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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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ミスター・ロマンチストの恋(砂原 糖子)

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【ミスター・ロマンチストの恋】ルチル文庫
砂原糖子 (著)
桜城やや (イラスト)



(内容)

男らしくて超モテる千野は外見に似合わず、後輩の有坂に片想い中。それは恋する乙女そのもので…。書き下ろし収録の待望の文庫化!!


新しい表紙と前のを比べてみました

意味はあまりないのですが、あたし的には前のが好きというか

桜木さんは好きな漫画家さんなんですが、旧版のほうが

3人の位置関係がよくわかる表紙でしたのでこの話のは前の挿絵を使っていただきたかったなーというつぶやきです

内容は外見に似合わない乙女な生徒会長が恋をして

その片思いから恋のみのりまで切ない想いいっぱいです

切なさと高校生活の愛と友情を楽しみたい方いかがでしょうか?






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虹色スコール(砂原 糖子)




虹色スコール
(にじいろすこーる)


砂原糖子(著)
佐倉ハイジ (イラスト)
定価588円 文庫判


高校までべったりだった友人の池上と、大学に入ってから距離を置くようになっていた律也。池上の何でも分かったような顔が気に入らない、全てにおいて律也より勝っているのも、律也の好きな千鈴が池上に思いを寄せていることも——。律也の態度に気づいていながら、そばを離れない池上。そんな池上の心の内を考えようともしない律也。二人のベクトルがまた交わる日は来るの……? 不器用同士の等身大の恋愛模様♥




夜光花さんの新刊を買いにいったら

思いがけずに発売日に売りに出ていたので即効買いました

首都から遠く離れている僻地な中産間地域にすんでいると

発売日より遅く出るのはあたりまえなんですの・・・・

期待していた砂原さんなんですが・・・

うーんという感じでした

いまピュアな愛をあたしが求めていないせいもあるのでしょうが

高校・大学とまで思いつめている攻めくんの池上君なんですが

そこまで執着しているわりに、律也になんかそっけないし

就職にしても好きなとこにすればいい

休みがあったら会いにいくからという感じが

律也にもものたりなく感じられたようですし

あたしにも今一歩「なんでやねん~」の気持ちです



繊細にセンシティブに悩む気持ちになったときに読み直そうと思いました・・・・・





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セラピストは眠れない(砂原 糖子)

ルチル文庫って一挙に大量に出るじゃないですか

おまけにけっこうレベルがたかいのが多いので全部購入して

読むのが大変と言うことがおおいので、

コレもさらーとよんで積んどいた本です



「セラピストなんか一人もでてけーへんやん」とかいいながら

とかなんとか呟きながら読み進めていくうちに

砂原ワールドに引き込まれてしまいました(笑)





セラピストは眠れない (幻冬舎ルチル文庫 す 1-5)
砂原 糖子 (著)
金ひかる (イラスト)


(内容)

外村泰地が代役を頼まれた仕事は出張ホスト。渋々出向いた先には整った顔立ちをした年上の男・碓氷志乃が待っていた。外村は碓氷に値踏みされ務めを果たすよう命じられるが、役に立たないうえに説教までして怒らせてしまう。しかしなぜか専属契約まで結ぶことに。外村は碓氷が放っておけず、碓氷もまた外村が気になるようで…。    


しぶしぶいくことになった出張ホストでであった年上の奇麗な男志乃は何かにつけ行為を お金で換算することが多い

肉欲にはやたら素直で、行為のあれこれを指示しても羞恥心の欠片もみられない

普段で会うことがないような種類の人間に外村泰地は戸惑いながらも

志乃の子供のような純粋さとか傷つきやすさとか脆さに魅かれていくのです

産みの母はいず、父にも放置のような状態で、連れ子をつれてきた母からはなんとなく敬遠されて育ってきた志乃は人を愛することや愛されることに慣れていないし学習していないのです
 
