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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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獅子王の純愛 ~Mr.シークレットフロア~  (あさぎり 夕)

獅子王の純愛 ~Mr.シークレットフロア~ (ビーボーイノベルズ) 新書 – 2014/9/19
あさぎり 夕 (著), 剣 解 (イラスト)



(内容)
「よくてよくて、堪らぬのだろう」
「くっ……ち、違うっ……俺は……」
「どこが違う? こんなに尻を振って、私のものを締めつけて……」
気の強い美人編集者・志摩は取材でアラブの国を訪れるが、傲慢な王・アスラーンに攫われてしまう。
抗うも、淫らに快楽で支配され、独占欲を露にされて…自分が自分でなくなりそうで志摩は城を逃げ出そうとするが…!?

オリコン連続1位の超人気シリーズv
かき下ろし小説&漫画も豪華に収録v



濃いお話は疲れるときはこういったとんでもアラブ系はいかがでしょうか(笑)?

Mr.シークレットフロア~小説家の戯れなひびき (ビーボーイコミックス)




こちらのほうで恋する主人公を当て馬的な感じでチクチクいじめていた

編集者である志摩が今回の主人公でした。

なまじ頭が良くて理解力がありすぎると自分自身の限界の見極めも早くて

できることとできないことへの選別が早すぎた彼です。

そんな彼の恋のお相手はというと・・・

日本語に堪能なアラブの皇太子

自分自身の身分や役割をすごくわかっていて

誰よりもその不自由さに慣れきっていながら

誰よりも傲慢で不遜で傲岸で優しい男なんですよね~

志摩の考えている恋の終着地点なんかへーきに投げ倒していく

その度量の広さというか

とんでもないキワモノぶりというか

ほんとうに同じ言葉で語り合っているのでしょうか?(笑)

と思うとんちんかんぶりが楽しい一冊でした。


まぁ・・これぐらい変な人じゃないと志摩みたいな人は

素直に恋のムードに陥れないでしょうから

ある意味破れ鍋カップルじゃないかと思います(笑)




コメントレスです♪

あきりんりんさんこんばんは♪

岩本さん高い本だったので買ってる友人に借りていたので今回買ってます。

そうなんですよね、読みたいと思っていても値段が高かったので
自主規制していたこのシリーズ
文庫化で安くなっていて書き下ろしが大量についていて
しかも記念小冊子がつくとなれば
あたしのように単行本を買ってない人間から見たらうはうはです(笑)

>ちなみに次男CDもってます。ゆうきゃんですもの。

あたしも二男さんカップルが一番好きです~
綺麗どころは三カップルそうなんですが
再会愛というあたりに自分のツボがありますようです(笑)

月神シリーズは教えて頂いてほんとうに感謝です。
何気ない日常を読み返したくって何回もリピートできる一冊です。

次作も月神シリーズということで楽しみにしてます。
また良いのがあったらよろしくお願い致します(*^_^*)

コメントありがとうございました。

拍手[1回]

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甘い恋の賞味期限(あさぎり夕)


甘い恋の賞味期限 (コバルト文庫) [文庫]
あさぎり 夕 (著), 穂波 ゆきね (イラスト)





(あらすじ)

恋に一途な大学生、森本要。失恋の寂しさのあまり、サークル顧問の津山聡史と「食って食われて酒池肉林」な一晩を過ごしてしまう。津山は完璧な美貌と学歴で、異例の若さで准教授の地位を得た男。学生の評判も上々だ。ところが本当の彼は、恋愛を面倒と言い切る不遜な性格。要とは身体の相性がよかったから、つきあおうというのだ。むかついた要は条件つきで了承し!?マンガ12ページつき。



あさぎりさんと穂波さんの作品の庫ラボは二作目で

以前の高校教師と生徒の恋のお話「先生はいつもやさしい」も

すごくよかったので期待しておりました。

今回は雑誌コバルトで掲載されていたということでお話も3回分とそれぞれに

穂波さんの漫画が数ページずつつくというびっくりつきです。

穂波さんの優しい絵がすきなんですけど、最近は漫画は発表されていないので

ここで読めて楽しさ倍増でした(笑)

前回のお話が高校のお話でしたが、今回は同じ系列の大学生と準教授とのお話でした。



過去に惹かれた恋に破れたというか・・・

最初から恋に入ることもなかったのに疵だけは満載で

ちょっとというかすごく人間的に壊れているくせに

頭だけはよくて

あいまいでやさしい笑顔で外面を取り繕い、いい教授を演じている津山

そんな津山と失恋の寂しさから「食って食われて酒池肉林」な一晩を過ごしてしまう

森本要は恋に一途な大学生

末っ子で家族にべたべたに甘やかされた要にとって

家族に隠さなければいけないセクシャリティは生きるうえでの負い目にもなっていて

恋していると思い込んでいた会社員がじつは妻子持ちだったということは

すごく傷つくことなんですよね。

でも寂しくてつい人肌を求めて一晩をともにした相手は・・

なんでも「面倒っな」が口癖のちょっと壊れている準教授で(笑)

