小説b-Boy 3月号

小説b-Boy　3月号

「巫子と紳士と恋の縁」　桂生青依/ill:藤井咲耶　
「ただひとつの理由」　櫛野ゆい/ill:山田ユギ　　　　　
「約束」　吉田ナツ/ill:宮本佳野　
「六畳王子と長靴の下僕」　石野チバ/ill:梨とりこ　
　
◆コミック
「ポチとタマ ごわ」　舟斎文子　原案/玉木ゆら
「文化祭つったら恋でしょ」　中井にこ
「石油王は恋泥棒ｖ 後編」　南川ぺと
　
◆BBN＆SLASH発売記念スペシャルショート
「貴方の虜」 SLASH 貴賓の誘惑 -番外編-　桂生青依　　　　　
「嵐の夜に」 BBN 情愛と不埒のトリム 番外　砂床あい　
「船中の花嫁」 BBN 執事の花嫁スペシャルショート　いとう由貴　

吉田ナツさんの作品だし、しかもイラストが宮本佳野さんということで

めずらしくも小説ﾋﾞｰﾎﾞｰｲ購入ということに

「約束」
　著/吉田ナツ　画/宮本佳野

雑誌ライターの裕也は飲食店経営者となった元恋人・貴史から自分の店を紹介して欲しいと依頼される。取材中に寄りを戻したいといわれて戸惑うが、戻りたくても昔感じた自分と貴史の気持ちのズレを埋められなくて…？


昔の極上の男との再会物語でした

若すぎて、お互いの価値観の違いを埋めきることができなかったふたりが

再会し、あのときうまく伝えることができなかったことも合わせて

生き方とか、生活とかのさまざまなすれ違いを克服しようとするのです。

ちょっとページ数が少なかったせいか、過去のことも

今の出会いとか、そしてこれからどうしていきたいかのエピソードがちょっと足りない感じでした。

新書化されて書き下ろしがついたらおもしろい話になるだろうと思います。




「ただひとつの理由」
　著/櫛野ゆい　画/山田ユギ　
恋人の借金返済のために日夜働く晴季は、ある日仕事場で強盗にあう。
そのとき助けてくれたのは大嫌いなヤクザの若頭・大護だった!!
それから大護が晴季の周りによく現れるようになり…。
今号にて、祝・デビュー★


デビュー作ということでしたが、人間のかきわけというか

魅力的な性格の作り方がうまく読みやすい作家さんでした。

エピソードもうまく活用されていて、もっと読みたいなと感じさせられる作品だったと思います。

お話も会話もテンポがよくいい勢いがあったせいか山田さんのイラストとも波長があっていい雰囲気のお話でした

これからが楽しみな作家さんだと思います。

ディアプラス2009年3月号

1、2、3月号連続企画応募者全員サービス
描き下ろしマガジン「ディアプラスヘヴン(5)」が欲しくて、同人誌を買うついでにコミコミで購入することに

購入代金が確定するのが雑誌発売の１６日

あわてて代金を振り込みました

が！！！翌１７・１８日がお休みということでなかなかきませんでした

こんなことなら代引きで買ってたら発売日に本屋で横目で眺めることにならなかったのになぁ・・・・

というのが本日のつぶやきです（笑）

雑誌は置き場とか、お目当ての作家さんいがいほとんど興味がないので

できるだけ買いたくはないというのが本音なんですけど

出版社からしたらできるだけ他の作家さんも開拓していってほしいというのが本音なんでしょうねぇ

出版社の思惑には乗りたくないとは思いますが

コレクターとしてはしょうがないことかもしれません（笑）




巻頭カラーでお目見えの☆「両想いになったふたりのラブラブH♥
「生徒会長に忠告」門地かおりさんです。

相変わらず濃く熱くエロく絡んでおります。

カラーで始まるのが肉弾戦なのでとてもむつこいくらい絡んでおります

とか書きながら真剣に見入ってしまったという事実はふせておきます（笑）

なんどか肉体関係は持ちながらも、お互いが片思いと信じ込んでおりましたので

挿入はしてもなかで動くことはなかったふたりというか知賀くんなのですが

今回は告白しあって両想いということを確認したので

ついに・・・ついに動き始めました（笑）

見るだけで触られているかのように思わせる知賀くんの視線に国斉さんもう感じまくりです。

でもほんとうに思いが通じてのセックスなので幸せそうです。

セックスって

なんて相手を独占する行為なんだろうという独白にはもう感無量です。

末長くくっついててください・・・





★ポジティブ男・前島の想い人・梢先輩が失恋!? 年下攻リーマンラブ♥
「その件につきましてちょっと」高井戸あけみ


短編の女王とでも申しましょうか

あいかわらずうまいと感じさせられます。

顔のかきわけうんぬんよりはなんともいえない雰囲気で、視線で萌えれる作家さんです



ゲイで前向きな前島の思い人梢先輩が最近元気がない

なんとなくナーバスな雰囲気が感じられて・・・

原因はどうやら好きな人が結婚することみたいで・・・・

その好きな人と思いこんでいる同期の友人（㊛）からやたら結婚式のスピーチを頼まれている梢は

やけになって酔っぱらいながら帰宅するとアパートのドアを開けるとそこには男ものの靴があり

そこには意を決したかのように前島にキスをしかけてきた梢先輩を見つめている男がいて・・・

そう実は梢先輩がつきあっていたのは同期の友人が結婚する相手だったのです

将来の見通しがたたないからと別れを告げられていたがナーバスだった原因のようで。

まぁうまく別れを告げるあて馬にされた前島ですけど

どこかポジティブな彼はこれ幸いと合鍵を手に入れる関係をつかむのです(笑)

そんなにエロい構図があるわけではないんですけど

体の線のどこかがとか、視線が濡れたようにエロいですし

お話のまとめかたもすごくいいです。

このかたの長編もよんでみたいなとつぶやいてみる(笑)

リンクス2月号

6周年記念特大号＆2号連続プレシャスBOOK全員サービス実施!!

