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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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バニラ・スター (宮本佳野)

バニラ・スター (スーパービーボーイコミックス) (コミック)
 宮本 佳野 (著)


(内容)

職業バーテンダー、ゲイで遊び人。モテ系な外見のわりに中身は一途なタケシは、失恋を紛らわそうと、ポルノモデルの悠人を買う。しかし、実際の悠人は想像以上にかわいくて素朴な青年だった。タケシはそのギャップに本気で悠人のことを好きになってしまい、さらに彼の隠された過去を知りたくなって──! 後日談・描き下ろし11P有り!!
愛さない男」で可哀そうなあて馬くんだったタケシ君の救済物語です。

モテ系の外見のわりに中身は一途なタケシ

愛してもらいたいと思っていたゲイのサラリーマンには本気になってもらえず

あとからごめんでノンケの青年に取ってしまっていかれたのでした・・・・

かわいそうすぎるーと思ったのはどうやらあたしだけではないようで

タケシ君救済物語がこのたび一冊の本になりました(笑)


ふられきってしまったタケシ君の趣味は修ちゃん(振られてしまったサラリーマンさん)に

いたずらメールをおくることとエロサイトを見ること(笑)

好のみの男の子のゲイビデオのDVD購入しちゃうくらい暇を持て余していたというか

疵を引きずっていたというか・・・

やっときたDVDをみてなんとなく暗い表情が気になってしまって

ネットで検索をかけたところ明るい顔の少年のブログを見つけてしまう

あんないい表情をしていた少年がいまなぜ、そんな暗い表情をしているか・・・・

まぁ気になってしまった時からすでに情がわいていたというか、恋の芽生えだったんでしょうねぇ。

その子について詳しく調べていくうちに、売りをしていることに気がついてしまったタケシ君は

とうとうその少年を買っちゃうのです。

抱いてしまえば情がわき

情がわいたら、その青年を真剣に助けようとしちゃうタケシ君

ほんとうにいい子だ~

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眠れぬ夜は誰のせい(村上 左知)

眠れぬ夜は誰のせい (ニチブンコミックス) (コミック)

村上 左知 (著)



(内容)

ホモ嫌いの雅と真性ゲイの修平。 ゆきずりで、カラダだけ繋げたふたりだったけど、なんと再会、しかも男子寮の同室に!? なーんか気まずい、でも気になる。 だんだん近づき惹かれてゆくふたり。 だけど純情なクセに「恋愛とセックスは別」なんていう修平の恋愛観に雅はついていけなくて…。 ヒミツの花園、男子寮での禁忌な関係! モテモテの河野先輩のことが大好きな篠井クン(隠れゲイ)の恋を頑張るお話も入ってます☆



帯に「恋愛とセックスは別。」などと大胆に書かれていましたし

行きずりの関係ではじまった二人がとんでもない運命の出会いで

なんと同じ寮の同じ部屋の住人なっちゃって、恋が始まる。

寮生活フェチとしては見逃せない!!と勢い込んで購入いたしました。


このかたの作品は少ししか読んでいないのですが 全体的にエロエロしくはございません(笑)

ですから、エロを期待して読むのよりは なんといいましょうか・・・・

少年から大人になっていく感情の複雑な変化の中で、
 
みんな自我とか他者とのかかわりについて悩んでいる。

そこで出会える喜び、 一瞬の輝きにも似た恋の時間を十分に堪能したい方にいかがでしょうか?



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生徒会長に忠告 4 ( 門地 かおり)

 


生徒会長に忠告 4 (ディアプラスコミックス) (コミック)

門地 かおり (著)
 
(内容)
 
お互いに相手だけを思っているのに、知賀には別に本命がいると思い込んでいる国斉とそんあ国斉にフラれたと思いこんでいる知賀。すれちがう二人は、大学生OB山城と川和のトラブルに巻き込まれ、大ピンチに・・・・!?「愛しているんです・・・。国斉さん」そしてついに二人の想いが通じ合う瞬間が・・・・!!知賀母も登場、書き下ろしもありの第4巻! 生徒会長に忠告Act47,5 / 番外編・近藤くんのストレス / 番外編・阿久津くんの探究心 / ドラマCD2アフレコレポート



うーん・・・想いが通じ合うまで長かったような短かったような
 
はっきりいって想いが通じ合っていないと

二人がなんでここまで誤解できるかが不思議だったんですが
 
ここまでうまくまとまるとうれしいです~

いや~なんやかんや言うてもエロエロしいことはたくさんしていたんですけどね(笑)

ふたりが体一瞬でも隙間をあけたくないとばかりにネチネチしたセックスを楽しんでおりました。

そして!!

