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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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さようなら、と君は手を振った (木原 音瀬)




さようなら、と君は手を振った (Holly NOVELS) (新書)
木原 音瀬 (著)
深井 結己 (イラスト)


(内容)

兄弟の氷見啓介が田舎から上京してきた。なし崩しに面倒を見ることになった誠一は、
アパート探しを手伝いながらも、実は気まずい思いだった。十年前の夏、啓介に心酔した
誠一は、「高校を卒業したら迎えにくる」と約束したまま、戻らなかったのだ。相変わらずの
ダサいメガネ、髪形、服装にうんざりしつつも、誠一は再び欲望のままに啓介を抱くように
なる。しかし啓介は優しく受けとめるだけで…。




以前でていたアルルノベルズは持っていましたが、真剣に気合を入れて読まないまま本棚においてありました・・・

いつか読もうとかいうのは叶わない約束みたいですね(笑)

ergo で、深井先生の漫画を読んで、

ああそうそうこういう物語だった~

こんなによかったんだーと

感激もひとしおで今回は読ませていただきました

誠一を愛してるという想いだけで満足していた氷見啓介は

誠一に無体をされても、浮気をしても、うそをついてだまされても

ただ、そばにいられたらそれでいいという気持ちで愛を貫いていました

啓介のその愛情を知りながらけっして愛することもなかった誠一ですが

田舎に帰ってしまった啓介の無償の愛を知るにつれ

自分が本当に求めていたのは誰だったか気づくのです・・・・・・



啓介が愛していた10年間を、自分も啓介に還して生きたいとおもい

生き方を考えていく誠一の成長がすごく素敵です



啓介の息子である貴之の恋も描かれています

愛すること、

愛されること、

きちんと思いを貫くことって

こんなにも大変で重いことなんですね

それだからこそ大切にしていかなきゃいけないものなんですねぇ






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さようなら、と君は手を振った

こんばんはー^^
新しいテンプレートかわいいですね♪
肉球に癒されます~

木原さんの小説って本当に愛がいい意味で重いですよね。時に重過ぎますが(笑)
感動だなんだいいながら愛が軽い小説が多い世の中、とても貴重な作家さんではないかと思います。

さようなら、と君は手を振った

>新しいテンプレートかわいいですね♪
ありがとうございますー
猫の毛アレルギーなんですがすごく猫が好きなのでコレにしてみました(笑)

木原さんの小説ってほんとうにいい意味で愛が重いです
でも、ほんとうに感動を前面に押し出してくる軽い小説の何倍も感動を与えてくれますよね

これからもというか、今月の新作も楽しみですね~

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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