学習したい気持ちすらどこかに追いやって傷つくこと痛むことを追いやろうとした志乃に新たな不幸が・・・

両親の突然の事故による永遠の喪失・・・

大切な妹も親友と結婚して幸せになったと喜ぶまもなく事故で逝去・・

喪失感をどう埋めていいのかもわからないまま日々をすごしていっていったのです

親友のために、家の鍵を預けてセラピストの役割も果たしてきた志乃です

御互い同じ傷を共有して生きてきてたんですよね

でも、泰地と出会い、穏やかな日常を共有しながら志乃はどんどん人間くさくなっていきます

泰地の嫉妬による誤解と言うスパイスが良く効いてて、いいお話に仕上がっています(笑)










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シンプル・イメージ(砂原糖子)

実はこれも、新書で購入しておりました

でも・・・・またまた懲りずに書き下ろしつきと言う誘惑に勝てないまま

文庫で購入とあいなりました

まぁいいもん

本は押入れのどこかに入れてあるから、もう永久にでてこれないから(何

コレが平積み本が増える元凶なんでしょうね・・・

でも、懲りずにあの本も購入いたしましたし

あれもこれも・・・購入予定だし・・・

娘に「コレ、同じ本じゃ・・・」と聞かれるたびに

「うーでもねでもね、コレは絵がちがうしー、これは書き下ろしついてるしー・・・・・・」と説明いたしましたら

零下30度の視線をいただきます・・・・

負けないもん(笑)






シンプル・イメージ (幻冬舎ルチル文庫 す 1-6) (文庫)
砂原 糖子 (著)
円陣闇丸(イラスト)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

海辺の町で暮らし始めた浅名千晶は、ある日、コンビニ店員・永倉航から声をかけられる。やたらとなれなれしい永倉は、長い片恋に疲れ一人の時間を求める浅名には煩わしい存在でしかない。それでも永倉の眩しい笑顔は浅名の頑なな心を次第に溶かし始め、やがて互いに惹かれあうようになるが―?デビュー作に商業誌未発表作を加え待望の文庫化。


 あのころはすんごくBLに浸りきっていて(今もですが)

アタシがその世界にいなかったころに出ていた本を読み漁っておりました

黄色い本屋さんとのお得意さんとなって日々奔走とでもいいましょうか(笑)

砂原さんという先入観もなく、シンプルなBLと言うか、大人の臆病な恋について考えさせられた記憶があります

大人になればなるほど、傷ついた経験があるわけで

傷つく前に、彼のためだからと言う大人の分別で自制心を働かせてしまうことが多いものですが

そういう恋の仕方は、例え子供とはいえ、相手に失礼な恋愛だったな

と言うのが今の感想です

慮るだけではなく、まず相手の気持ちを受け入れて自分の心に素直にと言うのが大事ですよね

紫の上計画も好きだし(話が違うってw






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夜明けには好きといって(砂原糖子)




商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介
過去を隠しホストとなった白坂が紹介された店のナンバーワンは、かって想いを寄せた男・黒石だった。センシティブラヴロマンス。

内容(「BOOK」データベースより)
白坂一葉は、交通事故に遭ったのをきっかけに顔を整形、名前も変え別の人間として生きることに。ホストクラブで働き始めた一葉は、同級生だった黒石篤成と再会。かつて一葉は黒石に告白され、夏の間付き合っていたのだ。同僚となった黒石は、一葉に好きだと告白する。つらい過去を思い出しながらも再び黒石に惹かれていく一葉は…。




商品の詳細

文庫: 283ページ
出版社: 幻冬舎コミックス (2005/9/15)



義理の母の嫉妬のためと気がつきもしないで

生母ににた顔をもつ自分にコンプレックスがあるために生き方まで

不器用で不安定で思いつめて生きてきた少年一葉が妙に愛おしいです

そういう一葉に魅かれて大切に思っていながらも

家族の都合で振り回されて自立の道たどっていく黒石くんもかわいいし(笑)



淡々と日常と心理的葛藤が書かれていて

読むのが楽しかったです

今回思ったことは

夜明け前の一番暗い闇の中を通り抜けるためには

親でも、友達でも、恋人でもいいから

愛のある触れ合いと言葉が必要なんだなと思いました









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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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