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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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夜の情香 朝の心温 (吉田 ナツ)

夜の情香 朝の心温 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS) [新書]
吉田 ナツ (著), 七海 (イラスト)

夜の情香 朝の心温 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)



(あらすじ)

『なあ、エロいことせえへん?』関西訛りの色事にものなれた凛。
『あの、少しだけ一緒にいたいです』温かな笑顔と純粋で清楚な春樹。
元刑事の高岡は、瓜二つの容姿で真逆の性格をした二人と出会った。
逢瀬のたびに、春樹には愛しさ、凛には好ましさを感じていく高岡だった
が、凛がヤクザや警察関係者とばかり寝ている噂を聞く。
妙な胸騒ぎに高岡が凛に真意を探ると「春樹には秘密があるで?」と意味深な言葉を言い放たれ!?
 


リブレの新書って紙の質のせいか厚みがあってお値段高いのだけど

内容がいまいちというのが最近の印象だったのですが

この作品は好きな作家さんということもあるせいかもしれませんが

複雑で切ない三角関係が楽しめることができました。

快楽を好む凛と

清楚で純情な春樹

二人の 青年に惹かれ惑わされ、翻弄されていく元刑事の高岡の

三人の恋の物語です。


人の心って結構複雑ですよね、自分自身のものでありながら完璧に制御できるものではないし

傷を付いた部分を癒そうとして覆い隠したり、

もしくは自分で自分の傷を何度も何度も痛めつけたり

癒されて生きていきたいという想いはみんな一緒だと思うのですが

治癒に至る経過は本当に多種多様です。



これは傷が大きすぎて、癒しに至る前に傷を自ら受け入れられることができずに

別の人格を作ってしまった青年春樹の複雑で哀しい恋の物語であり

春樹と共に生き、共に苦しみ、おたがいの傷を舐め合い支えあってきた心の癒しの物語でも

あると思いました。

そしてまたそういう春樹に心惹かれた高岡の心の傷の再生物語でもありました。

大人の切ない恋物語を堪能したい方いかがでしょうか?








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嫁いでみせます! (吉田ナツ)

嫁いでみせます! (B‐PRINCE文庫) [文庫]
吉田ナツ (著), 鈴倉温 (イラスト)
嫁いでみせます! (B‐PRINCE文庫)



(あらすじ)

社長の嫁になる条件、1経験豊富なゲイになる、2温かい家庭を作る、3(イヤだけど)浮気は大目にみる。天然ぽあぽあ系王子様の大学生・陽介は、20年間、将来は温かい家庭を作ることを夢見ていた。ところがバイト先のワイルド系遊び人社長・藤沢に「お前はゲイだ」と言われた挙句、難なく美味しく頂かれ、それまでの人生が一変!!一夜で藤沢を好きになった陽介は、自分の将来を夫→嫁に変更し、彼に嫁ごうと奮闘して!?
海千山千の大人にゲイだと断言され、

あげくに美味しくいただかれしまい体から陥落させられちゃって

普通の家庭を築いて温かい家庭を作る夢を 儚くされちゃったというのに

妙なポジティブシンキングでその悪い大人の嫁になると決めた青年陽介の 細腕繁盛記?(笑)

奇想天外なありえなさで可愛く楽しく読み終えることができました。


読み終えたとき我に帰って気がついたことは

あれ・・吉田さんだったのに泣けなかった・・・

ということです。

う~ん まぁ楽しかったから良しとしよう(笑)

身長186センチの大きな可愛い青年に追いすがられて

生涯プレイボーイを気取っていた青年社長が落とされてゆくところを堪能したい方どうぞー(笑)



華藤さんの「憂える貴族の初恋」もそうだったんですけど

ちょっと今までにないカラーをプッシュしてきた感じがB‐PRINCEにはあるような気がします。

リブレと肌が合わないかたには合わないかもとちょっと呟かせてください。

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何度でも、恋に堕ちる (吉田 ナツ)

何度でも、恋に堕ちる (二見書房 シャレード文庫) [文庫]
吉田 ナツ (著), みずかねりょう (イラスト)

何度でも、恋に堕ちる (二見書房 シャレード文庫)




(あらすじ)

年下はの男は好みじゃない。

異父兄弟の貴也と大貴。
しかし、幼い頃から貴也を慕ってきた大貴は成長に従い熱っぽい視線を送るように。
貴也はそんな弟を拒むが…

後妻となった母を早くに亡くし、一族の中で肩身の狭い思いをしてきた貴也。異父弟の大貴はそんな貴也を幼い頃から慕ってきていた。
しかし「男を落とすプロ」だった水商売上がりの母の血を継いだと言われる貴也には、いつしか「強い男に押さえつけられたい」という
抑えきれない衝動が。男たちとの情事に耽る貴也。そんな貴也に向けられる大貴の視線には抗いがたい色気が含まれていて――
大貴は、この先きっといい男になる。自分の中の淫蕩な血がざわめくような種類の、いい男になる――。
決して認めてはいけない感情を、大貴を遠ざけることで懸命にねじ伏せようとする貴也だが…


最初から弟という存在に恋をしていたのに

自分が母の連れ子であるということ、

資産家の義父の養子となっているということで

周囲から心無い言葉や視線をぶつけられることで

萎縮しながら生活することが当たり前のようになってしまい

心を偽って生きておりました。

そんななかで唯一の癒しであった存在は小さな弟だったのです。

ゲイであることを認識してきてからずっと大人の男と恋をしてきた

つもりだったのですが

心の奥で思い続けているのは弟の存在だったのです。

そして弟の大貴もまた兄貴也を思い続けておりました。

恋をしてはいけない相手

血のつながりがあって、

資産家の家や事業を継がなければいけない役割をもつ大貴に

この思いを知られてはいけないと思い

思いを知られてしまったあとは深みに嵌ってはいけないと思い

愛されていると実感してからはこの愛を終わらせなければと思う。

ただただ弟のためを思って

恋を否定し続ける貴也の心情が悲しかったです。

でも、結局は自分が惚れただけじゃなくって

弟からも愛されまくっているので

ほだされなきゃいけません(笑)

吉田さんらしいせつない恋の物語に仕上がっていて

秋の夜長に切なさを楽しみたいかたがたにいかがでしょうか?


