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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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せつなの夜に触れる花


せつなの夜に触れる花 (角川ルビー文庫) [文庫]
 崎谷 はるひ (著)
おおや 和美 (イラスト)



(あらすじ)
 
幼い頃、危ないところを江上に助けられた教師の大貫京。
そのせいで彼の人生を変えてしまったと知った京は、江上に謝罪したい一心で彼を捜し、
ようやくアークティックブルーという店で働く江上の情報を得る。
ところが、数年ぶりに再会した江上に京は高鳴る胸を抑えられず、
慣れない酒をあおって倒れてしまう。
それをきっかけに江上と距離が縮まるものの、思いを告げられずにいたある日、
京は思いがけない事件に巻き込まれてしまい…!?

『ブルーサウンド』シリーズ最新作。

だいぶ前に読み終わってはいただんですが

しばらく更新おさぼりごみでしたのと、

ちょっと多忙で買い物にいけていないという自己都合でいまさら感想です(笑)

崎谷さんにしてはエロが薄めですが

押せ押せの襲いうけ風味の親父ほだされ話でした。←身もふたもない(笑)

お話の伏線が小児のころのいじめにあって誘拐だなんだとてんこ盛りにありまして

ひとつが解決したと思えば

またもうひとつの謎があってオヤジはなかなか若いこの恋の想いにこたえれないので

じれじれした感じがありましたが

読み応えはありました。




コメントレスです♪

あおいさん

多忙にかまけてご挨拶もできずに申し訳ないです・・・
息子さんも成人式だったとのこと
おめでとうございます!&お疲れ様でした!
綺麗系の絵柄が好きなのであたしも苦手と避けきっていたのですが
あんがいチャレンジしてみたらおいしかったです。
また気持ちが筋肉と毛深さを受容できるようになりましたらどうぞチャレンジしてみてくださいませ。
また失礼なことをしでかすが自信があるのですが
気長にお付き合いくださいませ(ぺこり

lisaさん

ありがとうございます(ぺこぺこ
着物の準備・着付けのしかたから髪型・化粧にいたるまでに膨大な時間がついやされますが
当日は実際に着てみて、写真を撮ってという膨大な体力がついやされました・・・
もはやおめでたい式という感覚がどこか遠いです・・・(笑)
>内田カヲルさん私大好きなんです♪ 筋肉もモジャモジャも無問題ですよー。
さすがです・・・
さすがの受容のひろさ
坊主でもなんでも味わい尽くした大人の女の風格ですね(笑)
筋肉は大腿三頭筋がすきです♪
岡田屋さんの味わい深いお話も好きです~
筋肉同好会作らなきゃいけませんね(笑)
同士としてよろしくです(笑)

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サーカスギャロップ (崎谷 はるひ)

サーカスギャロップ (ダリア文庫) [文庫]
崎谷 はるひ (著)
今 市子 (イラスト)
 


 

(あらすじ)

平凡な会社員の日下は、結婚も考えていた美久からの誤メールで、彼女の浮気を知る。
悩む日下の元に阿東という男から「会って話そう」と連絡が。
美形で色気のある阿東に日下は圧倒されるが、
彼との話で更に別の浮気相手が浮かびあがり、互いが被害者と気づき意気投合。
美久への対処を相談する内、阿東がバイだと知り、
彼は「好きなんだよ。あんたみたいなタイプ」と言いだし…。
花はふってくる」のスピンアウト作品です。

「花」の二人の主人公たちは直接にはでてきませんが

あのときに涼嗣と付き合っていた理名さんと佐伯君が出てきます。



サーカスギャロップという題名通り騒々しいお話でした(笑)

