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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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よろめき番長 (依田 沙江美)


よろめき番長 (花音コミックス) [コミック]
依田 沙江美 (著)



(あらすじ)

日本茶専門店で働く若葉は、人間関係が大の苦手。
30年間できることなら人と関わらずに生きてゆきたいと思っていた。
そんなひきこもり思考の若葉に一目惚れをしたのは、
社交的な年下男子・吉川。
「俺と付き合って下さい」と突然の告白を受け、 経験の浅い若葉の頭はパンク寸前…!?
難攻不落な若葉に、吉川の愛が入り込む余地はあるのか!?
描き下ろし後日談はたっぷり22ページ★
かわいい絵柄に魅かれて購入

ちょっと天然でちょっと病気なくらい潔癖症な受けちゃん若葉は三十歳

正直言ってなんでこんなまま無事に三十歳まで生きれていたのか不思議でしょうがないのだけど

きっと人付き合いが苦手で極力避けて生きている

不器用ででも純真な若葉の人柄に魅かれて

たくさんの人たちの支えがあるのじゃないかと気がつく。


ほんの少し不器用で天然で傷つきやすくて繊細な若葉に

自分も似たような気持ちをかかえて生きてきた記憶が呼び戻されていく。

誰とも関わらずに生きて行くことで得られる安寧と幸福とちょっとした孤独

自分なりに人とかかわり生きて行くことで得られる充足感

選ぶことすら怯えてできなかった若葉をよくぞここまで大人にできたと

攻めの吉川を褒めてやりたい(笑)


面白くて不思議で癒される漫画でした。


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一生続けられない仕事(1) (山田ユギ)

一生続けられない仕事(1) (バンブーコミックス 麗人セレクション)
山田 ユギ (著)




(あらすじ)

新人弁護士・早坂は修習生時代に指導を受けた先輩弁護士・三上に憧れて、彼の事務所に入所した。頻繁に事務所に出入りする三上の同期弁護士・片山にイジられながらも日々忙しく仕事に励んでいる。しかし、三上と片山の間にある友情以上の「何か」に気がついてからは、なぜか冷静でいられなくて…!?

正義のために働く男たちの魅力満載なシリーズ第一弾!!



帯に「恋も仕事も発展途上、まだまだ悩みは尽きません!!

とありました。

本を読んだ感想もその帯に合わせて言うなら

「恋も仕事も発展途上、ついでにお話も発展途上、

どうなるか読者はもんもんとしております(笑)」


という気分です。

一巻ということで、主人公を取り巻く環境と、人間関係の説明

弁護士という仕事の内容の一端を匂わせてもらいました。

主人公新人弁護士・早坂は母子家庭の貧しさのなか大学まで進学し

修習生時代に指導を受けた先輩弁護士・三上に憧れて

理想の弁護士像に近づこうと日々努力しております。

先輩弁護士三上ですが、綺麗な顔立ちで襲い受けの本領をじわじわと漏出しております。

三上とともに共同経営者としていつ片山はひょうひょうしていながら

優しくて思いやりたっぷりなセクハラオヤジです。

オヤジの渋い魅力にやられそうになりましたが

三上と片山の恩師である月山先生の可愛らしさにオヤジどころでなく

ジジイの魅力にちょっとくらくらしちゃったことも告白しちゃいましょう(笑)

脇を固める女性陣もみんな個性的です。

みんなが違う魅力にあふれていながら、精いっぱい生きていて

そして優しいです。

目に見える優しさとか、見えにくい優しさとか、見せたくない優しさにあふれた人間たちに

彩られたこのユギさん本

お勧めです♪♪







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人はなぜ働かなければならないのか (山田ユギ)

人はなぜ働かなければならないのか (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
 山田 ユギ (著)
 

(内容)

真夜中のオフィスーそこには口の悪い上司とその仕事を手伝うデキる部下の2人のみ。眠気覚ましのバカ話から事態はとんでもない方向へ……!?「麗人」誌上で人気を博した夜の残業現場を舞台に繰り広げられる「人はなぜ~」シリーズが描き下ろしいりで待望のコミックス化!!表題シリーズ他、先輩×後輩、遠距離カップルなど、オフィスラブ満載の最新作品集!!
人はなぜ働くのだろうと考えさせられた題名です(笑)

