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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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普通ぐらいに愛してる (久我 有加)

あつい~~ですね。
 
まったく更新もできないで何していたかと言うと

急に仕事が休めることが決まったので、

コミケに行こうと切符の手配して あとは暑さでだらけておりました(笑)
 
まったくもって何も書かないまま放置プレイのこのブログしたが
 
ぼちぼちと見に来て下さる方がいて、申し訳ないやらありがたいやらです。

また更新がんばっつていくのでよろしくお願いいたします<(_ _)>
 
普通ぐらいに愛してる (ディアプラス文庫) [文庫]
久我 有加 (著)
橋本 あおい (イラスト)




(あらすじ)

イベント代行会社で働く広記(ひろき)は、仕事で高校時代の天敵・北條(ほうじょう)と再会する。
三年間毎日広記を「好きや」とからかい続け、そのくせ卒業後一度も連絡を寄越さなかった男。
あの頃と同じ調子で口説いてくる北條の言葉を、もちろん広記は信用できない。
だから言ってしまったのだ、「信じてほしければ、行動で見せてみろ」と――。
そこから北條の猛攻勢が始まり!?

逃げる受&追いすがる攻の、大人げないリーマンラブ!


雑誌で読んでいたのですが、こうしてまとまるとすごく嬉しいです。

久我さんの満足感100%の一冊でした。

追いすがってくる大型ワンコ(腹黒攻略法という邪気あり)と

良い友人でありたいし、恋なんて男同士で考えたことないわー受け

(男前度100%)との駆け引きがたいへんおもしろかったです!!

一作目でふたりは再会し、高校生の時から積極的にアプローチしていた攻めが

家庭の事情と自分の内的な葛藤の末受けをあきらめて遠方の土地の大学に進学します。

家庭内の事情も落ち着いてくると

やっぱり受けの広記のことが好きですし、諦め切れない自分を知り

今度こそ手にれいるぞーと綿密な計画を立ててアプローチしてくるのです。

さりげなく広記の勤めている会社をしらべて、仕事を依頼してきます。

高校の時に猛アプローチしたあげく黙って遠方の大学を進学した北條が

なんでまたいまさら???と悩みながらも

薔薇の花束を受け取ったり、花よりビールや米がいいと言い切る広記でした。

米持って…デートにくる攻めって(笑)

北條の気持ちがほんとうに恋なのかどうか、

高校生の時に諦めれたのなら、いまだって簡単に忘れられる思いなんじゃないかと

広記も悩むのですが、北條の気持ちがほんとうに愛なら自分だっていつでもokと

ほんとうに男前に気持ちも身体も受け入れちゃうのです。

「普通ぐらいに愛している」で思いを確認したふたり

「誰より何より愛している」で身体もきちんと愛を確認し

「君だけを愛している」でメロメロなバカップルになってました(主に北條が・・)

後書きで書かれていますが、久我さんは日常モエなので日常のことを書くのですと

書かれていましたが

日常の瑣末な出来事もバカップルにかかったらこんなにピンクなお話になるんだと

気がつきました(笑)

日常のバカップルや楽しい大阪弁萌えがあるかたどうぞー


コメントレスです♪

ゆうみさん
レスが遅くなり申し訳ないです。
今回の「札休」は行動と気持ちが一番大きく動いてはらはらするやら楽しいやら(笑)
最後を知っているあたしたちまでこんなにドキドキしちゃうってすごいことですよね!
書きおろしで芦屋のほうからの気持ちを流れを知ることができて
あの話の裏側ではこういうふうに進んでいたんだーとさらに楽しむことができてよかったです。
あと一冊と「東京」シリーズも楽しみですね。

コメントありがとうございました!





