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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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久我有加さんの小説がWEB小説マガジン「フルール」に掲載されます

久我有加さんのブログ 「腹八分目」 に記事が掲載されておりました。

WEB小説マガジン「フルール」さんに あの久我さんの小説が掲載されるそうです。

10月11日(金曜)と18日(金曜)に、前後編に分けて掲載される予定だとか

登録不要、閲覧無料で読むことができますので

ご興味のある方は今夜ダッシュでフルールさんに走ってみてください(笑)



久我さんといえば最近の「恋の押し出し」で相撲BLを書いたり

漫才シリーズでも十分愛とエロスと関西弁を堪能させてくださる作家さんですので

とっても好きな方です。

今夜はパソコンに張り付いて読むのを堪能したいと思っております。


そして昨夜気がついたショックなこと・・・

購入予定の「
Mr.シークレットフロア ~砂漠の香りの男~ 」と

白い騎士のウエディング ~Mr.シークレットフロア~」ですが

アニメイトさんで購入するとあさぎりさんと剣さんのペーパーが付くそうなんです・・

えー

えー

もうコミコミさんで注文しちゃったんですけど・・・

たかがペーパー

されどペーパー・・

ということは

また本棚に2冊並べるのですか・・;;)

と嘆かしてください(笑)



白い騎士のウエディング ~Mr.シークレットフロア~ (ビーボーイノベルズ)


    

Mr.シークレットフロア ~砂漠の香りの男~ (ビーボーイコミックス)


 

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恋の押し出し ( 久我 有加 )

恋の押し出し (ディアプラス文庫) [文庫]
久我 有加 (著), カキネ (イラスト) 

恋の押し出し (ディアプラス文庫)




(内容)

合コンの席で同じ男の泉田に一目惚れした達弘。 
その日のうちに告白するものの瞬殺で玉砕。 
けれど簡単には諦められず、彼の通う他学部の校舎まで訪ねていったところ、 
なんと泉田のまわし姿を目撃する。 
彼は相撲部に所属していた。 
もちろんその程度で気持ちが冷めるわけもなく、変な奴だと呆れられながらも 
相撲部に通ううち、徐々に仲良くなるけれど……!?

標準語チャラ男攻×関西弁ツンデレ受のキャンパスラブ!




この作品を初めて読んだのは雑誌掲載作でありました。→感想はこちら☆

雑誌ではじめてきたときは相撲部?!というものがBLに合うのか!!?

というところで意表を付かれてしまいましたが

読み進めていくうちに相撲部になんの違和感も感じなくなるという・・(笑)


合コンで一目惚れした泉田に標準語チャラ男くん真木

いくら綺麗で自分の好みド・ストライクといえどもある違和感は感じておりました。

なぜなら~~

泉田くんはりっぱな成人男子であったのですー。

でも、そこで簡単に引いたりしないのが真木です。

押して押して押して押しまくって

泉田の近くによっていって、仲良くなっていきます(笑)

最初はたんなる軽いおにいちゃんというか、なんなこいつ!という感じで

真木をさけていた泉田ですが

いつのまにやらそのペースに巻き込まれていったというか・・・

惹かれていったというか・・・

真木の告白を誠実に断る泉田

恋愛対象としてはみれないけど、いまのまま友達としておりたいと告げてくれます。

わかってはいたのですが、恋心をもっていた真木にとって辛いことだったんですよね・・・


他の相撲部の子達のために

そして、自分自身泉田への恋心をふっきるために合コンを開催したところ

そこにはなぜか呼ばれていない泉田があらわれて・・

雑誌ですでに何度も読んではいたのですが

何度読んでも楽しく美味しく泉田のツンデレぶりと

それに輪をかけた真木の大型わんこ攻めがすごく美味しかったです!(笑)


書き下ろしの「恋の上手投げ」は泉田視点で書かれております。

すっかり真木の魅力というか、

しょぼくれた大型わんこの耳や尻尾の可愛さに目覚めております(笑)

そして、真木も真木なりに強引に手に入れてしまった泉田に

ちょっと負い目を感じながらますますメロメロになっています。




秋の夜長に楽しく美味しく相撲と大型ヘタレわんこ攻めを楽しみたい方

いかがでしょうか?

いまならペーパー付きがあるので、それも合わせると2倍楽しい一冊です!




