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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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SIMPLEX DEADLOCK外伝 (英田サキ)



SIMPLEX DEADLOCK外伝 (キャラ文庫) (文庫)
英田サキ (著)
高階佑 (イラスト)


(内容)

犯罪心理学者ロブの誕生日パーティに届いた謎の贈り物。送り主はなんと、かつて全米を震撼させた連続殺人鬼を名乗っていた―!!ロブの警護を志願したのは、金髪の怜悧な美貌のボディガード・ヨシュア。すこぶる有能だが愛想のない青年は、どうやら殺人鬼に遺恨があるらしい!?危険と隣合わせの日々を送るうち、彼への興味を煽られるロブだが…『DEADLOCK』シリーズ待望の番外編。




Simplex(シンプレックス)の意味がわからずにググってみました(笑)

【同義語】 単方向通信、片方向通信


【類義語】 デュプレックス


シンプレックスとは、データの伝送を送信側から受信側への片方向送信しかできない通信方式のこと。放送・監視カメラなど、単方向の伝送のみ可能な通信方式を指す。

単方向通信、片方向通信などともいう



らしいです。

単方向の通信・・まさに犯罪者の心理学を研究しているロブが

犯罪者と交わしている会話がそうなのかなと思ったり、

父親から受けた心の傷により、自分の価値も何も認めれないために

他者との交流を避けているヨシュアとの交流がそうなのかなと思いました。




お話はロブの誕生日パーテイから始まります

久々に会う友人たちとの会話や美味しい料理、新しい友人の登場と

そして手に入れれなかった恋の爪痕(笑)

甘さと苦さを楽しんでいるロブの人生観が十分に出ているシーンに

突如としてあらわれてきたのは、昔出会った犯罪者の影



事件は大きな盛り上がりとか、抗争とか、暴力とか、テロには発展しません(笑)

このために『DEADLOCK』シリーズみたいな華々しいシーンはありませんが

ロブが得意とする会話と交流が淡々と楽しく描かれております




ロブが苦手だなと感じるタイプと

恋に落ちるところの心理描写は丹念に描かれておりますし

本領発揮の犯罪者との駆け引きの会話にはなかなかスリリングなシーンも

ありました

ロブの救済話と思って読んでおりましたが

アメリカのテレビドラマのシリーズものを見ているような気になりました



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テキエロムーチョ (英田サキ 同人誌)




商業誌番外★テキエロムーチョ★

人工楽園/英田サキ

J庭で手に入れてきた収穫物を読んでおります

ながーーい人の列を走破して?購入してきた英田さんの同人誌です

ほんとうなら手に入れにくい同人誌の感想を書くのはいけないんでしょうが

本当にいい一冊だったのです

ユウトを本当に恋人としての意味では手に入れることができなくなった

ロブ(プロフェソ)ですが

大人として少々のさみしい気持ちを抑えながらユウトの幸福を祝っていましたが

心のうちでは悲哀に彩られていました

友人として好ましく思っていたネトに慰められ労られているうちに

思いついたにはネトと寝ること

本当はネトにも断られて寂しさを増すことも案外計算に入れていたんではないかと思われるのですが

ネトはロブの頼みを聞き入れて熱い一夜を過ごすことで

ロブの傷心から立ち直る手助けをしてくれるのです



ネトという男の度量の大きさにちょっとめまいがするくらいクラクラと

来ました

エロも濃厚で蓮っ葉なロブを堪能な去りたい方にお勧めです


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デコイ 迷鳥 (英田サキ)



デコイ 迷鳥 (SHY NOVELS 209) (新書)
英田 サキ (著)
奈良 千春 (イラスト)

(内容)

デコイシリーズ完結!!

