年上の恋人 (角川ルビー文庫 122-2) (文庫)
岩本 薫 (著)
木下けい子(イラスト)
内容紹介
「水城が好きだよ。ガキの頃からずっとオレのつがいの相手は水城しかいない」 精悍で野性的な6歳下の幼なじみ・悦郎。ある日、悦郎は激しく真摯な眼差しで、水城を求めてきて…!?
J庭で再会してたかたが岩本さんもけっこうおもしろいと勧めてくれたのと
幼馴染の年下の恋人を調教?する話かぁ
しかも、挿絵が木下さんということで買いました(笑)
幼いころから父親不在の家庭で育ち、母の苦労をみてきた水城です
心の中の空虚さとか痛みを幼馴染の悦郎の世話をすることで癒されてきたという思いがありまして
その下地に恋心があったものですから悦郎に恋を告白された時点で拒みきれることなく
ずるずると関係を続けてきたのです
今この恋が良ければよいほど不安も増してゆき、この恋の終わりを考えてしまう水城・・・・・
実際に母から勧められたお見合いを断わり切れずにとうとう悦郎に別れを切り出すのですが
別れを決めたはずの水城のほうが体も心もやられていくのです
お見合い相手とのデート中に現れた悦郎は彼女になにがあっても水城を捨てないでくれとなかば脅迫のように言い募ります
ほんとうに水城が求めていたのはなにか、一番よく知っていた悦郎でないといえない言葉だなぁと思いましたね
悦郎のいう言葉「つがい」という言葉で思い出してしまいました
あたし・・・この本読んだことがあるということに
あとがきをみたら以前ビブロスさんのほうで「太陽の男」という題名ででていたそうです
性懲りもなく同じ本と気付かずに買ってしまうのはきっとあたしのなかの
萌えが揺らいでないせい・・・(笑)
でもまぁ書き下ろしも含まれていて前より楽しめた本です
年下の可愛いでかい大型犬に迫られて「つがいになれ」と口説かれたい方
いかがでしょうかw?
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