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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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音無き世界 (杉原 理生 )

音無き世界 (SHYノベルス) (新書)
杉原 理生 (著)
宝井 理人 (イラスト)

(あらすじ)

「―妬いてるの?」フリーの映画ライターとして活躍している水原英之は、ある日、かつてひと月だけ一緒に暮らした笹塚遼と再会する。十年前、無口な子どもだった遼は、その頃の面影を残しながらも、印象的な青年へと変貌していた。けれど、遼は子どもの頃の経験から、誰も好きにならないと決めていた。でも、それでも遼は英之に惹かれていく。英之もまた遼にやましい思いを抱いていて…ひそかに、熱く、恋は生まれてくる―。




いまさらレビューの意味なんてないとは思いますけど

とりあえずは自分の備忘録を兼ねているからと開き直っています(笑)




父親に見捨てられた過去を持つ小さな少年が

幼い時の一ヶ月間を過ごした青年と恋に落ちるお話です。

幼い時に自分の心の傷をさらけ出されることを恐れるあまり

言葉を発することのなかった小さな男の子

その子が言葉を取り戻していくために青年であった男の子は非常に心を砕きます。

その過去があったからこそ

再び出会ったもと少年と青年は心を結び体を結んでいくんですが

生きることに不器用なもと少年は恋にも不器用で

過去の父親による心の傷が原因で自分が生きていることにどこか引け目を感じています。

けれど元青年と出会い、

恋して、愛されて、人間としても成長を重ねて

幸福をつかんでいく過程がとても繊細な文章でデリケートに描かれております。

杉原さんの静謐な文章の影に見え隠れするこのふたりの執着が

とても好きなんだなあと思います。


すこうし残念なのは挿絵がお話のイメージと違うことです。

漫画的な挿絵を描かれる宝井 理人さんではなく

もうすこし幻想的な感じで描かれる方ならよかったんじゃないかなと

思います。

BLって挿絵効果すごく大切なんです~。

とわがままいっていいですか(笑)?








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無題

>BLって挿絵効果すごく大切なんです~。

物凄く賛同します!!

お気に入りのイラストレーターさんが挿絵だと
内容は二の次・・・・よくあることです(笑)

賛同ありがとうございます♪

宝井 理人さんの漫画は嫌いでなないのですが
この小説には今一歩イメージが合わなくて、
挿絵がないほうがよかったかな・・と ←ひどい(笑)

逆に挿絵がよすぎて内容が今一歩なんだけど
そういうのが本棚に残ってたりするのが不思議な挿絵効果ですよね♪

賛同コメありがとうございました。

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Lianha
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女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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