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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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憂鬱な朝 (1)(日高 ショーコ )   

憂鬱な朝 (1)(キャラコミックス)
日高 ショーコ (著)




(内容)

父の死後、10歳にして久世子爵家当主の座を継ぐことになった暁人。
家令兼教育係は、父の遺言で全権を委ねられた桂木だ。
久世の分家筋の出身で、父の信頼厚かった桂木は、
社交界でも一目置かれる美貌のやり手だが、
実は特権階級へは批判的。
しかも暁人には冷たいほど厳しくて…!?
人気急上昇中の著者、初の連載作品がコミックス化!!
若き子爵×美貌の執事のクラシカル・ロマンス




精巧で緻密な絵画のような表紙でした。

この表紙だけで買う価値はあるかなと思いつつ・・・

内容は今一歩把握できないままです(笑)

華族制度の名の下におこった悲喜劇のような印象はうけつつも、

それゆえにどのような方向で進むかはわかりかねるというのが今の正直な感想です。



久世子爵家当主の座を継ぐために桂木の家から引き取られてきたはずの桂木でしたが

体の弱い正妻に実子ができたがために家令兼教育係としてあることになった。

家とか久世子爵のためにという刷り込みはきつくあるようで

子爵家を伯爵家にあげたいというもはや執念に近い感情だけはあるようですが

何故そこまでして久世子爵家の家名をあげたいのか・・・?

華族制度に固執しているせいかといえばそうでもなく、むしろ名ばかりの華族制度なんて小馬鹿にしている感じがありありなのですし

その制度に甘えて怠惰に過ごすだけの人間なんて究極に相手にしていないというか

まぁこれから利用できるならそれそれでありがたいということが見え見えの態度と言動ですが

それを不快にみせるようなおバカな行動も言動も持っていない頭の良さがありありとみえるのです。

子爵家を継ぐ暁人は父の遺言にも近い言葉をそのまま刷り込まれて桂木を敬愛し大切な存在だと認識しておりますが

暁人個人の存在など桂木にとっては子爵家を継ぐだけの存在のように見えている態度なのです。

後世のふたりにここまでの印象というか刷り込みに近いものをもっていた

久世子爵はとうに亡くなられていて、どこからどこまでキーポイントをもっつているのか不明ですが

これをどう活用するかによって、これからのお話の展開がおもしろくなってくるのではないのでしょうかと期待してます。






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コメント

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難しいお話でしたね!

私も読みましたよ~!

まだ桂木の気持ちが全く出されていないので、彼は暁人に対して愛があるのか測りかねるところですね。

貴族ものといえば必ず経済が関わってきますが、経済的に考えながら行動している桂木だから、今後も貴族間の人間関係に振り回されていくのだろうな…と暁人に対して同情の目です(笑)
萌度は激薄ですが(笑)BLではあまりない日本の貴族ものですし、今後の展開次第でめちゃくちゃ面白くなりそうなので、早く二巻がでないかな~と一巻発売早々思っております(笑)

それでは長々と失礼しました~!

2巻待ち遠しいですよね(笑)

ほんとうに早々に2巻が待ち遠しいですー♪
過去が解明というか明らかにされて桂木の気持ちがきちんとわかるか、そこに愛があればもっと萌えるのではないかと思います。

でも、ここに愛があったら完ぺきなツンデレですよね(笑)

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女性
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「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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