御縁 (ミリオンコミックス 11 Hertz Series 50) (コミック)
石田 育絵 (著)
(内容)
そこで出会った者は結ばれると噂のホモヶ池で出会ったのは、潜入捜査中の警察官・洲崎恭吾と、財務省務めの官僚・木島逸希だった。これは運命なのか、それとも!?いたいけな大人の男の恋の物語!
帯に「ひとりは官僚。ひとりは刑事。
思いがけない御縁で
出会ったふたりだけど・・・・」とありましたので
職業BLかな~と誤解しておりました
え・・・いやある意味職業BLなんでしょうが
全体的にかるーーいペーストでお話が進んでおりまして
こういう職業にした意味とかはあんまりないじゃんとぐらいに考えたほうが
いいと思います(笑)
作者さまもあとがきで「今回は軽めなものを書こう」と思われたらしいので
その意味では成功されていると思いますが
「
徒競浮世花 」のような濃い話を期待されている方にはお勧めできないかもです
ちょっと絵が変わってきているのか、黒髪の受け子くんの頭が大きいとか
感じるのはあたしだけではないと思います
でも、相変わらず目に力のある絵というか色気があります
このかたの書くおっさんも素敵です
第二事業部を大きく成長させ、売上の主力となるようにがんばってきた
おっさんなんですが趣味のギャンブルが高じてある「連中」に誘われ
汚職を行ってしまうのです
最後に自分勝手にも死んで何もかも後始末をつけようとしてしまうのですが
この二人の活躍はあんまりないままにきれいに解決しちゃいました
やたら御縁にこだわっていたようですが
終わってしまったら縁があって出会ったことは間違いないのですが
そこらの設定は生かし切れていないんじゃないかなという感じです
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