コメントレスです♪

ゆうみさん
お勧めいただいたおかげで成瀬さんの切なくてかわいい受けこちゃんを
堪能することができました!
ありがとうございます。
>成瀬さんブログで10月いっぱいの期間、冬コミだったか次のイベントで>の商業番外編新刊はどの作品が読みたい?アンケートをとられていて
あ~珊瑚もよかったのですが、前回読んで感想を書きそくった
「鳥籠」もけっこうよかったので、ちょっと悩んでアンケート送ります~
いつも楽しい情報ありがとうございます。

それから「空を抱きしめる」の挿絵買いに同調ありがとうございました(笑)
挿絵だけでなく登場人物もお話もよかったです。
また感想よろしくです~

コメントありがとうございました!


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終わらない恋の約束 (吉田 ナツ)

終わらない恋の約束 (B‐PRINCE文庫) [文庫]
吉田 ナツ (著), 千川 夏味 (イラスト)




(あらすじ)
 
「君は俺だけにする気はない?」会社を経営する柏原は、取引先のバーの店長・智也を一目見て「いいな」と心を弾ませた。と同時に一生の相手を探す柏原にとって、どんなにタイプでも小悪魔のような彼は相手には向かないだろうと感じる。案の定、智也はエッチに奔放で、柏原と恋人ができるまでを条件につき合い始めるが、一緒に過ごすうちに智也の柏原を気遣う優しさに惹かれる気持ちが強くなって…。
どこかで読んだ感触が・・・

とおもって読んでいたら雑誌掲載作でした。
 
吉田さんらしくない子悪魔的な受けさんで、 エッチに奔放で 情熱的で

開放的な関係を自由自在に楽しめる子でした。



価値観の違いで苦い別れを経験した柏原は今度付き合うときは

永続的な関係を築き上げる人と付き合いたいとおもっておりました。

取引先のバーの店長・智也に一目ぼれで・・・

でも彼がいいなとおもう子はみんな彼のように永続的な関係を求めていない

ということが多くって・・・

一夜限りの関係を経て気配りができて思いやりのある智也に好感度はどんどんあがっていきます。


一緒に暮らすようになってますます智也に惹かれていくのですが

なぜかした智也は柏原を避けるような態度をとり始めて・・・


智也は幼いころの親から十分に愛情をもらうことなく

むしろ利用させるだけの存在であったがために

心のおくに傷つきやすい自分をそっと隠して成長してきたのですけれど

愛されれば愛されるほど不安になって

なんどもなんども柏原を試してしまうのです。

試される理由すらわからないまま試されることに疲れてきた柏原は

別れを選ぶのでした・・・



アクアリウムの中の恋」のような噛めば噛むほど味が出るという話ではなかったですが

十分にせつない恋は楽しめることができました。

せつなさを堪能されたい方はいかがでしょうか?




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アクアリウムの中の恋 (吉田 ナツ)

アクアリウムの中の恋 (ビーボーイノベルズ) [単行本]
吉田 ナツ (著), 北畠 あけ乃 (イラスト)




(あらすじ)

「逃げないなら、―お前を抱く」アルバイト先で元同級生の椎名と偶然再会した沢田は、昔とかわらず自分にだけ懐いてくる椎名に愛しさを感じていた。無口で人に媚びない、芯が強い椎名―その彼が自分の前では無防備になり笑顔を見せてくれる。心の中の愛しさは次第に欲情にかわり、キスしたくて触れたくて、堪らなくなる気持ちを抑えきれず、沢田は自分にだけ懐く椎名の気持ちを利用して、ある選択を迫って…。


好きだからキスしたい
好きだから触りたい

その感情が恋だと気がついたときは

自分の中の衝動をおさえきれずに・・・


中学生の時の同級生

懐かない獣のような椎名を、自分だけに懐かせたことが嬉しくていとおしくて

その感情が恋だと気がついたとき

椎名にある選択をせまって追い詰める沢田

それは椎名を抱くことができないなら二度と会わないという言葉だった。

幼いころの家庭環境により性的なものに抑圧的な椎名にとって

それは恐怖すら感じさせるものではあったのだけど

それでも椎名は沢田を選ぶのだけど

椎名を抱いても抱きつくしても不思議と椎名の心は以前より遠く

沢田の心は焦燥感であふれていき

やがて椎名に対し別れの言葉を突きつけてしまうのです。


静かな静かな恋のお話であるとともに

静かなアクアリウムの中で成長していく自分たちのお話でもありました。



コメントレスです♪

ゆうみさん
コメントレス遅くなり申し訳ないです・・・
「まぜごはん」楽しめたとのこと
よかったですね。
6人の性格の違いとか家庭の捉え方とがすごく楽しめたですよね。
もちろん料理のほうも美味しそうでした!
美味しい料理が家庭円満の秘訣ということでしたよね。
プランタンのHPの働くお兄さんブログもまんちー日記も時間があるときにがんばって
みてます(笑)
楽しい日記であるし、毎日更新というところがよいですよねー
まんちーのオセロに一時はまってました。
ゆうみさんもチャレンジしてみてくださいね(笑)

コメントありがとうございました!




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Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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