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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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花蝕の淫―狂おしく夜は満ちて (華藤 えれな)


花蝕の淫―狂おしく夜は満ちて (ローズキーノベルズ) [単行本]
華藤 えれな (著), 朝南 かつみ (イラスト)


花蝕の淫―狂おしく夜は満ちて (ローズキーノベルズ)

(あらすじ)

北嵯峨の僧庵で、出家し世俗から逃れるように隠れ生きていた清祥。しかし、自分の運命を狂わせた男が再び彼の前に現れ―。まだ十代の頃、桜舞散る京都で出会った闇色の双眸の男・竜二郎。両親を知らずにいた清祥は祖母の葬儀から拐われるように連れられた屋敷で、己が月嶋組組長の息子であることを知る。世話役として、竜二郎に実父の前で犯された清祥は、同性にねじ伏せられ支配される屈辱と恐怖を感じながらも、身に潜む業を引き出されていき―。
もうね華藤さんに朝南さんと」くればそれだけでも買わなきゃいけないという気になりますよね!

しかも美坊主とやくざと跡継ぎ問題と麗しい刺青となったら

買わなきゃいけません(笑)

しかもー今コミコミさんでは小冊子つきが売られているので

これから買う方にはこっちをオススメします。

攻めの竜二郎の過去が詳しく載っておりますので

なぜ竜二郎があれほど清祥に執着したのかがわかりやすいと思います。

そしてこの作品についている応募用紙をと宛名カードを記入し80円切手を同封したら

なんとSSペーパーが送られてくるとの事

長三封筒と指定されているのが面倒といえば面倒なんですけど

毒食わば皿までの精神で買いに走ろうと思ってます(笑)



幼いときに養父母に預けられ何不自由のない育てられ方をしてきたはずなのだけど

清祥はなぜか自分自身の存在が心もとなかった。

ある日養母とその知り合いが自分のことを語っていることを聞きようやくその原因を知る。

犯罪者の父、生まれてきてはいけなかった自分を殺そうとした母

養母が幼いときから出家して修行の道を勧めてきた理由・・・

自分自身の存在価値さえも認められることがなかった清祥の孤独と不安感は大きいまま

大学に進学し養父母のもとを離れ、ようやく一呼吸つけることができた。

そんなときにであった清祥に一筋の希望の明かりをくれた男竜二郎と出会う。

そして祖母の死とともに清祥は再び竜二郎と出会い

父親の組を告ぐように示唆される。

それを拒否すると自分を育てるために祖母や養父母に支払ったお金を返せというわ

竜二郎のものにしろというわ

けっこうめちゃくちゃなことを言ってくるんです。

自分の前で清祥を抱けたら清祥は竜二郎のものにしていいというだけでなく

心臓が悪くなかったら自分が犯したかったというあたりかなり無茶をいうんですけど

まぁそれが京都弁で語ってくれるのでそこはかとなく色悪っぽくてよいです(笑)


そして刺青を彫らせながら

刺青を彫るだけの男にまで嫉妬して夢中になって清祥を求める竜二郎もいい男です。

清祥だけに執着し清祥だけを求める男なんですよねー

主従愛で執着愛が京都弁で語られるとあんなにいいものなんて(笑)



そして清祥の異母弟である渉が案外に魅力的!

母の実家の後ろ盾に清祥と同い年で既に小さな組を任せられ気性の激しさで

何回もトラブルを起こしていていて、清祥が都合としている六代目の座をほしさに

むちゃくちゃするのです。

やり方はともかく狂犬っぽくって可愛い彼にも強い攻めでスピンオフ希望!(笑)


お話は清祥のほうから語られていくので

清祥の内面の変化に突き詰めて書いてあるせいか

周囲の思惑とかいろいろある事件とかはちょっと淡白に書かれてあるので

そこが物足りなかった感があるのですけど

主従愛と執着愛と京都弁のせつなくて叙情的な愛憎を堪能したいかたいかがでしょうか?



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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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