出版社/著者からの内容紹介
「お前は俺に与えられた玩具だ」凪斗を平穏な大学生活から引きずり出し、監禁した男は言い放った。その男・角能は、岐柳組組長の隠し子である凪斗が跡継ぎ候補になったこと、凪斗のボディガードを自分が務めることを告げてきた。だが、冷めた目、嬲るような扱いは、凪斗を護る者のものとは思えない。そして凪斗は催淫剤のせいで浅ましく角能を求めてしまう。弄ばれるたび、凪斗は屈しまいとしていた心が壊されていくのを感じる。
絵師さんの奈良さんの絵が相変わらず鮮やかで印象的です
この方が書かれたら小説が2割はよくなると思う(笑)
好きな絵師さんです
お話の内容としては
やくざの組長かたいただいた父親のDNAを母親に否定され
自分が何者であるのか、
なにでありたいかと言う基本的な欲求を持つことさえ許されず
ただ平和で凪いだ人生をと知らず知らず刷り込まれていた自分に疑問を
持つことも許されていなかった凪人だが
絵を描くことにより心の開放を望んでいたことを父親によって見向かれていた
ある意味、自分すらどうでもいいと思っている 角能にひかれ
セックスと暴力と刺青でついに自分に開眼していく凪人
これは彼の生長物語であり、二人の純愛物語なのかもーと思います
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