拍手[3回]

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いつかお姫様が(久我 有加)

いつかお姫様が (新書館ディアプラス文庫 242) (文庫)
久我 有加 (著)
山中 ヒコ (イラスト)




(あらすじ)

広い肩幅、長い脚、切れ長の双眸と隆い鼻、
だが中身は三枚目寄りの二枚目半。
それが世間の開士に対する評価だが、市村だけは違った。
焦げ茶色の柔らかな髪に象牙色の滑らかな肌。
彼の方こそよほど綺麗な容姿をしているくせに、
開士をまるでお姫様のように大切に扱ってくれるのだ。
最初は戸惑っていた開士だが、いつかそれにドキドキしている自分に気付き……!?

キレイ系王子様攻×オトメ系男前受の学園ラブ!
読んだ瞬間壮大なノロケを聞かされて視線をどこに飛ばしたらいいのか

ちょっと考え込んでしまいました(笑)



自分より身長が高くて、

広い肩はばをもち切れ長の双眸と隆い鼻をもつ開士を好きになったのは

焦げ茶色の柔らかな髪に象牙色の滑らかな肌をもつ優しくって気配りができて

それこそ童話の王子様のような市村なんです。

BL的展開からいえば・・・乙女攻め?とでもいいましょうか

男前と評される開士にしたってその特別に優しくされることに

乙女のように喜んでいるのである意味乙女受けなのか・・・

なにしたって、なんの事件があったって

萌えも恋も同じベクトルを向いているので

この恋は壮大なノロケですとしかいいようがないのは・・

あたしだけでしょうか?(笑)

久我さんには、他の漫才カップルのお話とか期待作おおいのです。

またそちらのほうもよろしくお願いいたします。






コメントレスです♪

ゆうみさん

>買っちゃったヤツがここにいます~
もうさすが師匠としかいいようがありません。
ゆうみさんの住んでいらっしゃる方向にむかって拝ませてください(笑)
桜木さんは愛にむかっての焦れ焦れ感ももちろんなんですが
せつなさのエッセンスがむちゃくちゃ萌えにはいるときがあります。
「あさがお」「愛がたりない」などは好きです♪
>ディアプラスもSSが載っていたので買ってしまいました
あたしも実は買っちゃいましたと小さく告白させてください・・

コメントありがとうございました!


拍手[1回]

君を抱いて昼夜に恋す (久我 有加)

君を抱いて昼夜に恋す (新書館ディアプラス文庫 226) (文庫)
久我 有加 (著)
麻々原 絵里依 (イラスト)

(内容)
 
彫師の八束は、付近を預かる博徒の口利きで男をひとり預かることになる。最初の晩、男、源太は唐突に夜這いをかけてくる。その手に熱を上げつつも「抱くなら彫らんぞ」と告げると源太は引き下がったが、実のところ八束の心にこそ彫りたいという欲が生まれていた。だが美しいが情がないと亡き師に評された己の彫り物では、源太の野性に喰われてしまう。葛藤する八束は……? 博打打ち×彫師の大正任侠ロマンス。



以前出された久我さんの時代もの本にあまり萌えなかった記憶があるので
 
買うのをどうしようかなぁと悩みながら買いましたが
 
麻々原さんの硬質な絵が雰囲気ととってもよくあって

その時代の博徒とやくざと彫師の違いなどなにもわからなかった あたしでもよくわかったし
 
なにより久我さんの大阪弁とお話の引き込み具合がすごくよかったです。
 

先代の彫氏の一周忌に愛弟子である八束に
 
付近を預かる博徒の口利きで男をひとり預かることになった。

その男源太は最初の晩から唐突に夜這いにかけてきた。

行為は拒否していても、その男の肉体から目を離させない。

源太の体に彫りたいという気持ちはあるが、

師匠に美しいが情がないと言われた自分の彫り物では源太にふさわしくないし

源太という存在に喰われたままの刺青では許せない

それに、なにより

「抱けば彫らない」と言い切った自分だが源太に欲情も感じている。

彫師八束の葛藤と成長がエロに包められていて

怪しいえろさも、彫氏という職業と

博徒という、その時代でさえもう古いといわれている生き方にしかできない男たちの悲哀が

よかったです。


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恋は愚かというけれど  (久我 有加) 