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頬にしたたる恋の雨(久我 有加)

頬にしたたる恋の雨 (ディアプラス文庫) [文庫]
久我 有加 (著), 志水 ゆき (イラスト)


頬にしたたる恋の雨 (ディアプラス文庫)



(あらすじ)

寄席を解雇された落語家のもず・こと文彦は、寄席の主・瀬島から万歳(まんざい)への転向を勧められる。
その頃、万歳は落語より格下に見られていた。
抵抗を覚えつつも、台頭し始めたばかりの“新しい万歳"を
理屈抜きで面白いと感じた文彦は、気の合う相方も得て万歳の道を歩み出す。
同時に、時に厳しく時に優しく己を導いてくれる瀬島に恋情を抱くようになり……?

昭和初期、万歳黎明期の大阪に花開く、興行師×藝人の恋。
 


久我さんの漫才師シリーズ

何でやねん! 1
何でやねん! 2
月も星もない
月よ笑ってくれ―月も星もない2
それは言わない約束だろう
恋で花実は咲くのです

といっても時代設定が昭和初期なので今までのシリーズとはちょっと感じが違います。

他のシリーズももちろん好きなのですが、

この作品は雑誌掲載作からしっとりとはんなりした雰囲気が漂っております。

そしてまた挿絵がいいのですよねー

志水さんの色っぽくて艶っぽいこの挿絵があるからこそこの小説が何倍にもふくらんで

楽しめました。

「頬にしたたる恋の雨」

雑誌購入時に感想を書かせていただいたのですが、→感想はこちら

売れない藝人であったもずを可愛がってたらしこんでいく興行師の瀬島が口説いた

あの一言がほんとうに印象的です。

優しいしてやりたいし、
可愛がってやりたいし
守ってやりたい。

けど、
コンジョワルして
泣かしたいとも思うー。


ああ・・苛めて、もっと・・・とつぶやいたのはあたしだけではないと思います(笑)



「恋風」

万歳という新たな表現は時流に乗りどんどん大きく力強くなっております。

あいも変わらず落語よりは下という意識はありましたが

もずは相方とともに自分たちの世界をどんどん広げていっております。

そして時に厳しく時に優しく己を導いてくれる瀬島との恋も順調です。

体も心もやわらこうに開かれ慰撫されることによって

どんどんもずが魅力的になっております。

情事のあと、腰がぬけてしもうて立てなくなっているもずを抱いて

ご飯を食べさせてもらうことには羞恥をかんじるのですけど

瀬島の口元に白いご飯粒がついているのをついばんでしまうことに羞恥はないようです。

どんどん無自覚に男ったらしになっていくようです・・(笑)

「心掟」

先の大戦も終わりを告げようやく平和を手に入れれたようで・・

もずの相方である団子の子供が大きくなり自らも落語家を目指そうとしているようです。

その子供であった和馬の口から語られる三人の父親像がよかった。

戦争の傷跡も生々しいあの時代だからこそ笑いは余計に求められ大きくなっていく

そして笑いという神様に見つめられ

瀬島の愛情に包まれて、これからもしっとりと美しい花をもずは咲かせていくのだろうなという

印象で終われたのがよかった。



あとがきで久我さんのブログが掲載されておりました.

興味のあるかたはどうぞ♪ →腹八分目

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青空へ飛べ(久我 有加)

青空へ飛べ (ディアプラス文庫) [文庫]
久我 有加 (著)
高城 たくみ (イラスト)




(あらすじ)

高三の夏、貴宏は甲子園で超高校級の選手・網野の豪腕に敗れ野球をやめた。それから三年、野球とは縁のない大学生活を送っていた貴宏は、プロで活躍しているはずの網野が二軍落ちしていたことを知る。居ても立ってもいられず網野に会いに行くが、その前日、網野はついに戦力外通告を受けていた。投げやりになる網野に思わずトライアウトを受けるよう勧めてしまった貴宏は、彼の自主練に付き合うことになり…。


 息子が中学校の時に野球部に入れてはおりましたが

正直野球には興味がまったくないのです。

ルールも用語もまったくもってわかりません(笑)

