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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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たとえばこんな恋のはじまり (小林 典雅)

たとえばこんな恋のはじまり (ディアプラス文庫) [文庫]
小林 典雅 (著), 秋葉 東子 (イラスト)

たとえばこんな恋のはじまり (ディアプラス文庫)



(あらすじ)

恋人には振られ、仕事では顧客にからまれ、何もかもうまくいかず落ち込んでいた汐夜は、柄にもなく夜のバッティングセンターで酔い潰れ、セミナー講師の海藤に介抱される。ものすごく迷惑をかけたはずなのにものすごく優しくしてくれる彼の言葉が奇妙に心地よく、頻繁にプチ癒し会と称して集まる仲になるけれど…。
美男の達人」のあの美男塾セミナーの講師海藤と自社の製品のお客様相談室で勤めている汐夜

の二人の恋物語です。

正直に言いましょう!

ラブは薄めです(笑)


でも講義の典雅節が楽しく的を得ているのでそこらはあまり気になりません(笑)

長年付き合ってきて陰ながら支えてきた小説家に手ひどく振られてしまいます

仕事場ではクレマーを相手に日夜神経をすり減らしてがんばってきているのに・・・

そうとなれば飲めないお酒でも飲んでうさを腹したい気持ちになるわけですよね。

そんなところに現れたのは介抱ドロならぬ介抱ナンパの「癒やし攻め」くんです。

一人で抱え込んでイジイジと傷口に塩塗っていそうな汐夜を慰めるとともに

必要なのは新しい回路だと言い聞かせ

メールで連絡を取り合っているのですが、そのメールのやりとりがまたおかしいのです。

海藤からメールでお題をふってくるのです。

食器だなを片付けろとか、夜空で小犬座のプロキオン探せとか

あげくにポエムを作れとか・・・

30手前の男にポエム・・・

まぁそれはおいといてそうやって日常のさりげない仕事を片付けさせていたら

後悔とか反省とか今までの思い出とかしょうもない感情に振り回されないで時間が過ごせるよと

導きたかったんでしょうね。

そうこうしているうちに海藤のセミナーに友人と共に参加するようになり

なぜか三人でプチイベントに参加するようになり・・・

ラブは薄いのですが、講義の内容は楽しいです。

職場でもこれ適応できるよな・・ということも何個もあります。

人生楽に生きていく方法というのを小林さんにはエッセイで書いていただきたいようなきがします(笑)


職場でも家庭でも同じような場面に遭遇するときがあると思います。

自分はどうしたらいいのかなどと考えたい方いかがでしょうか(笑)?


コメントレスです♪

あきりんりんさん

来月は買いたい本がないということ・・
お財布的には優しいのでいいのではないかとおもいます(笑)
>30日コミケにいく野望をもってます
おおーあたしも一周忌が過ぎたのでできたら行きたいなと思っているので
もしお体の調子がいいようならお昼でもご一緒しませんか?

ゆうみさん
毎回ご迷惑かける度に優しいご提案ありがとうございます♪
正直いうと同じ本三冊はお財布が許してくれませんけど、ちょっと読みたいのですよー
ご協力感謝です。
じゃあたしはアニメイトで買おうと思います。
またまたよろしくお願いいたしますm(*。_。)m

 lisaさん
最近忍者君調子が悪くって・・何回も途中で記事が消えたりと手こずらされております。
大晦日までお仕事なんて・・大変ですよね。
寒いのでお体に気を付けてがんばってくださいね。
そしてまたまたアホな繰り言に反応してくださったばかりか優しいご提案ありがとうございます。
ゆうみさんがコミコミで注文してくださるというので
あたしはアニメイトで買います!
ですからほかの大型書店の分をお願いしてよろしいでしょうか?
もし買う予定がないならスルーでいいですよ~


コメント&優しいご提案ありがとうございました。



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お婿さんにしてあげる (黒崎 あつし)


お婿さんにしてあげる (幻冬舎ルチル文庫) [文庫]
黒崎 あつし (著), 高星 麻子 (イラスト)
お婿さんにしてあげる (幻冬舎ルチル文庫)




(あらすじ)

病気の母親の治療費のため、自分を慕う秀人にも嘘をついて生まれ育った家を出、姿を消した雪哉。その後、母親を看取り一人になった雪哉は、秀人と過ごした最後の夜の思い出を胸に小さな花屋を営んでいた。そんな彼の前に突然秀人が現れる。しかし、9年もの間、雪哉が自分を裏切って家を出たと思い込んでいた秀人は、ひどい抱き方で雪哉を傷つけようとして…。
「お嫁さんになりたい」から続くスピンオフの四作目だそうです。

ほかのシリーズを読んでいなくってもまったく支障はありません。

なぜならー あたしもほかのシリーズ本は読んでいないからです(笑)

