愛の言葉を囁いて (CROSS NOVELS) (単行本)
いとう 由貴 (著)
東野 海 (イラスト)
(内容)
「教えてやろう――男に愛されるすべてを」
ハートリー・グループ総帥のジェラルドに見初められた春彦は、契約を結ぶ為に身体で接待をさせられることになる。半ば騙された形での拘束に春彦は抗うが、逆らう毎に繰り返される淫らなお仕置きに、心は次第に麻痺していく。人格を無視され、人形のように抱かれる日々。ジェラルドにとって自分は恋人でなく、所詮愛玩物でしかないことに戸惑いを抑えられなくなった春彦は脱走を試みるが!?
BBNででたいとうさんの本が評判良い様なので買おうと決心して
本屋にいきなんとなくこれもあわせて購入のはこびに
あたしのとって切なさの代表作家さんだったのですが
これを読んでキワモノ系もお得意なのかもという気持ちを持ちましたね(笑)
子会社から本社に決算報告に訪れただけだったのに
本社でやたら印象的な外国人とすれ違ったのが運のつきというか
運のうちというか
見初められた晴彦は会社ぐるみでその外国人の下に接待するように
仰せ使わされることに・・・・
不本意な初体験で男を知り、
その快感に身も心もとろけてしまいそうなのですが
男としての矜持が蕩けてしまうことが許せません
なんどか逃げ出そうと試みるのですがそれもかなわないまま
アメリカに拉致されてしまいます(笑)
ジェラルドはお気に入りを離さない
でもお気に入りってなに・・・
ジェラルドの元恋人があらわらたこともあり心が波立ちます・・・
恋する男の子もやはり言葉での愛情が必要なようです(笑)
恋はいつかは終わるけれど
お気に入りは永遠にお気に入りのままなんて・・・
同じ言語を有するもの同士でも分かり合えないと思います(笑)
がんばって同じレベルの言葉遣いを覚えましょうと突っ込むとともに
ジェラルドの私生活の完璧な秘書様
いくら主人の希望とはいえ・・・・
下半身を脱毛させる技術まで覚えてこなくても・・・(笑)
と突っ込みたかったです
いろいろなバリエーションのお仕置きと
傲慢で、ちょっと言葉の指導が必要なご主人様と
けなげで可愛いサラリーマンと
ご主人命の執事を笑いながら楽しみたい方いかがでしょうか?(笑)
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