平凡な会社員だった草加

結婚も考えている人がいて、仕事も充実

なにもかも順風満帆だったはずの世界にほころびが現れてくるのですが

その綻びがいつのまにか布が裂けるどころではないほどの喧噪にまで広がっていきます。

というのも、彼女からの誤メールが来はじめ、

それがもとで彼女に二股かけられていることに気がつくのです。

結婚まで考えて信じれいた彼女に裏切られたと思い憔悴しきっていた

草加の前に現れたのは・・

美形で色気のある阿東でした(笑)



結局は美久にみんな弄ばれているというか・・・

子どものような正直さで自分が一番大事にされなきゃだめという

自己中心的な欲望に振り回されているだけのお嬢様のようで

草加が仕事で忙しかったからビストロを経営する阿東にはしり

阿東が仕事でかまってくれなきゃヒロ君に・・・

バイタリティのある女性は嫌いではないのですが・・・・

なんとなく好きになれない女性でした。

その美久と新しい男ヒロ君VS草加・阿東 との戦いの中で

草加と阿東は恋を深めて行くのですが

恋のお話とラブとエロスは薄めです。


サーカスの開幕を一番楽しみにしつつ

この音楽をお楽しみください・・・・



コメントレスです♪
 
ゆうみさん
>小説ガッシュ!これは買わねばなりませんね
うんうん、おっしゃられるとおり場所も取りますし、金額もはるしちょっと考えたのですが
これだけの豪華作家様たちの本ですので
手に入れようと決心いたしました(笑)
ガッシュの小冊子をもらうためのポイント集めにもなりますしね(笑)
小冊子にフェアにイベントにそして・・・こんどはアンソロまで振り回されて
楽しいやら財布が寂しいやら(笑)
楽しく振り回されてくれるお友達がいてくれて心強いです~~

コメントありがとうございました!

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【崎谷はるひ連続刊行フェア】全サ小冊子【S's Trifle】



先週の土曜日に届きました。

発送予定がいろいろな事情で遅れに遅れていた小冊子ですが

まずその外観に驚かされました(笑)

文庫サイズでハードカバー

ロウ引きのカバー付き・・・

しかもしおりがついておりますし、デザインというか装丁も上品で

ホテルとかに置いていたらちょっとした聖書のような印象が・・・

聖書かと思って読んだらさぞみなさんぶっとぶでしょうけどね(笑)



内容

不機嫌シリーズ 「Gravity-重力ー」

ラブラブ同棲初日のお話です。
散々あれやこれやを経験している二人なんですが
一緒に暮らし始めると今まで知らなかったお互いの良い部分を再認識できちゃって
ハッピー
マーキングもしっかりしちゃっているし
餌付もしちゃっているし
初夜でテレまくりながらも濃厚な甘さでエロエロでした。
このままがんばってください・・(笑)


信号機シリーズ「Sickness-病気ー」

二人で暮らし始めた「アオゾラ」の史鶴と冲村
色々あった出来事も二人の間柄を成熟させているようで・・・
しいちゃんこーちゃんと呼び合っておりました(笑)
仲良く病気も分け合って二人で倒れてしまったので
SOSのメールが「オレンジ」の朗にいき
見舞いに行った朗はウイルスをもらって恋人の家で発病しちゃうのです。

今まで熱があっても平気で学校に行っていたのに
恋人は寝かしつけて保護者のような顔をして甘やかしていたわって大事に保護してくれる。
朗の周囲の変わった環境を知っているせいで
余計に甘やかしたいような・・・
ただただ甘やかし体質のような・・・
叔父さんの昭生と張り合っております(笑)

「ヒマワリ」の叔父さん、昭生は朗の恋人の「本日も泊めます」メールに怒り心頭(笑)
猛烈に文句を告げるメールを送ったり抗議の電話をかけまくるそうです。

そしてラストは大人なカップルの物語
今までが言いわけにまみれていた関係だっただけに
言いわけのいらない関係になってきたことで伊勢は今までの欲望と煩悩がおおっぴらに
出しまくりです。
ちょっぴり素直じゃない昭生を翻弄しまくり・・・
お口でいかしちゃうわ・・・
射精せずにいかしちゃうし・・・
言葉攻めはもちろんのこと気絶までさせちゃいます・・・

