲しかった智秋でしたので、

もう二度と合うつもりはなかったのですが・・・

その男は近くの開業医でカルテを書くために万年筆を買いに来たのでした。

偶然って・・・こわい(笑)


というのも実はその男は中学生の時に智秋の包茎の手術をした医師なのですー

万年筆の先っぽみたいなちんちんが他人とは違うと気がついて

泌尿器科を受診して手術が必要とすすめられるのですが

元来臆病な智秋は手術室で下半身すっぽんぽんで寝ているのに

急に手術はいやダーーと逃げ出した苦い記憶があるのです・・(笑)

しかも抜糸の時はその医師にふれられてムズムズした記憶まであるのです・・

昔の男が帰ってきて、またやり直したいといってくるのですが

そんな記憶と経験を共有している智秋と檜野ですので

まぁ無事にお互いに恋していることに気がつくお話でした。

万年筆・・ってそういえば最近は使わないですけど、

これを読んでいたら一本くらいは持っていてもいいかなと思えるくらい

万年筆のうんちくが楽しく効果的に書かれておりました。

万年筆の先っぽみたいなちんちんを堪能したい方いかがでしょうか(笑)?

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SIDE BY SIDE ~恋人のポジション (浅見 茉莉)


SIDE BY SIDE ~恋人のポジション (ルナノベルズ) [新書]
浅見 茉莉 (著), 海老原 由里 (イラスト)

SIDE BY SIDE ~恋人のポジション (ルナノベルズ)



(あらすじ)

アパレルメーカーに勤務する椎名は、新人の頃、酔った勢いで同期の黒木とベッドを共にしてしまう。一夜の過ちだと忘れるには、与えられた快楽が深すぎて、それ以来、誘われるまま黒木とセフレ関係を続けていた。初めは恋愛感情の絡まない気楽なポジションに満足していた椎名だったが、有能な黒木の傍で働くうちに、いつしか身体だけではなく、黒木に相応しい存在になりたいと思い始め―。
 


セフレから始まった関係で7年間

はじめは恋愛関係なんか微塵もないtだただ快楽を追求する関係だったはずなのなのに

攻めの黒木の下で働くうちに男としてのプライドもあって

ただ体だけの関係では物足りなくなり

二人で並んで生きていきたいという渇望に気がつくのです。

体だけの関係ということから始まったふたりのせいでしょうか

会話があっても気持ちを交わす会話ではないせいか

なんか終始無駄玉をうっているというか

素直じゃないせいで気持ちがつたわっていないジレジレ感がありました(笑)

ちゃんと会話しろよと横暴で強引で傲慢な攻めの時にいつも思うのですが

これもそのパターンでしたね。

惚れた男の成長を認めるくらいの懐がないといけませんよねーと

つぶやいておきます(笑)

恋と仕事に翻弄されて一生懸命に生きている男たちという話は好きです。


コメントレスです♪

あきりんりんさん
「エブリデイ・マジック ―あまいみず―」は最近の崎谷さんにしては大きな事件も
痛みのある出来事もそう多くありません。
泣き顔に惚れた攻めがどこまでも甘く細やかに甘やかして育てて
好みの可愛い男の子に仕立て上げて美味しくいただかれるお話でした(笑)
でも、あたしのなかでの崎谷さんなので普通に読んだら痛みがあるかも・・・
なんか痛みの基準がどこか腐っているのかもしれません。

和泉さんの新刊は買いましたが、まだ積ん読本です。
心にゆとりがあるときに読む本ですよね!
そして小冊子・・・夏ごろ?夏過ぎ?に2冊発行してからですので
年末締切、となれば来るのは来年の夏かもしれませんね(笑)
気長に待たなきゃいけません・・・
生きていられるかしらと最近よく思います(笑)

くじ無事に買えたのですね。よかったです♪
娘さんに勝てないというか、叱られるのはいつものことなのであたしはスルーで
いくことにしております。
親よりえらくなっていくことは成長ですからと自分を慰めております(笑)
でも無事にC賞手に入れられてよかったですね!
あたしも「鋼の錬金術師」のロイのフィギュアがほしくってアニメイトで大人買いした
記憶があります・・・
娘ももうなにもいいませんでした(笑)
慣れたら恥ずかしくなくなってくるようです。
おたがいの萌のためにがんばりませう~

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リアルリーマンライフ (今城 けい)

リアルリーマンライフ (二見シャレード文庫) [文庫] 今城 けい (著), 金 ひかる (イラスト)

リアルリーマンライフ (二見シャレード文庫)




瀬戸さんは、最後まで俺を抱く気になれませんか?

精密機械製造会社開発部勤務の瀬戸は、営業部のホープ・益原と得意先のクレーム処理に当たることに。ところが担当課長が瀬戸の元恋人と知るや、益原は意外な行動に!?

万代精機株式会社で開発を担当する瀬戸は営業部の同期・益原と得意先のクレーム処理に当たることに。社交的でそつのない営業手腕を持つ益原に、根っから理系人間の瀬戸は苦手意識を感じる。ところが瀬戸が唯一の恋人といえる存在だった充輝と再会し、再び交際を迫られていると知った益原は、なぜか瀬戸を自宅へ強制的に保護し、恋人宣言してしまう。暫定処置と知りつつも、より真実味を出すためにと妻のように世話を焼き、惜しげもなくフェロモン満ち溢れる身体を差し出してくる益原に、瀬戸は挑発されて――。
 
金さんの挿絵とあらすじとリーマンという内容に惹かれて購入した一冊

初めて読む作家さんだったせいか、

攻め?の立場であるはずの瀬戸が 人付き合いがヘたというか

他人の感情の機微にうといせいか

会話がというか文章がうまく流れていかないので

なかなかお話にのめり込むことができなかった。

でも受け?の営業部の同期・益原がちょっと可愛くって?男前で

魅力的でよかった。


文章になぜこうも???のマークが入るのか・・・

というところの具体例を書いていくとまんまネタバレになっていくのだけど

この??具合はみんなに読んでいて欲しいと思おう(笑)


あとがきで作家さん自身も楽しくリーマンが書けたこと

このふたりの続きを書きたくて小冊子を作ったことが書かれてある。

挟んである愛読者カードに必要事項を書き、小冊子希望と書けば送ってくれるらしい。

5月末まで受付けてくれるらしい けど、

手作りのために部数限定・なくなり次第配布終了らしいので

もし読みたいと思う方がいれば早めに送るのがいいかもです。



??が解消されて

リバるか、立場逆転激期待・・とネタばれ(笑)

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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