妄想エレキテル (ドラコミックス 218) (コミック)
ねこ田 米蔵 (著)
(内容)
高校生の春平はある日、幼なじみのふみから「ゲイかもしれない」と衝撃の告白をされてしまう! 恋人もできたと言うふみを、応援しようと決心する春平。なのに、ふみを取られたくないという気持ちが湧いてきて!? 「オトナ経験値」「コイビト基準値」の番外編も同時収録!
ねこ田さんは好きな作家さんなんですけど 漫画のほうは小説と違ってドナドナ率が高いので
できるだけ買わないでおこうと決心していたのですけど
巷の評判がけっこういいことと
好きな作品である「オトナ経験値」「コイビト基準値」の番外編がはいっているということで
購入に至りました。
あんまり期待していなかった本編なんですけど
これが読みが違って面白い作品でした。
高校生の春平はある日幼馴染のふみから「ゲイかもしれない」と衝撃の告白をされちゃいます。
妄想癖の強い春平はいきなり俺のことそういう目でみてたのか~と妄想しちゃうのですけど
「この間告白された人と付き合ってみる」と
か~~る~~くいなされちゃってなんとなくがっかりしちゃうとこからお話は始まるのです(笑)
ねこ田さんの今までのお話は
どちらかというとかわいくて小さな受けという印象が強かったのですけど
これは作者様の意図が
「受けか攻めかわからんカップル
しかも受けはまったく受けっぽくない」というところにあったせいなのですけど
今回の主役たちはどちらも可愛いので受けでも攻めでもokという雰囲気でした(笑)
一番気になったのは・・・・
ふみが偽装でつきあっていた生徒会長の存在なのです♪
恐ろしく頭がよいけど地味顔で・・・態度が超でかいとうわさされている彼は・・・
実は・・・・攻めで超ドエスなのです(笑)
ノンケで好きな子もいる桜くんを落とすというか・・・無理やりにでも強姦しちゃおうとか
サラリといながらたくらんでいるその笑顔が妙に素敵なのは
あたしがドエムなのかもと思ってしまいました(笑)
この本編はじつはふみと春平も最後までいっちゃてないし
生徒会長がどんなふうに実行しちゃうのかも書かれていないので残念に思っていたのですけど
カバーの下の後書きに2巻でお会いしましょうと書かれていたのでそれに期待で(笑)
あー
思い出しましたが、この秋のJ庭でねこ田さんが書かれていた同人誌「先生はダミー」も
二丁目で男食いしていた作家さんとその作家のふりをして表にでる純情な?人のお話なんですけど
そちらのカップルもそれらしい場面がなかったのです・・・
それらしい場面を描くオーラに満ちていない時期だった・・ということでしょうねぇ
実はこの作品もCD化前提で作られているみたいなんで
続きがひそかに気になっているのです~
冬コミで続きが読めること期待して・・いいですか?(笑)
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