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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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雪下の華 (いとう 由貴)

雪下の華 (リンクスロマンス) (単行本)
いとう 由貴 (著)
海老原 由里 (イラスト)




(あらすじ)

戦国時代―慎ましく暮らしていた僧侶の雪渓のもとに、国主の中井から仏典の講義依頼が舞い込んできた。父親を殺害し領主の座に収まった中井に対し、警戒心を抱いていた雪渓だったが、噂ほど酷い領主ではない中井に安心する。しかし、気を許したのも束の間“講義”と称し、強引に犯されてしまう。男であり俗世を離れた僧侶であるにも関わらず、雪渓を閉じこめ欲望をぶつけてくる中井。拒絶する心とは違い、中井の手管に快楽を感じはじめた雪渓は…。


いとうさんのなかでは今坊主というのが萌えなのでしょうか?

今月発売されたのは雑誌小説リンクスで掲載されていて

なぜかプラチナ文庫として発売された「凍える月影」といい

これといいもう全面坊主受けです(笑)

今まで読んだお坊さんのお話とは違って、

いとうさんらしい抒情的でエロエロしくって、でもどこか切ないこのお話

ああ・・・オヤジどころか坊主にまで萌えが広がっていきそうです(笑)



 
挿絵で萌えに萌えた「凍える月影」でしたが、これは海老原さんの挿絵で

ちょっとあっさりーとした感じです。

そして、受けは両作でお坊様なのですが

「凍える」のほうは黒い感情をもちながら愛されたいと願います

「雪下」のほうでは平穏な生活を送っていたのに、

いきなり大人のめくるめく愛情というやつにさらされて戸惑って

でも、傲慢で傲岸不遜な領主さまに心も身体も開かれ、とろかされて

大人になっていくお話です。


少年のころに魅かれた僧侶を

大人になってから見染めて、

心も身体もほんとうに人間にしちゃうというお話でした。

前作と対比しても楽しいし、このお話だけでも十分たのしめました。



コメントレスです♪

lさま

感想だけで萌え萌えしてくださってすごく嬉しいです(笑)
でも、本を読んだらいとうさんの僧侶パワーでますます萌え萌えしちゃえますよー
>坊主×坊主だれか書いてくれないかなぁ
おお・・そういう萌えもいいかも(笑)
でも、それに萌えたらもうお寺にお参りできないかも・(笑)

コメントありがとうございました♪



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はじめまして

はじめまして。

実はこのたび「仏典」をテーマに文章を書く関係で
このキーワードで検索しているうちに、
こちらを覗かせて頂くことができました。

勉強させて頂きました。

ありがとうございました。

このブログも仏典がテーマでしたが、
面白かったですよ。
 ↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/kiku-tan/

はじめまして

はじめまして
コメントありがとうございます。

>「仏典」をテーマに文章を書く関係で
まったく仏典と関係ない記事ですのでご迷惑おかけしました・・・としか言いようがありません。

お勉強になればいいのですが・・・・
お目汚し失礼いたしました。

お勧めしていただけたブログも拝見させていただきました。
仏典について、生き方について分かりやすく書かれて勉強させていただきました。
ありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。

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「風と木の歌」に触発され
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一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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