神の囲い人 (プラチナ文庫) [文庫]
沙野 風結子 (著), 梨 とりこ (イラスト)
(あらすじ)
ふたつの国の種を、ひとつに混ぜ合わせよう
ガイゼル帝国の圧倒的な武力を前に、制圧されていくラカン神国。兵士のセツは自決しようとしたところを、ガイゼルのヨルクに捕らわれてしまい――「神の人形」。
捕虜となった軍医のキールは、武骨で純情なラカン軍の中将シンを誘惑し、籠絡しようとし――「神の愛人」。
皇帝のアーシェイドは、神秘的なラカン神国の天子・ミコトを嬲り、蹂躙しようとするが――「神の囲い人」。
先にプラチナのフェアーで頂いた小冊子がすごく楽しかったので 楽しみに読んだ一冊です。
プランタン出版社さんからでているアンソロジー「Canna」に連載されていた三篇+書き下ろしで一冊になって
おりました。
沙野さんですのでただ甘いだけの話ではないだろうと疑っていたのですが
ダークな神話×ファンタジー要素満載のラブいお話でした。
このお話は6Pをテーマとされていたそうなので
和姦の6Pを目指すためにあえて甘い甘いラブに着地されたそうです。
そして何よりも萌えポイントだったのは梨さんの軍服です!
非常に水も滴る様な色気が出ておりまして挿絵だけでも楽しめる一冊でした。
「神の人形」
ガイゼル帝国親衛隊上級大将 ヨルク × ラカン神兵 セツ
貧しさゆえにラカン国の神兵になったセツ
その国に流れる教義に疑問を感じながらも天子と出会い魅了されている。
この方のためなら死ねるとまで思いつのっている。
戦場で生きて捕虜になるよりは死ねと教育されているセツ
不利な戦局でいよいよ最後の時を迎えようとしているのだが・・・
そのときに出会ったヨルクに囚われてしまう。
このヨルクという男が皇帝の従兄弟なんですがまたサドケがあって
なかなかな男なんですよ!
点滴で命をつないだなら出すものもだささなきゃとカテーテルで導尿しちゃうんですが
「この手のプレイは慣れているから」としゃあしゃといいはなつんですよ!
そんあ男に魅了されてどんどん自分を解き放つことを覚えていくセツがまたいじらしくて
可愛いのですが・・・
苛められて可愛いのがまたヨルクに良く似合うというか・・
割れ鍋に綴じ蓋(笑)?
「神の愛人」
ラカン北翼中将 シン × ガイゼル帝国軍医 キール
捕虜となり囚われたキールは自分の医療技術をラカン国の医師に伝授していく
その日々の中でまじめで無骨な兵士シンに惹かれていき
初めて愛し愛される喜びに浸っていくのです。
ラカンの国の神兵は体は神様のものとしているので下半身に触れたりとかは
厳しい戒律の中でできないので、性行為なんてとんでもない世界なのです。
ということでこの無骨な兵士シンも童貞なんですが
その責め方が純朴でストレートで凄くいいです(笑)
「神の囲い人」
ガイゼル帝国皇帝 アーシェイド × ラカン国天子 ミコト
不思議な力に守られてきたラカン国がとうとうガイゼル帝国によって侵略されようとしていた。
交渉の場で対峙するふたり
文化と教育によってなにもかも違う二人だったが
アーシェイドがラカン国を統治するための布石としてミコトを伴い各地を巡ることになり
時を重ねるにつれてアーシェイドの優しさに触れ魅かれていくミコト
アーシェイドもまたミコトの純粋さをしり引きつけられていくのです。
そしてふたりはガイセルの国で恋を重ねていきやがて
青年皇后となるのです。
青年で皇后って言葉初めて聞きました(笑)
想いがつのって恥じらいを感じながら懸命に身体を開いていくのですが
なぜかアーシェイドは先っぽだけしかいれません。
なぜかというと・・・后との初夜で4人のの承認を得て初めて挿入して種をまかなきゃ
いけないそうです。
ここであの6Pが予感されます(笑)
「初夜 青年王妃」
初めてアーシェイドを受け入れることになるミコト
そのミコトを見ていられないといいつのるセツ
それじゃセツもミコトと同じように肌をさらせと提案するヨルク
ミコトの緩み具合が思うように行かないとキールが診察したり
足を持たせたり
まぁいろいろな形で6人が(笑)
楽しくエロが満載されております。
軍服と6Pと初夜萌えのかたいかがでしょうか(笑)?
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