作者わけ出来ないことがおおいこの小冊子
「小冊子にふりまわされなくってよー」みたいにツンの姿勢のままがんばりたかったのですが
ついに、デレデレしきっちゃった自分を甘受すべく
もうカテゴリーに「小冊子」欄を作ることにいたしました・・・・
過去記事も覚えていたら ←ここ重要(笑)
おいおい小冊子カテゴリーに整理していきたいと思います。
ということで
「デコイ」&「交渉人」連動小冊子 『さくら』感想を・・・・
「水面に花」 榎田尤利 「交渉人は疑わない」より(2008年刊)
あれこれいちゃこらしたあとで兵頭に花見に誘われた芽吹
2回もがっつかれて声は嗄れるわ・・・腰はだるいわ・・
運動量は兵頭の方が多いはずなのにと釈然としない気持ちを抱えているが
あいかわらず、しょうもないおやじギャグとへ理屈は健在のようで
甘い雰囲気からは程遠いぴろーとーくでした(笑)
まぁこれがあのふたりのスタンスなんでしょうね。
さゆりさんの美味しそうな散らし寿司を持って出た先は屋形船
ゲイである兵頭主催のお花見はみごとに極道のおとこばっかりで、
可愛い柔らかい女の子の雰囲気はありません(笑)
でもほのぼのとした会話とともに繰り広げられる様々な人間模様に
兵頭のような辛抱強い人間には、やっぱり優しい人間がよってくるのだなぁと
思われました。
芽吹も固く覆われていた膜みたいなものが兵頭存在があることで
ちょっと薄くなっているような気がしました。
刺身を小皿にとってくれる兵頭と芽吹の会話がよかったです
刺身だけではなく大根や大葉などもちゃんといれる兵頭
「わさびは多めにしてくれ」
「わかってます」
「赤貝はおまえにやるから」
「食えないだけでしょうが。甘エビは?」
「うん。好き」
よもや・・・三十がきて、「うん」がこんなに似合う殿方がいるなんて~
そりゃ、兵頭の舎弟たちのハートも鷲掴み(笑)?
人間としてはともかく、やくざとしては適性のなさそうな新人さんがいて
その新人さんの夢破ろうと、兵頭はその新人さんの目の前で芽吹にいいより
濃厚な行為をしかけてくるのですが
さすがにそこまでは見切れない芽吹
あ・・・と思うと 川の中に(笑)
体をお風呂で温めながらあれこれいちゃこらしちゃうふたり
ふたりとも同じ男同士で、お互いのものにはなれないのだけど
それでも、求めあうことは同じ思いを共有しているということで・・・
なんだかうらやましいほどいい関係が築けているなぁこのふたり
これが小冊子だけというのはちょっともったいない感じです。
[1回]
PR