高校三年生の時に甲子園に出ていた貴宏でした。

そこそこに活躍することはできていたのですが超高校級の選手・網野の豪腕に敗れ

自分にはないものを持つ男

ある意味格の違いとでも言うのでしょうか、追いつけないものを感じた貴宏は

高校卒業で野球とはまったく無縁の生活をおくることにいたしておりました。


けれど、ある日自分にその違いを思い知らしめた男網野が二軍に落ちていることをしり

網野の情報をかき集め彼に会いにゆきます。

そこでいきなり彼が戦力外通告、いわゆる首の宣告を受けていたことを知り

トライアウトをうけるように勧めます。

いきなり現れて野球をやめないように迫る貴宏

ファンとかそういう輝く思い出ではなくて囚われているような

自分がこれまでだという挫折を押し付けてきた男にたいして傾倒しきっている貴宏に対して

反発を感じる網野ですのでふたりの思いはなかなか恋にはなりません。


やがて野球を通して、キャッチボールのようにボールを受けたり渡したりしながら

思いと感情をキャッチしていきます。

やがてこの思いが恋と気がついた貴宏は

トライアウトに挑戦しようとしるその前日にひそかに別れようと決心するのです。



野球を通して思いを深めていく二人

生活と人生を共にして愛を積み重ねていくのですが

正直BLにしなくても男同士のニアBLでよかったんじゃないかなと思ったり(笑)



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恋で花実は咲くのです(久我 有加)

恋で花実は咲くのです (新書館ディアプラス文庫) [文庫]
久我 有加 (著)
草間 さかえ (イラスト)





(あらすじ)

芸人になる夢を捨て郷里の温泉街で働く隼斗のもとに、元マネージャーの時田が現れた。
新しくできる劇場の専属の作家になってほしいという時田の頼みを隼斗は即答で断るが、彼は諦めずに温泉街に留まった。
お笑いへの熱い思いも時田への密かな想いも封印して生きていた隼斗。
だが彼の出現で忘れていた想いが溢れ出し……?

芸人シリーズ第四弾!
ヘタレ敏腕マネージャー×ツンデレ元芸人の三年越しの再会愛!



何でやねん! 1
何でやねん! 2
月も星もない
月よ笑ってくれ―月も星もない2
それは言わない約束だろう

売れている芸人同士お話やら、売れなくてやむなく違う道に進んだ元芸人さんや

芸人シリーズの第四弾がでました。


「恋で花実は咲くのです」

今回はヘタレ敏腕マネージャー×ツンデレ元芸人のカップルのお話です。

「バンテージ」に続き「パイロットランプ」が世に出て行きましたが

しゃべくり漫才というかお笑いのブームの終焉がきておりました。

テレビからネタ番組が消え、劇場も閉鎖が相次ぎ、

芸人がネタを披露する場所が激減してきつつある時デビューした「スパークファルコン」でした。

いろいろな新人賞も獲得し、テレビのローカル番組に出演しておりましたが

時流に乗れないままでした。

そんなときに実家の父親が倒れ家族が経営する温泉旅館の再興のために

実家に帰ることになった隼斗でした。

鄙びた温泉街の再興も順調で経営も軌道に乗り始め仕事は充実しておりましたが

けれどお笑いの夢はどこか自分を求めていて・・・

そんなときに芸人時代の元マネジャーからネタ作りの才能を認められ

新しい劇場を一緒に作り上げるために隼斗を迎えにきたのです(笑)

マネージャーと芸人として付き合いながらも

ほのかに?恋心を抱いていた時田と隼斗ですので

なんというか・・逃げられた嫁さんを必死の形相で迎えに来た婿さんの会話のようで

ノリのいい関西弁のテンポもあっておもしろいです。


「笑って花実は咲くのです」

今度は芸人ではなく新しく作る劇場の作家兼スタッフとして働くことになりました。

が・・・内部での問題も多く

以前のように時田の意見に100%頷けない自分がいて

いろいろ考え込む隼斗でしたが

問題の解決とともに、いまは芸人ではなくスタッフなんだから

意見の違いはあってもいいという時田の自然な言葉に救われるのでした。

ツンデレの女王様の隼斗と天然ボケの王子様時田の会話が

ほんとうのおもしろいので

楽しく読みたい方いかがでしょうか?


各お話の最後に雑誌掲載作の草間 さかえ さんのコメントが載っているのですが

それがまたいいのですよー

お話のすべてがそこに詰まっているといってもいい感じでした。

ちょこっとみたい方なら本屋さんでそこだけでもチェックしてみてくださいね。




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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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剛しいらさんなどなど・・・

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