実際のところ働かなくていいのなら働きたくはないんですけど

生活のため・子育てのため働かざるを得ない状態なんですけど~

でも、子供手当貰える年齢でないという中途半端さ

宝くじ当たったら優雅にネットサーフィン引きこもりをしたいような気がしますが

当たらないというか、購入に至らないので永遠に働かなきゃいけないと思います。


ということで

山田ユギ先生の漫画はあいかわらずいい意味で山田ユギ色に染まっておりました。

表題作は夜の残業現場を舞台に繰り広げられるハチャメチャオフィスラブです。

さえない中年のおじさんに恋するイケメンの片思いなんですけど

イケメンくん・・せつないのか悪魔的な計算なのかよくわからないんですけど

うまく翻弄されているように見せかけて・・

(あ・・やっぱり計算づくかも・・)

いい感じにオジサンをこちらがわに引き込んじゃってます(笑)

悪魔に魅入られたら・・・しょうがないよねー

なんて他人事(笑)

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たかが恋だろ (山田ユギ)

たかが恋だろ (ミリオンコミックス Hertz Series 61)
 英田 サキ (原作)
山田 ユギ (著)

 




(内容)


この本フェロモン塗ってありませんか…!? 石原 理


倉田泉巳は、ある朝、思いがけない男と再会を果たす。
それは中学時代の親友であり、
卒業式の日、理由も告げず自分を拒絶した男、高津戸真だ。
なにごともなかったように振る舞う高津戸に、
泉巳は戸惑いながらも嬉しくもあった。
一方、義兄の椹木とは良好な関係を築きつつも微妙な緊張感を抱えていた。
そんなある日、高津戸は椹木に嫉妬のようなものを見せるのだが…
過去を抱えた大人の男たちの恋の物語登場!!
雑誌で掲載されているときにチラチラ読みはしましたが、
 基本(ここ重要w!)雑誌購入は場所を取るし、
なんとなく値段以上の満足感がないので買わないことにしているコミックス派なんです。

子連れの男同士がであう、というところはなんとなく、あの「子連れ狼」さんを連想させてくれるシーンでしたが
今回子連れさんは一方だけで、
もう片方は姉の子の送り迎えをしているだけでした。

でも、山田さんが書くお子さんも元気いっぱいで、可愛らしくて
おこちゃまずにやられてしまいそうでしたが
英田さんの原作でもあるし、おこさま可愛いだけの漫画ではありません。

ちゃんと裏に隠された運命というか、事件もきちんとあって
過去の思い出とか、いまの自分たちのこととかも複雑に微妙に重なり合っていて
おもしろい展開・・
というかベタベタな展開が最後まで続いておりました。

たかが恋なんて言うものに振り回されて踊らされて
人間の業って深いけど
それがなきゃ人間として楽しくないだろ?

ということが言いたかったんでしょうか・・・・・(笑)?

書き下ろしの漫画で夜の行為におよぼうとするふたりなのですが
なぜか、いつもいいタイミングでお子様に邪魔されているようです・・・(笑)
まだまだ新婚さん気分が抜けないときは
お子様には昼間の活動をしっかりしていただくしかないのではないのでしょうか(笑)


あとがきで、自分の妹の夫でもあった泉巳にずーとひそかに恋をしていたヤクザの兄貴でもある
椹木兄ですが
英田さんんも、山田さんも 受け だろうと思うと書かれてておりましたが・・・

あたしの感覚では 攻め でよろしくお願いいたします(笑)





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満開ダーリン (山本 小鉄子)

満開ダーリン (ミリオンコミックス 27 Hertz Series 56) (コミック)
山本 小鉄子 (著)



(内容)

「よし大志、おまえが迫れ!!」って言われても!? 大志が街の花屋さん『フラワーホール』の店長・藤森春彦とつき合うようになって一週間。店長のセクハラまがいのスキンシップなんていつものことのはずなのに、恋人と思うだけで、緊張と不安でいっぱいに…… なのに一緒に暮らすことになってしまい!? 藤森春彦大活躍!!な恋の物語?



花粉症で考える力がなくなり気味なので、今日は何にも考えずに読める

楽しくてエロい本がいいなと思ってこれをセレクト

のっけからやたら花の絵が・・・

花粉に苦しんでいるときにこれではなんとなく自分のセレクトというか、

勘がはずれきっている感じがしました・・・・(とほほ



花屋の店員である良に片思いして、ストーカーまがいのことまでしたのですが

結果は・・・

セクハラ店長の手のひらで転がされきっています(笑)

初セックスが安普請のアパートでは声が筒抜けということで

精一杯の抵抗をしめして(可愛いおねだり作戦ともいう~)難を逃れたのはいいのですが

なしくずしに初お泊り、初エッチにもっていかれて

あ~~~っちゅうまにおいしく食われてしまいました。

山本さんの絵は攻めがやたら腹黒そうでエロいし

受けは可愛い上にどもまでもエロイので大変満足した一冊でした(笑)



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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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