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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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オオカミの血族 ( 井上 佐藤)


オオカミの血族 (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
 井上 佐藤 (著)



(あらすじ)
 

なんでおまえ、俺の秘密を知ってんだ… この気持ち、墓まで持ってくつもりでいたのに!! バツ一子持ちのふたりの男とその子供たちで形成された奇妙な家族。子供たちは成長するにつれ、自分たち家族の不自然さに気がついて…!? 「子持ちパパBL」として大好評を博した前作「子連れオオカミ」が主人公を子供たち世代に移し待望の続編として登場!! 他、アイドルおたくのカタブツ税理士と正体不明のショーパブオーナー(ハーフ&オネエ)の運命的な出会いとその後の顛末を描いたシリーズ3作を収録した読み応え満点の作品集☆
「子連れオオカミ」の待望の続編です!

でも・・ちょっと期待はずれなのは短編2回だけだったんですねぇ
 
雑誌で追いかけていなかったのでよくわからないんですが

連載でコミックス一冊でもよかった内容じゃないかなぁと思うのです。

ということで超駆け足でお話は進んでいきます。



父親ふたりと、お子様三人の疑似家族の中で生きていくことを選んだ家族

家庭内が普通ではないことに対する違和感

小さな恋と欲情のめばえ

毎日の生活という幸福

そのなかで大人たちは愛を熟成させていったようで

子どもたちの日常の一こまの片隅にところどころはさみこまれている

大人たちの日常が妙に心温かくていい。



子どもたちも元気に精いっぱい生きている。

ちっちは伴侶を得てみなに祝福されながら新しい生活にはいっていき

あっくんはちっちにたいする欲情を隠しきれず

家をでて、妻を得ることはなかったが子とともに生きている。

そして、のんはあっくんに対する想いを毎日深めて行きながら

手に入る方法を画策しちゃう大人の男になっていったようで・・・

ある意味のんの執着勝ち?!のようなこの一冊

できたら、小さいエピソードを重ねていきながら一冊の本に仕上げてほしかった

と思うのです。


凝縮された美学なんだろうか・・・?


コメントレスです!

ゆうみさん

不幸も考え方帰れば幸福の極みなんですね・・
ええ、出版社の思惑に踊らされて楽しい生活おくりましょう(笑)
来月号で「兎虎」どういうふうにまとまるか楽しみですよねー
待てない気持ちわかります♪
罵倒しながら振り回される楽しみ味わって・・・
これってM体質w?

lisaさん

あたしも小説ショコラ初体験でしたよー!
でも、この小冊子すごく楽しかったです。
雑誌で手に入るのならお買い得と思います。
さぁ本屋さんにレッツゴーで!!

コメントありがとうございました。

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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