「俺はお前を信じてる。
お前は俺を裏切ったりしねぇよな?」
関東侠和会の那岐には誰にも言っていない過去があった。
それがある高仁会元会長の殺人犯を探す最中、
過去の亡霊ともいえる男と再び顔を合わせることに・・・
一方、記憶を失っていた安見は、自分の上司と名乗る男と会い、
思いがけない事実に戸惑っていた。
自分には火野が必要だ。火野がいなくてはならない。
しかし、その関係は偽りのものだった!?
裏切りと真実。希望と絶望。
縺れ合う憎悪と愛情。そして絆。
男たちの想いの行方は・・・!!



エスのあのかたたちが・・と感慨深かったあの前作『デコイ囮鳥』

過去の因縁とかしがらみとか事件とかが

息が詰まるような展開とともに綺麗に最後は片付きました

謎によって覆い隠されたピースがきちんとはまったとでもいうのでしょうか・・・

英田さんさすがだなーという感じです





火野と那岐なんですが

苦難の多かった過去をともにしてきたことで、今の恋人のですら

切れない絆を持つ二人が印象的でしたね

結局将来はともに過ごすことはできない大きな価値観の違いに気が付いて

過去を振り切るために握り合った手を離しあった二人で

もう交わることがないと思いながら

それでも切っても切れない何かがあるとお互いに認識しあうふたり・・・

これって・・・

恋人よりも

家族よりも太くて確かな関係なんじゃ・・・

お互いの恋人たち立つ瀬がないw?






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デコイ 囮鳥(英田サキ)

すごく好きな作家さんですが・・・感想は書いてませんでした

好きすぎて冷静に読めるまで時間がかかってしまい

いざ書こうとしたらなんか時期が済んでしまっている感があって

放置のままというのもよくあります

「デコイ」シリーズというのでしょうか

一巻めの「 囮鳥」が発売延期となりちょっと残念だなーと思ってましたが

上下巻同時に発売ということは焦らしプレイ味わなくてもいいんだーと

前向きにまって月末に本屋にいきましたら

なぜか下巻にあたる「迷鳥」がないんですよね・・・・

探しに探しましたがレジのとこに一週間発売が遅れると書いてありました

やっぱり焦らしプレイなんですね・・(笑)





デコイ 囮鳥 (SHY NOVELS 207) (新書)
英田 サキ (著)
奈良 千春 (イラスト)


(内容紹介)


「あんたにとって、俺はなんなんだ?」
銃を手に意識を取り戻したとき、安見亨はそれまでの記憶をすべて失っていた。
俺は誰だ?この銃は・・・?
自分に怯える安見に名前を教え、優しく、けれど得たいの知れない闇を感じさせる男、火野。
一方で高仁会元会長の殺人事件をめぐり、ある男たちが呼び出されていた。
関東侠和会に属する那岐と加賀谷だ。
交錯する過去と現在。そして、因縁。
男たちの闘いが始まる!!

デコイシリーズ上下巻発売!!
上巻→デコイ囮鳥
下巻→デコイ迷鳥



「エス」のふたりもちょこっと出てくるというのでわくわくしてました

ほんとうにちょこっとですが

二人が幸せそうでよかったなーと思いましたね(笑)




さてさてこの本編のほうですが、二組のカップルと

その4人の過去と現在と謎と事件と生活が微妙に重なり合って

かぶあいながらお話がすすんでいきます

ある事件により記憶をなくした安見亨は

不可解で不思議な男火野と同居をしております

火野の執着に喜びを感じながらも消えない違和感

安見亨が起こした事件を調べているやくざのふたりは

火野と関係がありそうで・・・

いまのところ本当にさわりだけといいますか

お話の核近くまですすんでおりますが全部終わっていません

下巻発売が楽しみです





うーん

これもこの「デコイ」シリーズ&10月発売の「交渉人」シリーズのうち

どれか2冊買えば小冊子に応募できるそうです・・・

以前も書きましたが「エス」にはまったときは

すでに小冊子が一万円という恐ろしい金額になっておりましたので

買えないままという苦い記憶があるので

これも多分応募すると思います

小冊子に振り回されていますよね(笑)

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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