恋は愚かというけれど (新書館ディアプラス文庫) (文庫)
久我 有加 (著)
RURU(イラスト)



(内容)

大学生の謙人はサークルの後輩の進藤に片想い中。進藤の潔い性格と男らしい容姿を、ほぼひと目惚れ状態で好きになり、穏やかな性格の謙人を進藤も慕ってくれている。このまま一番仲のいい先輩としてそばにいられればいい―そう思っていたある日、進藤から友人の吉島が好きだと相談をされてしまう。辛い気持ちを隠し、進藤の恋を応援することになる謙人だが…?同い年の後輩×先輩のさわやかキャンパスラブ。



J庭の帰りに渋谷により、まんだらけで同人誌を購入し、懲りずに池袋のアニメイトで購入いたしました。

重い荷物をより重くしてどうするんだと思いますが

読みたい本がそこにあるなら買わなきゃいけないよねー(笑)

デイアプラスで読んでおりましたので、目新しさはそうなかったんですけど

良くも悪くも久我さんらしい本であったと思います。

ハッピイエンドの小説を書いていると失恋した小説が書きたいということで

片思いの恋が失恋していく話で序盤始りました。

片思いの楽しさとか、ドキドキした感じ

そしてこの恋が実るはずはないというすでにあきらめというか

悟っていることでのせつなさは十分に味わえる物語です。

主人公の皆内くんのかわいらしくて人の良さが

読んでいるあたしまで幸せにしてくれる感がありました。

脇役の女の子たちもすごく魅力的で生き生きとしていましたので

まるで、大学生活をあたしまで経験したかのように思わせてくれる話でした。

惜しむらくは、主人公の皆内くんが憧れた初恋の男の子が

人間的にそう魅力的でなかったというか

なんであんないい子の皆内くんがあそこまで焦がれたのか

ちょっとわかりにくい書きかたでした

男前だけど、ぶっきらぼうで無口で潔い性格の進藤くんらしいのですけどね(笑)



書き下ろしは大学を卒業式の進藤が会社に勤めている皆内くんとやっぱり仲良くしているお話でした。

こういう小さなお楽しみというか、プレゼントがあるから文庫かうのがやめられないんでしょうねぇ(笑)





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簡単で散漫なキス (久我 有加)




簡単で散漫なキス (ディアプラス文庫)
久我 有加 (著)
高久 尚子 (イラスト)


(内容)

大学生の周平には七つ年上のセックスフレンドがいる。同居中の義兄に想いを寄せる周平は、同じ訛りと声を持つ彼、穂積を抱くことで行き場のない欲望を解消していた。同様に穂積は恋人に二股をかけられ持てあました身体の熱を周平とのセックスで宥めている。互いに割り切った関係でそれ以上の気持ちはないはずだった。だが恋人と一緒にいる穂積を見かけた日から、周平の気持ちは穂積に傾き始め……? 書き下ろし!





作者さまのあとがきによると小説デイァプラスがリニューアルし、

雑誌全体のエロが増量?強化されたために

作者さまもエロを強化しようと挑んだ作品だそうです

不思議とエロい構図のイラストはありましたが

それが久我さんの文章だとそうエロ臭さを感じませんでした・・・・

というか、久我さんは無理にエロ強化しなくてもお話とキャラクターで

十分堪能させてくださる方なんで、無理はしなくてもいいです(笑)



お互いがお互いに惚れ合っているなんてとんでもない

お互いに惹かれている人、もしくは恋人ににた部分に魅かれあっていて

その部分を堪能するかのように貪りつくしあう関係の周平と穂積

終始攻めしてんの周平視点のためか

周平がなぜ自分が思っていた存在から穂積に惹かれていったのかはよくわかるのだけど

穂積がなぜあのダメダメ男に引きずられていて、

そのダメンズから周平に惹かれていったのかがちょいわかりにくかった。

でも魅かれあっていることに気がついてからの二人の日常会話や

思いやりにみちた行動が素敵でした。

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HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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