今回特筆すべきはなんといっても、あの知賀くんにそっくりで色っぽいおかーさんだと思います。

「息子さんを(生んでくれて)ありがとうございます」

なんておまぬけな挨拶をする国斉も国斉なんですけど

それを聞いて喰われたのはうちの息子??」ピントがちょっとずれた感想を漏らします・・

思うんですけど~

知賀がここまで他人の思惑とか感情がつかめないのは・・・遺伝???


筋肉の十分にのった男の子達の熱い熱い思いを楽しみたい方いかがでしょうか?




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ダブルキャスト (麻々原 絵里依)



ダブルキャスト (ディアプラス コミックス) (コミック)
麻々原 絵里依 (著)
水橋貴奈(原作)



(内容)

才能に恵まれ、その存在に誰もが目を奪われるスター·山室優輝。"ときどき恋人"のプロデューサー·大滝が注目していた若手俳優·沢木十に軽い気持ちでちょっかいをかけた優輝は、実は猫をかぶっていた沢木に逆に振り回される。そんなふたりが同じドラマで共演することに——。プライドをかけた男たちのラブ·ゲームの幕が上がる!!   



茅島氏の漫画版がよかったので、そういえば昔の作品も持っていたなということを思い出しました。
 
「下宿日和」みたいな明るい生活密着漫画ではなく

芸能界というドロドロした場所の男たちの恋と仕事のお話なんですけど

不思議と麻々原絵里依さんが書かれるとあっさりした・・というか淡々としたイメージになり変っていきます。

なぜ?



才能に恵まれ、その存在に誰もが目を奪われるスター·山室優輝

仕事の都合で新しい作品がダブルキャストになることになった。

ダブルキャストの相手はオーディションで選ばれた新人俳優沢木十だった。

沢木は大学在学中に劇団の研究所に入り、団員試験にも一発でパスするような演劇のエリートだった。

スターではありながらも、歌手として伸び悩み、俳優として出始めていきスターメイカーである大滝に見出される。

時々恋人の関係を続けながら、どこか大滝に依存していた山室は大滝が次に目をつけているのが

俳優としてのエリートである沢木であることに気づき沢木にちょっかいをかけるが・・・


実は沢木は山室にあこがれ役者を目指していたわけなんですけど

これがまた、いい性格の持ち主でだんだんと山室を追い詰めてもいき

新しい世界にひっぱりあげていってくれる力量をもっつている意外性のおのこでした。


お話の華麗さと麻々原さんの絵がマッチングしていてなかなか萌えた本です。

舞台とか、芸能界に興味がある方いかがでしょうか?


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社長と秘書、愛の証明 ( 町屋 はとこ)

社長と秘書、愛の証明 (ビーボーイコミックス) (コミック)
町屋 はとこ (著)




(内容) 「疲れてるくらいが興奮するんですよ」有能でエロイ。秘書の小山内は、Hのスケジュール管理もバッチリ。一方、カッコよくキメられない&鈍い。社長の吉住は、ヘタレ。——しかし、オトナのくせに不器用な恋の駆け引きによって、お互いが思いもしない、いとしい“真逆の姿”が現れる…!? H大量描き下ろし49P付、優しく大らかな男たちに包まれて下さい!



買い予定にいれときながら、なんとなく買う気になれずにそのままでしたが

皆様の評判の良さと、黄色い本屋さんでみつけたということで買ってきました。

前作「ねかせないで」がほのぼの純愛ものでしたが

今回は純愛+襲い受けのエロさとでもいいましょうか・・・・(笑)

ハードなお仕事でくたびれている社長にいきなり「疲れてるくらいが興奮するんですよ」と囁きながら

乗っかっちゃう有能でエロい秘書さんのお話でした。

このおふたりの愛の日常劇場はなかなか楽しそうでしたが

秘書の小山内が自分をすきすき攻撃でかまってくれているのでそれに胡坐をかいていたら

急に冷たくというか、つれなくなったとたん頭が冷静でなくなった社長さんもかわいそうといえば

かわいそうなんですけど

日常もやる・仕事ばかりではなく、愛の言葉もほんとうに重要ということみたいです。


他に幼馴染のふたりが男夫夫のように暮らしながら、愛に気がついていく短編とかもあって

なかなか充実した本であったと思います。

一度このかたの長期的な連載本というか、一本を書いていただきたいような気がします。



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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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