水無月の降りしく恋こそ~思へば乱るる朱鷺色の2~(二見シャレード文庫)
花川戸 菖蒲 (著)
日輪 早夜 (イラスト)
(内容)
内容紹介
大学時代の苦い経験から、当時の関係者との接触を恐れ身を隠すように過ごしていた朱鷺の前に突如現れた雄大。
学生時代から好きで好きでたまらなかった彼が、数年の時を経て朱鷺のすべてを包み愛することで、朱鷺は長い
呪縛から解放されたのだった。
その後――雄大は、仕事に没頭し外出も滅多にしない朱鷺の興味を引こうと旅行の企画をしたりプレゼントを贈
ったりするが手ごたえがなくて…。恋の心理戦は意外にも朱鷺が上手? ラブ度UPのシリーズ第二弾!
なかなか読み応えがありました一冊です
前作「
思へば乱るる朱鷺色の」は
恋することも愛することも知らないまま、ただ体を他人に投げ与えてきた
朱鷺でしたが
大学時代から恋していた雄大と恋をすることにより
恋の喜びと悲しみと幸せを十分に堪能して
愛される喜びをしつお話でした
今回は、押しかけ同居→同棲→いよいよ待望の新婚生活に(笑)
ねちっこいエロからお話は始まります
あいかわらず、仕事に没頭したら雄大のことも家のこともなにもかも
うすらぼんやりーになるみたいです
放置プレイに悪いなーという気持ちはあっても、
いかんともしがたい自由業=不自由業という感じです
おまけに長い間の片思いの習慣からかなかなか雄大に甘えたりわがまま言ったりができません
そのことにじれったくもある雄大です
お互い思いやって生活していくことになじむことがなかなかできない
ジレンマが楽しいです(笑)
そして、二人の始めてお出かけは豪華なホテルでもなく
温泉でもなくバカンスでもなく
普通に浅草ですが、こういうののほうがこの二人には
お似合いですという感じです
少々のいさかいも戸惑いも50年一緒に暮らせたらいい思い出ということでしょうねぇ
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