プリティ・ベイビィズ (新書館ディアプラス文庫 189) (文庫)
岩本 薫 (著)
麻々原絵里依(イラスト)
(内容)
教会内の養護施設で育った亨、秋守、伊吹、彼方と、主教・凛太郎の息子・梗一。彼らは、凛太郎が引き受けた厄介事を秘密裏に処理すべく集まっていた。コンビを組む伊吹の跡をつけ、教会に来た新米刑事・主税は、彼らの不審な行動に疑念を抱く。だが、直後に運命の相手と出会い…!?一方、亨は最近様子がおかしい秋守の、物言いたげな表情が気になって—。ワケありな男たちが繰り広げるラブ・コンフュージョン。
早速CD化となっているようですし、
岩本さんなので、たぶんシリーズ化だろうと思っていたので購入は控えておくつもりでしたが
今回のお話の序章ともいう部分ででてくる牧師さまでありながら
ストレス発散のために男と寝ている梗一の女王様受けがあんまり素敵なので買っちゃいました(笑)
父親である主教・凛太郎から、自らの性癖を母親にばらされたくなければ
システムエンジニアの道を捨てて牧師への道を目指せという脅しにまけて
やむなく牧師の職についているのですが
牧師でありながらもゲイ
聖職者でありながらも、父親が引き受けてきた厄介ごとをこなしていく裏家業の顔ももっております
出てくる登場人物も挿絵のせいかきらきらしておりますし
なかなか魅力的な人間関係のようで楽しめました
でも、シリーズ化考えて作られた作品のようですので
なんとなくお話のほうの進み具合は今一歩というとこですので
待つのがいや!!というかたには進められないかも(笑)
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