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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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茅島氏の優雅な生活(麻々原 絵里依)

茅島氏の優雅な生活 (花音コミックス)
遠野 春日 (原作)
麻々原 絵里依 (著)



内容紹介
茅島氏はやんごとなき筋とも縁が深い孤独な資産家。そんな茅島氏が何を思ったか、嵐の夜に突然、ずぶ濡れで庭師の家を訪れ…告白をした。高飛車で一方的な求愛に庭師は怒り、意地悪な注文をつけたが、世俗に疎い主人は驚くほど素直で……庭師×富豪。茅島氏の謎に包まれた私生活と、情熱的な愛について。



原作の小説は読んだことがなかったのですけど、

J庭で御一緒してくださったりこさんが面白いとお勧めしてくださったので


麻々原さんの絵も好きでしたので新装版購入の前にまんがの方も購入してみました。


お話は期待していたよりおもしろかったです

やんごとなき筋とも縁が深い孤独な資産家茅島氏の雰囲気がとってもよくでていたとおもいます。

突然の事故で亡くなったしまった両親は資産家で莫大な保険金も残されていた。

恐ろしいほどの相続税を支払ってもなお、茅島氏につかえる優秀な顧問団のおかげで広大な屋敷と一生を優雅に過ごすことができるだけの財産が残った。

生活のために働く必要はないが趣味で働くほど勤勉でもなく孤独な優雅さの中で生きている彼が自分から欲したものは庭師だった。

あらしの夜に突然庭師の家を訪れずぶぬれのまま告白されれる。

その告白が高飛車で一方的と庭師の青年は怒り、意地悪な注文をつけるのだが

驚くほど素直で一途な告白に庭師の心が揺れて・・・

淡々とした日常生活の中で思いがけないほど素直で自分の感情に素直な茅島氏がとても魅力的でした。


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キラキラ (三池 ろむこ)

キラキラ (バーズコミックス ルチルコレクション) (コミック)
三池 ろむこ (著)




(内容)
【あらすじ】同じ人に、二度目の恋をしている――。
カメラマンを目指す加持遼太は、クリエイターの先輩達と共同生活。
そのアトリエ兼住居に現れ、思いがけず加持の部屋に住むことになったのは、高校時代の加持が憧れて、恋をして、卒業式に告白して見事にフラレた相手――宮田真人先輩、その人で・・・・・
加持の“二度目の”恋をはじめ、ふたりを取り巻く住人達のキラキラきらめく想いを描くオムニバスシリーズ描き下ろしを収録し、待望のコミックス化!



作者さまのあとがきでひとつ屋根の下に大勢住んでいる漫画が描きたかったとありました

大勢の気の合った仲間たちとのコミカルで楽しい会話は大勢での生活も楽しいだろうなぁと思わせる本でしたが

残念なことに、一冊の本になるまで4年の月日がたっておりますので

2006年の第一話からしたらまるで絵が違っております。

最後の第六話は2008年ですので出てくる登場人物の顔がなんとなく違うし

表紙の絵から想像したらまるで違います。

顔のかきわけもいまいちできてないようで、時々前の話を読みかえす必要があります・・

鳥頭のあたしだけかもしれませんが

大勢が楽しく過ごしている話を書くためには

ちゃんとキャラクターのかきわけができてからの方がすんなりお話に入り込めたんじゃないかなと

ちょっと残念です。

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コーリング ( 宮本 佳野)

コーリング (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
宮本 佳野 (著)



(内容)

テロが頻発する、とある時代。
バーで”シキ”という謎の男に一目惚れをした小林圭吾は、
酔った勢いで強引に関係を迫り、シキを怒らせてしまう。
後日、シキが警察関係で働くことを突き止め、何度も足を運ぶが――!?
警視庁テロ対策特別班0課を舞台に男たちが巻き起こす
切なくも激しい愛を描いた「コーリング」シリーズほか、
ある殺人事件を中心に其々の欲望が交錯する長編読み切りを収録した、
待望の麗人初コミックス!!




宮本さんには珍しく近未来もののシリーズでした。

表題作は ゲイである性的な嗜好をもつゆえに恋人をもつこともなく

内気な性格も手伝って孤独な生活を続けていた小林だったが

バーでであったシキに一目ぼれをして、今回はおもいきってナンパというか

話しかけてみた。

繊細な美貌とはうらはらにあっぴろげで明るい性格のシキにますます魅かれていく。

酔って前後不覚になってしまったシキを無理やり襲おうというか

気持ちよくさせちゃったのですけどシキんは気もちが通じなくて

まぁ、自分を強姦しそうになった男を好きになれとはなかなか言えないでしょうけどね(笑)

ストーカーのように仕事場のビルを見に行く小林

ほだされたかのようになし崩しに関係をもつようになるが

恋愛ではない二人の関係は電話の途中の爆破音によってすべて断ち切られてしまう。


乾いたせつなさを感じるお話でした。

設定もなかなかおもしろかったし、シリーズものとして不定期に連載もされているようなので

もう少し続くみたいです。

宮本さんのファンのかたいかがでしょうか?



