忍者ブログ

Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

氷面鏡 (水原とほる)




氷面鏡 (キャラ文庫) (文庫)
水原とほる (著)
真生るいす (イラスト)


(内容)

雨の日も風の日も、放課後はひとり公園のベンチで過ごす。家に帰るとまた、双子の兄・陸に抱かれてしまうから―。禁忌の関係に悩む郁に声を掛けてきたのは、大学講師の見城。「行く場所がないなら僕の家においで」と詮索もせず、温かい場所を与えてくれる。年上の男のそばで、郁は次第に癒されて…!?セックスは知っていても心は無垢な魂が、初めての恋に目覚めていく純粋な愛の物語。




痛みがない水原さんですが、やっぱり心の痛みは丹念に描かれていたような気がします。

幼い頃母の事情で双子の兄弟は引き離されて育ちます

より母に似た陸は親戚のもとで成績の良いいい子に

郁は母の手元で育ちますが、良い子じゃ無かったら母に陸のように捨てられるという不安感をもって

なによりもお互いが自分自身の半身のような存在だったので

引き離されるということが二人をどこかいびつに歪めてしまったようです。

やがて、母の仕事私生活も落ち着くころ陸は帰ってきます

喜びあいながらも、どこか母を許せないふたり

母の眼を盗んで背徳の関係を持ってしまいます。

兄弟としての情愛が深すぎる結果ですが、やがて、自我に目覚めた郁は

こういう関係に飽きてというか、兄弟がこういうことをしているということに疑問を持ち始め

陸から離れていく過程で知り合ったちょいかわった教授と知り合い

愛すること。

愛されることを知っていくのです。

離れることに不安になった陸にあんなことや、こんなことや・・

やや無体なこともされてしまいますが

兄弟としての情には変わりがないことをしることで

二人は本当の兄弟になっていくのです。



兄弟であれやこれやしている姿が多くて

肝心の郁の恋人である教授の優しさとか、

大人のようでいて子供のようなとことかがあんまり印象的ではないのですが

さらりと読める水原さんだったと思います



拍手[1回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

トラックバック

カレンダー

09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

コメント・トラックバック等大歓迎です

Twitter

カテゴリー

カウンター

最新コメント

[01/09 suuny]
[01/09 suuny]
[11/23 Lianha]
[11/22 さなえ]
[11/07 Lianha]

ブログ内検索

BL×B.L.People