その壊れたところを必死になって矯正?しているうちに

彼の秘密をしり、彼の優しさとか壊れやすさに惹かれて行く過程が丁寧に書かれておりました。

書き下ろしの後日談も甘くて美味しいカレーのにおいでいっぱいでした。

あさぎりさんの穂波さん風味がお好きな方いかがでしょうか(笑)?



コメントレスです♪
lisaさん
>フェアのことをこちらで知って絶叫しました(ムンクの叫び顔で)
lisaさんの綺麗なお顔がムンクになっているところ見たかったです(笑)
でも、気持ちはよくわかります!!
あたしもどうしましょうか・・・の途方にくれた気持ちでしたよ;;)
開催書店はすくないし、対象商品は興味あるほんはそこそこ読んじゃっているんですよね・・
対象になるくらい人気作品は・・・来年から買い控え計画でが重要かもしれません。
>花川戸さんの「明日~」は
お勧めありがとうございますー
好きな作家さんなんですけど、まだ買っていないのでそれにします(笑)
いつもいつもご協力いただいてありがとうございます。
去年の小冊子がけっこうよかったのでまた応援要請しちゃうかもですが
よろしくお願いいたしますね♪

コメントありがとうございました!

拍手[1回]

薬指に誓って (あさぎり 夕)

薬指に誓って (コバルト文庫) [文庫]
あさぎり 夕 (著)
街子 マドカ (イラスト)





(あらすじ)

十三歳も年上の幼馴染みで、業界でカリスマ編集長といわれる立脇秀青を、一途に想い続けてきた相川碧。幼い頃の約束を信じ、二十歳を機に『押しかけ女房計画』を実行するもせっかく同棲しているというのに秀青は相手にしてくれない。おまけに上司の仲介で見合いをすると知り、いてもたってもいられなくなった碧がとった行動とは!?そして、ついに秀青とベッドを共にした碧だったが…。



「玉の輿でいこう!」のスピンオフ作品。

前作で 脇役だった、カリスマ編集長・立脇秀青のお話でした。

もう内容はあらすじを読んだらまるわかりだし

挿絵でお話の雰囲気をかえていくので

街子さんの挿絵の雰囲気そのままの明るくって、ちょっと切ない幼馴染の恋のお話でした。


十三歳も年上の幼馴染みで、

業界でカリスマ編集長といわれる立脇秀青を一途に思い続ける相川碧

碧の5歳の時のプロポーズ(泣き落しの約束)に

秀青は薬指で約束の指切りゲンマンをしてくれたのです。

思春期の頃の二度目のプロポーズには「二十歳になったら考える」といわれたので

二十歳になったので秀青のマンションに押し掛けるものの

なぜか約束の成就はされなくて・・・

秀青の態度に戸惑うばかりなのでした・・・


まぁぶっちゃけてみれば一三歳年下の幼馴染がかわいいあまり

その想いを受け取ってはいるものの

大人としての分別?で受け入れられなかった秀青なのですが

碧の押し切りとヤキモチ作戦で無理やり自分の気持ちを吐露させられちゃう

お話でした。


かわいいキャラと挿絵とテンプレなお話で楽しみたい方いかがでしょうか(笑)



コメントレスです♪

さなえさん♪

息子に拍手ありがとうございます~
彼に伝えたら、あれくらいは写真の画像を大きめにとったらみんな撮れるといわれました・・・
でもあたしにはデジカメの画像をどうこうするという基本さえわかっていなかったのです・・・
これからがんばるということで(笑)


lisaさん

あああああぁぁあああ の悲鳴のような状態にご理解ありがとうございます(笑)
しかも楽しんでいただけたようでよかったです;;)
「幾千の夜」がまたまたマテの状態でしたので、これもか!!という気持ちの表れでした(笑)


言い逃げさん

ペーパー楽しんでいただkてよかったです。
たかがペーパー・・・されどペーパーですものね。







拍手[2回]

恋は危うく香りたつ (あさぎり 夕)

恋は危うく香りたつ (コバルト文庫) [文庫]
あさぎり 夕 (著)
高永 ひなこ (イラスト)




(あらすじ)