大人たちの夜は長そうです(笑)


インクルージョン&慈英×臣シリーズ「Priority-優先権ー」

記憶を失った慈英の看病のために照映の家を訪れる臣
臣を愛した記憶を失って別人のごとくに変貌した慈英にショックをうけていた臣を
励まそうと毎日お弁当をつくるミッフィーちゃんなのでした。
記憶が戻らないまま退院を決めた慈英に合わせて帰郷する臣
ミッフィーを抱きしめてその抱き心地の良さに癒されます。
するするされて思わずスリスリし返そうとなった未紘を止める照映でした(笑)

じつのところ事件が解決して記憶が取り戻したまでのお話はあるのですが
取り戻したあとの甘いお話はありませんでした・・
ちょこっと残念ですが
臣と未紘のお花ちゃんコンビの抱擁を読めて楽しかったです♪



グリーン・レヴェリーシリーズ「Unconscius-無意識ー」

地味めな外観わりに無意識フェロモンがでている齊藤弘
やっとできた恋人の話をしたくてしたくてしかたありません。
恋人の降矢は亭主関白タイプのやつなので元彼からの連絡とか過去の遊び相手とか
同じセクシャリティのお仲間だからという連絡にはちょっと怒ってしまうのです。
ただの友達とは二時間も三時間も電話で話せても
自分とは三カ月もエチがないという・・・・
まぁつまり欲求不満が下敷きのやきもち全開のようでした・・・




バカップルなお話がたくさん読めて満足な一冊でした

ここまで豪華じゃなくてもいいんですが

こういう満足だーと思える小冊子を毎年企画してくださいねと

叫んでおきます(笑)




コメントレスです♪

lisaさん
>草間さんの載せてくださってありがとうございます
楽しんでいただけてよかったです。
小説ももちろんよかったのですが、雑誌掲載時のあの作品案内のイラストが
より面白さを引き立ててくれていると思っていたので
文庫に掲載されている時は嬉しくて心の中だけで大ジャンプしちゃいましたよ(笑)
本も軽快でおもしろくてせつないので読んでみてくださいまし<(_ _)>

さなえさん

こんばんはー
お勧めと書いて買って下さる頼りになる存在ありがとうございます(笑)
けっして出版社からの回しものではないんですけど
おもしろいと楽しいは共有できたらうれしいです(*^。^*)
>麗人で番外編読んできました。
おおー素早い
あたしはまだなんです~
そんなに三上先生が気になるお話なんですね!
ちょっくら走っていってチェックしてこなきゃ(笑)
魔性の男も好きなんですもの…w
>それよりも麗人ってあんなにえっち多かったですか??
内容は大人でも表紙が普通の漫画雑誌なので手に取りやすいんですけど~
内容はたしかにエッチだったとおもいます。
でもエッチも大切なBLの要素なんですよね~(笑)

コメントありがとうございました♪

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静かにことばは揺れている (崎谷はるひ)

静かにことばは揺れている (幻冬舎ルチル文庫) [文庫]
崎谷はるひ (著)
志水ゆき (イラスト)




(あらすじ)

リラクゼーション系サービスを扱う会社社長・綾川寛二は
『子持ちの女装社長』で有名。
音叉セラピストの白瀬乙耶に突然キスされた綾川は、
妻亡き後、息子の寛のために女装していたが
自分はゲイではないと伝える。
以降、綾川親子と白瀬は友情関係を築くことになるが、
白瀬がふと見せる色っぽい顔、
そして純真な顔に綾川は次第に惹かれて…。