　　

2008年度の小説リンクスに掲載された表紙とポストカードのイラストに豪華作家陣がオリジナルストーリーを付けて、1冊のノベルズにまとめたプレシャスBOOKを応募者全員にサービス！

につられてまたまた雑誌を購入・・・・・

もうこれはどうしようもない癖なんだと思うことにしました。

病気ならいつかは治るかもしれませんが

癖なんて死ぬまで治らないもんです（笑）

思いがけない収穫と

とんでもない失態がありましたが楽しく読めました。


　
　

「ソライロ学舎」沙野風結子×真生るいす
素行不良で全寮制の高校に転校させられた音春は、同室の優等生・片嶋の態度に苛立ちを覚えるが……。


沙野さんというと「蛇淫の血」とか「蛇恋の禊」のようなドロドロした雰囲気が思い起こされるのですが

これはなんというか、そういうものとはまったく違っていて

さわやかなものを感じました。

不本意な理由で全寮制の学校に押し込まれた音春が

同室の優等生・片嶋の態度にいらだちを感じながら

それでも魅かれていく過程が丁寧に描かれていました。

こういう作品も書かれる方なんですねぇ。

新書化がいまから楽しみです。




「ファザーコンプレックス」　水名瀬雅良
待望の新連載開始!!　スタイリッシュな男たちの恋が始まる──

水名瀬さんの作品は最初から落ちというか進行が目に見えるのですが

それでも、そこまでの過程を楽しめるので、これからに期待しております。


あと、思いがけなく楽しめた一作は

「きらいきらいすき。」栗城偲×高宮東
憧れのあの人の本性は、オネエ言葉のいい加減な男だった…!!

高宮さんのかわいらしい絵柄と雰囲気があってその世界をますます高めているという感じがしました

文章もういういしかったです

失恋したての自分の髪を素敵にスタイリストしてくれた憧れの美容師さんに近づきたくて懸命に努力した泉水

ところが～

彼はおねぇ言葉のとんでもない美容師さんに変身していたので・・・

コミカルで切ない恋のお話は大好きなので一目で心奪われたのですー

でも・・・・

とんでもない失態というのは・・・・

全員プレゼントの申込用紙目的だったのでろくろく読みもしないうちに

きりきりしたページが

この小説のラストシーンだったのです・・・（；；

リンクス出版者様にお願いがしたいです・・・

せめて申込書は・・・なんの実害もない広告の裏とかにしていただけないでしょうか・・・・・




明日本屋で最後のシーン読んでこようと思っております・・・

「ディアプラス」100号記念企画！

気が付きませんでした・・・

何気なく本屋さんで立ち読みしていたディアプラスですが

いつのまにかこういう企画があったようです




「ディアプラス」100号記念企画！

雑誌の一月号から三月号のうち二冊購入し応募をすれば

な、なんと

Ｈたっぷりの書き下ろしマガジン

「ディアプラスヘブン⑤」が手に入るのですー

前回はコミックス三冊購入し応募だったので本屋さんで気が付きましたが

今回は応募に雑誌2冊ということで普段雑誌を買わない派には気がつかない罠だった・・・・（笑）



今回参加される作家さんは

門地さん・夏目さん・扇さん・三池さん・鳥人さんとかなり～～豪華なメンバー

これは・・・

買わなきゃ（笑）

ディアプラス2月号購入

萌えの補給の旅に出て～

いつものアニメイトでお買いものに

今回は普段買わない雑誌2冊購入とあと文庫と漫画をちらほら

またちょこちょこ紹介していきますねー

ディアプラス2月号は全員プレゼントの小冊子狙いでかったのですが

これがまたなかなか美味しい本でございました（笑）



なかでも、一番力が入って読んだのはやっぱり、

★このが、好きだから—…。琴葉の決意が嵐を呼ぶ!!
「是ーZEー」志水ゆきさんです

一番大好きで大切な近衛を傷つけることがどうしてもできなくて

言霊を使ったときにおこる代償のすべてをこの身にうけ

血を流し命を散らす決心をする琴葉

お互いがお互いを傷つけることが許せない愛情を今回はた～～ぷりこ示してくれております。

何気ない言葉の一つ一つが素敵でした・・

こんな風に思いを貫くことができたらいいなというか

お互いがお互いのためにある存在を見つけ会うことができるという幸福を

あじわいたいなーと思うのです

これからの展開が楽しみです。




あとはー

門地さんの「生徒会長に忠告」がよかった

お互いに愛の確認のためのセックスは特別のようでしたね

でもー

この二人いつ体が離れるんでしょうか・・・・

などは野暮な疑問ｗ？


ちなみに・・・これのアニメーションはどこまでいくのか見てみたいです（笑）