大好きな紅茶にはかなりうるさい佐々原織人。イギリス留学に憧れながら、塾講師を続けている。ある日、たまたま知り合った喫茶店のオーナー、真鍋将は、紅茶だけではなく料理の趣味まで、恐ろしいほど織人の好みとぴったり。真鍋は「一目惚れした」と告白し、至れり尽くせりのサービス(?)を展開。彼の巧みなテクニックに、つい流されてしまった織人だったが、真鍋の正体が明らかになり―。


最近自分で挿絵を書かれないせいか

挿絵画家さんの雰囲気によりお話の感じが変わっていて目新しくてたのしかったあさぎりさんです。

今回は高永さんの挿絵と聞いて楽しいお話かなと想像しておりました。

が・・・

なんとなく違う感じです。



美貌でわがままと言うか、超マイペースの佐々原

家族で楽しむ紅茶時間がなによりの至福の男でありましてー

彼女と過ごす無為な時間なんて大嫌いでありまして

平気で「君なら本物でも偽物でもさして変わらないと思うよ」なんて侮辱の言葉をはけちゃう男なんです。

そんな佐々原を幼いころから執着的に愛して

佐々原の好む大人になろうと懸命に努力してきた男はたまたま知り合った喫茶店のオーナー、真鍋将


紅茶や英国の雰囲気を愛している佐々原のために

自分は英国に留学し

はては紅茶専門の喫茶店を経営し

英国の雰囲気のマンションを持っております。

まさに蜘蛛の糸のように念入りに念入りに罠というか

愛の生活をこしらえていく執念は・・感心いたします。


その執着の果てのはっぴーえんどは大変好きなのです。

愛のために嘘も一生つき続ければ真実になるというのも

今のあたしなら理解できると思います。

が・・・

紅茶うんちくが多すぎて愛の深みにはまり込んでいくふたりが

堪能できなかったような・・・

高永さんなら綺麗系で暴君系の受けを書いてもらいたかったという

自分の勝手な気持ちがあったからかもしれません(笑)



コメントレスです♪

ゆうみさんいつもコメントありがとうございます。
同じ麻生さんファンということが分かってうれしいです。
すっきり幸せなふたりもよかったけど、
千都ちゃんのかわいらしさにやられちゃいましたよね(笑)
あたしの娘はもう育てる余地がないのですが・・
ゆうみさんはがんばって!!


拍手[3回]

眠り執事にめざめのキス (あさぎり夕)

眠り執事にめざめのキス (コバルト文庫) (文庫)
あさぎり 夕 (著)
今 市子 (イラスト)



(あらすじ)

「お目覚めですか、お坊ちゃま」―。朝、目が覚めると理想の執事がいた!驚く大学生の雅樹に対し、完璧な執事スタイルの謎の男は周と名乗る。雅樹は六畳一間の下宿暮らし、とてもお坊ちゃまと呼ばれる立場ではない。過去の罪を思い出し、一年で一番落ち込む日、雅樹の欲望が現実になったというのか?かいがいしく世話を焼き、雅樹の切ない恋心を揺さぶる、美形執事の正体とは―。


最近目の調子が悪いとかで、

イラストを自分で描かれることが少ないのですが

イラストレーターの方のイメージを十分に引き出して

なおかつあさぎりさんの新しい魅力も引き出せているような

そういう感じがします。



朝起きたら、大学生の雅樹のもとにこれそ理想の執事と思わせる存在が!!

完璧な執事さんは周となのり

おんぼろな六畳一間の下宿で暮らす雅樹にかいがいしく仕えてくれるのですが・・・

実は周は過去大金持ちで両親に放置気味でやさぐれていた子供だった雅樹を

愛をもって?ツンデレ気味に育てていた元遊び相手兼家庭教師だったのです。

家の没落とともに周とも離れなくてはいけなくなります。

さよならの優しい言葉もなく突き放すような周の言葉に

ブチ切れた雅樹は周に強引にごーかんしちゃうんです。

周に一生涯消えない疵を負わせたと思い込み

二度と会えないと思い込んだワンコ攻め雅樹は荒れた高校生活をおくりますが

周に生き方がどこか似ている環ばーちゃんと出会うことで

生き方が変わっていきます。

そんな雅樹のもとに再び現れた周は過去などないかのように

完璧な執事で雅樹に接してくるのです・・・


ぶっちゃけていえば、ツンデレの女王受け×へたれなわんこ攻めでした

今さんの絵で漫画化してもらいたいような気もします(笑)

あさぎりさんの絵で描かれる作品とはちょっとちがってはいますが

今さんのテイストもはいってなかなかにテンポもよくて

せつなくて楽しい一冊でした。

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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