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ねかせないで(町屋 はとこ)



ビーボーイコミックス
ねかせないで
◆作家名 町屋 はとこ
◆価格 600円(税込)
◆発売日 2008年11月10日
◆ISBN 978-4-86263-501-3
◆あらすじ 布団の中。手を繋ぐ。身体も繋ぐ。でも、心が繋げない。繋ぐ資格がない…。完璧で男前なパン屋の店長・渡が甘やかし世話をする昔馴染みの京吾。中途半端な自分を変えられず、何度も渡の元を離れ、傷つけて、でも戻りたくて――胸が苦しくて。他、そんなパン屋に集う様々な恋、美味しく焼き上がり待ち。各話H描き下ろし付!




リブレ関係の本は、アニメイトでリブレフェアーをするんで

そのときにまとめ買いと思っておりましたが

他の方の書評を読んでいたら辛抱できず買いました(笑)

コミックスは2年ぶり2冊目だそうです

はじめてのコミックスは残念ながら読んでいないのですが

この作品を見る限りなかなか期待できるんではと思っております



パン屋さんに関係する3組のカップルの優しくて可愛い、

それでいて生きることの切なさも十分に味わえて満足の一冊でした



ひと組目が放課後をこのパン屋さんで過ごす高校生たちのお話です

性欲と愛情を誤解しそうなこの年頃の子どもたちの気持に理解を示しつつ

時には釘をさす役割を果たすパン屋さんの渡さん

同じようなときの中で恋しい人の体を強引に奪ってしまい

感情とか気持の交流に強く手をだせなかった心の傷があるので

高校生カップルにとっていい指南役でした


ふた組目は仕事を一緒に続けるうちに、かっこよくてスマートな花崎に

ひそかに思いを寄せる後輩の笹山

笹山の片思いの苦しさを何よりも熟知している渡はそれとなく

花崎の情報を与え、恋心を伝えるように励ましていくのですが

鈍いとこのある花崎は

渡が同級生の恋人が自分のところに帰ってきてくれるのを

待っているのを知っているので

お気に入りの後輩に手をだされるのを不安がるのですが・・・

その気持ちが嫉妬と気がついてからの花崎の行動力には感激いたしました(笑)


三組目は本屋の渡となかなか自分の気持ちに素直になれない京吾のお話です

なんでもできて、たくましい渡と恋人同士になったものの

自分ではこの場所がふさわしくないという不安感で苛立ち

自立しようと東京に旅立った京吾ですが、うまくいかない都会での生活に

くたびれ果てて渡のもとに戻ってきます

幼馴染でライバルで、そして恋人という関係はなかなかややこしいですし

何より渡には昔強引に体をつなげたことで大きく後悔があったのです

いろいろないきさつがあって、やっぱり駄目なのか・・・と

思いましたが

二人が気持ちを素直に告白することによってうまくまとまりました


もしかしたら、この「ねかせないで」というのは

パン生地でも、睡眠時間でもなく

お互いの気持ちを熟成させるために寝かしてしまったら気持は通じ合わない・・・・

ということが言いたかったのでしょうか?



美味しそうなパンの匂いと可愛い恋と

書き足されたエロを楽しみたい方いかがでしょうか?(笑)







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ショートカット・ラブ!! (水名瀬 雅良)

仕事の都合で本屋に行けないのでジレンマを抱えながら

積んでいる未読本絶賛消化中ー

いやー、未読というのはあまり好きじゃないから一応はさらーと全部読んでいるんですよと言い訳をしてみる(誰にw?

でも、さらーと流していたら感想というのがないということは

読んでないのと同じこと?

とりあえず消化を目指して(笑)





ショートカット・ラブ!! (キャラコミックス) (コミック)
水名瀬 雅良 (著)
秀 香穂里 (原作)


(内容)

仕事も遊びも、やりつくした──。全てに情熱を失っていた広告ディレクターの秋野。彼の広告制作チームに新たに加わったのは、最年少のクリエイター・倉田良幸(くらたよしゆき)。天才肌の倉田は初対面からなぜか秋野に反抗的。しかもある晩、「昔のあんたは違った」と無理やり押し倒してきて…!?



いちおう今までの業績でこれからも生きていけるんだろうなーという

感じで仕事にも私生活にもやりつくした感があった秋野

それが急にあらわれたクリエイター倉田によって一変してしまう

いままでの業績や過去すら否定していこうとしてしる秋野に

過去の業績であこがれていた倉谷とっては許しがたいことだったようで

いきなり強姦に・・・

まぁ秀さ原作なんでこれくらいはありだろう

(人間としてはなにか間違っているかも(笑))

体を激しく貪られ、仕事の上でもいい刺激をうけながら

少しずつ昔のように仕事に対して情熱をもって頑張り始める秋野に

倉田さんほれなおしです

強引でわがままで傍若無人で・・・

でも仕事にも秋野にも一途な大型犬の倉田が可愛かったです






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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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