主役カップルの会社に出入りしているお花屋さんが主人公です。

幸せそうな前作カップルを遠くから眺めつつ、

自分は今まで何をやってきたんだろうと

ずるずるしつこく引きずってきた自分の恋を改めて見つめ直したりする お話だそうで

年下の大型わんこを過去に自分のどうしようもない事情で 見捨ててしまった

美人な花屋のお兄さん。

見捨てられた過去に傷をもつ大型わんこと再開愛なのです。

お話自体はすごく好みなお話で

二人のどうしようもない過去とのしがらみや幸福

そして今に至り 再開して未来につないでいくというお話なのですが

ちょっと枝葉が(主に強欲な老人)多すぎたかな~という感じです。

二人の関係をもっと書いてくれたほうがあたしは好きです。

二人の切ない恋心はよかったです。

高星さんの明るくて綺麗な挿絵で楽しめました。


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殉愛 (綺月 陣)


殉愛 (もえぎ文庫) [文庫]
 綺月 陣 (著) 周防拓未(イラスト)

殉愛 (もえぎ文庫)



(あらすじ)

成長著しい若手社員・辻沢朋之を見守る自分の目に、親愛以上の思いが生まれたことを自覚してしまった阿久津敬吾。妻もあり地位も築き、中年の域に足を踏み入れた男が初めて知る狂おしい愛に、朋之もまた…。表題作「殉愛」に加え、2人の男の10年にわたる愛執の果てを描く「メビウスの環」も収録。ストーリー・テラー綺月陣の魅力の原点が詰まった幻の作品集。
最後に死んで恋が成就してしまう・・・

たしかに昔のjuneではよくあるパターンでしたね。

両思いであろうが、 片恋であろうが男同士の恋愛が許されなかったあの時代のお話

今現在もそうそう認められていないのだろうけれど

BLという名前の下に家族に

周囲にも簡単に認められて 和気あいあいというお話が多いけ・・というか

ほとんどすべての中で

この作品が世に出るということはすごいことなんだろうなと思います。

とりあえず読んでみてください。

「背徳のマリア」の大胆な発想方法で 好きな男を手に入れるお話とは違って

どこにでもありそうなお話ですが

しかも今現実に男同士でなくても起こりうるお話。

BLに癒しを求めてしまう人には不向きかもしれないけど 一読の価値はあるとおもいます。



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だけど、ここには愛がある (栗城 偲)


だけど、ここには愛がある (プラチナ文庫) [文庫]
栗城 偲 (著) 笹丸ゆうげ(イラスト)
だけど、ここには愛がある (プラチナ文庫)



(あらすじ)

ナルシストの佐宗は自分が一番好き。それを知った上で付き合う悠馬は、ウェディングドレス姿で陶酔する佐宗に抱かれて写真を撮らされたりと、振り回されてばかり。けれど、佐宗自身の次、二番目に好かれていればいいと思うほど、彼のことが好きだった。なのに、佐宗の従弟が居候したことで二人の仲がぎくしゃくし出した矢先、その嗜好を理解し彼に好意を抱く人物が現れて……。
ナルシストの佐宗とそれを十分に知って受け入れている悠馬の 恋の物語。

可愛くない女装男子ということがメインの企画で始まったお話 らしいですが

楽しい可愛い雰囲気で読み終えました。

けれどこのお話・・・

プラチナ文庫なんですよね。

可愛いなんて感想が よもやプラチナからでるなんて思いもしませんでした(笑)

そこがツッコミどころ(笑)?

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恋々(柊平 ハルモ)


恋々 (ディアプラス文庫) [文庫]
柊平 ハルモ (著), 北沢 きょう (イラスト)

恋々 (ディアプラス文庫)



(あらすじ)

恋人を困らせ、傷つけることしかできない自分なんて、大嫌い。 こんな自分を好きになってくれる人なんて、いないから……。 どしゃ降りの雨のなか、びしょ濡れで震える傷心の裕也(ゆうや)は、 知的で精悍な美貌の男・伊織(いおり)に拾われる。 「かわいがって、甘やかして、あたためてあげる」と伊織に甘く囁かれ、強引に抱かれてしまった裕也。 それ以来、体の関係だけが続いていてーー!?
裕也の従兄弟・弘毅(こうき)と斎巳(いつみ)の拙い恋物語も同時収録!
あらすじに偽りあり・・と言うのじゃないのですが

二作のお話がはいっていて

一作めは裕也の元恋人である弁護士の男と地味な性格の高校生の物語。

二作めがあらすじに書かれてある この弁護士の従兄で、

振られてしまった裕也と 彼を拾ったIT関連の知的男、伊織お話でした。

この文庫の容量で二つのお話ですので、ちょっと短いという感触です。

弁護士に振られてしまった裕也がちょっとツンデレで好みのねこちゃんタイプなので

それがちょっと残念な感じです。

別々に文庫化して書下ろしも加えていただいたらお話がもっと膨らんでよかったかなぁ



 

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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