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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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近すぎて、遠い (椎崎 夕)

近すぎて、遠い (幻冬舎ルチル文庫) [文庫]
椎崎 夕 (著), 花小蒔 朔衣 (イラスト)

近すぎて、遠い (幻冬舎ルチル文庫)



(内容)

自動車事故で両親を亡くした浅川和。
同じ事故で自らも右脚に後遺症を抱え、退院後は姉夫婦の住まいに身を寄せていた。
ある「事件」をきっかけに居場所を失くし途方に暮れる和に、
幼い頃から慕う又従兄弟・理史が同居を申し出てくれる。
一緒に暮らし始めて以来、過保護なまでに和を気遣い甘やかす理史。
次第に理史への思いを募らせていく和は…?




小動物の愛玩犬を可愛がりまくって、大人になったところで

美味しく食べられるお話です。

切なさ満載の久しぶりに椎崎さんらしさを堪能出来ました!



お話は自動車事故で両親を失い、自身も体に大きな傷を負ってしまった少年和が

姉と義兄のもとで平穏な日常を手に入れようとしていたのですが

和が従兄弟である理史に密かな恋心を持っていることを脅しの材料として

体を要求してきた義兄との事件があったので

理史のもとに預けられるようになったのです。

もちろん姉も理史もまったく信じていないのですが

肝心の和が口も心も閉ざしてしまっていたので解明はできません。

そのまま姉夫婦とは疎遠になるのですが・・・


お話の流れとしてこの後味の悪い事件が必要だったというのは

よくわかるのです・・・

そのことがあったからこそ

大切に守られて、甘やかされて、愛される日々がよりクローズアップされて

ほんわか甘い気持ちに読者をさせてくれるのですが

年末の忙しい時期に読むなら・・・

切ない系よりは甘い系のなんの変哲もない話がよかったかなと

わがままな読者がつぶやいております(笑)



新年の一連の慌ただしさが終わった頃、

切なさを堪能できる方におすすめしたい一冊です。



コメントレスです♪

ゆうみさん
あけましておめでとうございますm(_ _)m
今年もいろいろあるでしょうがよろしくお願いいたします。
年末年始ってそれを迎える準備も大変ですけど、家族の世話も大変ですよね・・
本を読む時間をキープしたいと思っていても
一人の時間すらキープ中々ですよね。
年末年始は家族の体調不良に悩まされたので
自分だけでなく家族にも適当に元気でいてもらわないと
楽しい萌えが追求できないと再確認しました(笑)
健康に留意して楽しく萌えれますように(*゚▽゚*)

コメントありがとうございました!

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Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
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