番人 (ビーボーイコミックス) (コミック)
国枝 彩香 (著)
本の内容
洋館に囚われた無垢な弟・霞に献身的に仕える、無口で無愛想な加納。
主人の胤彦は、感情を見せない加納に伽を命じる――この男の激情を感じるために。
そして暴かれる三人の秘密、本心、愛…死者が語る最後の一日とは。
他、著者の才能全てを揃えた傑作集。
この方絵がとても美しいです
そして、なんといったらいいのでしょうか
両極端すぎます(笑)>収録作品
でもそれが国枝 彩香さんの魅力なんだろうと思います
お話は今人生を終えたというか、終わらされた青年の口から語られていきます
僕の名前は斎原胤彦
つい先刻人生を終えたのだが
その顛末を語ろうと思う
母に愛されなかった子供
母に愛されていた青年への恋情
体も心も弱いながらその二人に愛された少年
時代設定も怪しげな雰囲気の中で愛されたかった青年の悲しさが満ち溢れているような気がします
すべてが悲しい優しい美しさで彩られています
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