アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
はな咲く家路 (ディアプラス文庫)
一穂 ミチ (著)
松本 ミーコハウス (イラスト)
(内容)
高校生のかずさは、生まれた時からずっと母・弓子と二人で生きてきた。ある日、弓子から「結婚したい人がいる」と告げられ、木工作家の慎一と自分と同い年だという息子・葵と顔合わせをすることに。初めて会う葵は、真面目で臆病なかずさと違い、まっすぐで自由で―夜空を取り込んだような黒い目で、健やかに笑った。そして、弓子と慎一は結婚し、二人は兄弟になるが…。心を溶かす、初雪色の恋物語。
朝から朝まで (幻冬舎ルチル文庫) (文庫)
一穂 ミチ (著)
山本小鉄子(イラスト)
(内容)
大学生の羽村結は、早朝のテレビ番組「サニーデイ・モーニング」でバイト中。慌しい現場を大小の失敗も交えて駆け回る日々、堅物の報道記者・後藤京平から生まじめに構われては胸をざわめかせている。そんなある日、つらいできごとが京平をいちどきに襲う。憔悴しているくせに毅然と振る舞おうとする京平に、泣いたらいいのに、と願う結は…。
一穂さんにしては珍しい感じのテレビ局関係の慌ただしい時間の流れお話だなと違和感というか
こういう展開のいい文章もかけるんだなというのが印象的でした。
きちんと中身も泣ける内容もありまして、詩的で美しい文章なんですけど
今回の話では主人公がいつ、なんでどういう感情をもって恋に落ちたという瞬間がありません。
逆もまたしかりというか
そのインパクトがないせいかBLとしては萌えが少ないかなという・・
逆にサブキャラというか、攻め役の後藤京平の友人でもある悦巳のほうが
主人公である羽村結と密接にかかわりを持っているし
苦労して今の自分を築いてきたというエピソードもあったせいか人間として魅力的であったので
ふたりがまとまったときはなんか意外な感じがしました。
と辛口な感想になってしまったのは前作二作ともがなかなかよかったせいで
きっとこのかたに求めるものが大きくなっているせいではあると思うのです。
次の作品に期待しております~
一穂ミチ(著)
竹美家らら(イラスト)
(内容)
中学受験も高校受験も失敗し、父の母校に進学する約束を果たせなかった志緒。今は、 来年編入試験を受けるため、じりじりする気持ちを抱えながら勉強漬けの毎日を過ごしている。五月雨の降るある日、志緒は早朝の図書室で、いつも飄々としている担任・ 桂の涙を見てしまった。あまりにも透明な涙は、志緒の心にさざなみを立て——。静かに降り積もるスノーホワイト・ロマンス。
カレンダー
最新記事
プロフィール
Twitter
カテゴリー
アーカイブ
カウンター
最新コメント
最新トラックバック
ブログ内検索