前作「心臓がふかく爆ぜている 」で

主人公齋藤弘の初恋の相手であり良い兄貴役でもあり

小姑(笑)?でもあった綾川の二度目の恋のお話でした。

幼馴染であった妻に先立たれ、仕事と育児に翻弄していく中で

息子寛のために女装してがんばってきた彼です。

齊藤の知り合いで音叉セラピーとして仕事をしている白瀬は

青年期に得た家庭の軋轢で女性不信になりゲイとして生きております。

最初は綾川もゲイと勘違いされて誘惑させそうになりましたが

誤解と気づいてからは息子のシッターの役割もしてくれて

家族ぐるみで和気あいあいと関係が続いておおります。


前作はロハス関連の蘊蓄が非常に多くて、ちょっとお話の邪魔だと感じましたが

今回は白瀬が音叉セラピストということで音叉関連の蘊蓄が多いです。

また亡き妻の遺言で現在のロハス関連企業の隆盛にがんばってきた綾川ですので

彼の仕事の関連の話も多く出ております。

女装がネタのテレビ出演の関連もおおいです。

お話はボリュームがあってよかったです。



孤独でがんばってきたふたりが出会って子どもを中心とした家庭を作り上げていっています。

またこのお子様の寛くんがほんとうに可愛いです。

終始丁寧な言葉ではしゃぐ寛君にちょっとやられてしまいそうでした。

丁寧語で強引に攻めて行くなんて妄想をしてしまいそうです(笑)


白瀬のもつ不幸というか孤独であったことの原因がつきとめられ

みんなでそのことに向かって事件解決までいくテンポもよく

全体的に楽しくよませていただきました。

エロも濃厚でした(笑)






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崎谷はるひミリオンフェア 書きおろしSSカード感想

おそらくファンならすべてを持っているであろうと思われる

既刊と新刊を購入してもらえる書きおろしSS

とりあえず娘に奪われた分とお気に入りで傷んでいる本を買うことで
 
財布と自分に納得させました(笑)
 
新規にファンになった人ならお得感があるとおもうのですが

以前からのファンじゃなきゃこういうフェアーも知らないですよね?
 
ちょっと納得がいかないままですが
 
好きになった分、愛情が深い分、 負けてしまうのはしょうがないことなんですよね・・・(笑)

ということで感想です。
 

書きおろしSSカード「はなやかな哀情」番外編

100fair_jo.jpg はなやかな哀情の後日談が載っております

 すっかり記憶を取り戻した慈英

 臣は警邏中ではあるのですが

 なぜか散歩中の慈英とともに歩いております。

 デートですかい(笑)







なぜ慈英が臣の絵を描くのかを語っております。

綺麗な臣を描くことで「これきれいだぞ」と主張し、

それを見ることで価値の再認識をしているそうです。

記憶喪失のあの状態から回復しはや一カ月

臣の存在だけを忘れていた二ヶ月半のあいだ

臣に対してつれなくあたったことをおおむねおぼえているらしい

罪悪感か、はたまた無駄な時期を過ごしてしまったせいか

やたら臣に対して甘い行動と言葉を勢いよく放出している。

「綺麗な顔じゃなくなったらどうするんだ?」という臣の問いかけに対して

「あり得ない」と言い切る慈英

「皺もできるし染みもとかもできるぞ」という再度の問いかけに対して

自然の摂理に従って老いたとしても

臣が綺麗だと思う気持ちに変わりがないと言い切る慈英

老けた時の顔を描いて見せましょうか?とまで言い切るのですから・・・

バカップルと言い切ってあげてください(笑)

最後にあのときの臣を描いたあのスケッチブックのことや入籍について

妙にきらきらと追ってくる慈英

待てとはぐらかした臣がほんとうのところ

もっと甘やかしてほしいという気持ちだと言うことを見抜くと

「臣さんがしわくちゃになっても、ずっと待ってますからね」と

遠い未来のすべてを愛していると言い切る慈英でした(笑)


本篇「はなやかな哀情」が事件が解決した後のあまやかさがちょっと少なめだったので

このSSでは甘さの補給編という感じでよかったです。


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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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