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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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薬指が知ってる      梅太郎

薬指が知ってる (ディアプラスコミックス)
梅太郎 (著)



(内容)

デパート外商員・波平は、セレブで強引な千束の恋人。千束に日々愛を囁かれているが、ある日彼が周囲に波平との付き合いを隠していると気づいてしまう。傷つき、飲み会で飲み過ぎてしまった波平。翌朝、半裸の波平のベッドには、同僚(男)が眠っていたーー!?




『明日、彼のベッドで。』『眠れない恋人』ときてのシリーズ三作目。

強引で傲慢で傲岸なお姫様の千束の愛情表現は言葉数が足りなくてわかりづらいようで・・・

王子様も不安に陥りやすいのだけど

今回は王子様も待つだけではなく自分からがんばって問題をはねのけて

困難を解決して王子様の気持ちを自分にむけようとする。

待つだけのせつない美徳も嫌いではないのだけれど

待つだけで幸福も不幸も十分に感受しないまま生きるよりは

生きているという充実感がありそうであたしは好きだ。

次回のシリーズも波平と千束のカップルでいくそうで楽しみです。

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ヒカルの碁 1 完全版 (1) (コミック)

ヒカルの碁 1 完全版 (1) (コミック)
ほった ゆみ (著)
小畑 健 (イラスト)

(内容)

ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。






BLではないのだけど、最近これが発売されてまたまた夢中です。

思えばかれこれ、10年くらいまえかな・・・

息子がこれにはまってマンガを文庫本でそろえ始めて

カラーイラスト集から囲碁のセットまで買った記憶がありますが

途中からは親のあたしまでもが引き込まれていきました。

一番の魅力はやっぱり、佐為とヒカルのキャラクターだったのでしょうが

絵柄もきれいで囲碁という未知の世界を憧れで彩ってくれました。

完全版を購入だけでは飽き足らず毎日のように文庫版を全巻読み直しているあたしに睡眠はいつ訪れてくれるのでしょうか・・・




ちなみに・・・囲碁のセットもありますし

本も何回も読んでおりますが、いまだにルールはよくわかりません・・・

あたしだけでしょうか・・・・・・


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子連れオオカミ 井上 佐藤

子連れオオカミ (バンブー・コミックス 麗人セレクション) (コミック)
井上 佐藤 (著)

(内容)

同じ日に偶然アパートの上と下に越してきたバツ一・子持ちのふたりの男。同じ境遇ゆえか、すぐに意気投合し、互いの家を行き来する間柄となったのだがある晩、酔った勢いで起こった事件(?)からふたりの仲は険悪に…!?麗人Bravo!誌上で大好評だったバツ一パパ同士の恋愛模様を描いたシリーズが大幅描き下ろし番外編収録で待望のコミックス化!!他、会社社長とキャバクラのマネージャーの不器用な恋愛を描いたシリーズ2作と読み切りを収録した見どころ満載の最新作品集。






子供さんの可愛さで大好評のこの漫画ですねー

育児の煩雑さとか子供の寝顔だけはたしかに天使のように可愛かったなぁと思いだす(笑)





二匹の子連れオオカミたちがお互いにいい時間を過ごせれる同士だという自覚はありながら

自分のプライドとか、見栄とか勢力を無駄に見せつけるのが好きなので

どっちがマウントを取るかで争っているお話でした。



おこさまたちの絵柄は可愛いのですが、お互い相手の親に似ているために

保育の先生方すらもお子様と保護者を間違えるというエピソードが必要だったためか

やたら顔のかきわけができていないように感じてしまいました。

ところどころ・・どっちがどっち???というシーンがあり

お話を追うときに混乱が生じてしまいましたので

男たちの肉体美はたいへん美しく筋肉が好きなあたしとしては

十分に大変に満足できた美味しい一冊だったので、それがちょっと残念です。


カバーの裏に初めての夜になんでお腹の上に精液がついていたか

わかるように書いてありました(笑)

ちっちの名前が  ちずや  ということもわわかりました(笑)

こういう細かいサービスは好きなのですが

見逃すことのないように・・ちょこっと後書きにでも書いていただけたら

なお嬉しいです・・



他にもシリーズもの二作と読みきりが入っていましたが

いまいち人物像がつかめなくてお話に入りづらかったです

唐突にストーリーが展開していくのでそのせいもあるか

あたしがこの流れについていけないだけか・・・・







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恋愛裁判の行方     阿仁谷ユイジ

コミコミで、サイン本がやっと届きました

発売日から一週間か10日ほど遅れるとは聞いていましたが

年末に届いたので20日遅れ・・・・

まぁサインがついているのでしょうがないのかもですね

でもほんとうにうれしい~





恋愛裁判の行方 (ドラコミックス 188) (コミック)
阿仁谷ユイジ (著)


(内容)

「どうか僕の罪を明るみにださないで──」
同じ法曹ビルに事務所を構える弁護士の祖原と井川。 ゆる~い井川弁護士にいつも振り回されている祖原だったが、彼にはひた隠しにしている”ある想い”があって…?

同情でもいい、僕はそれだけで救われる。




前回読んだ 「刺青の男」のアンダーグランドな男たちの話とはイメージが違いますが

内面に傷を持ちながらも懸命に生きているという意味では

同じテイストのお話かもしれません。


表題作は、同じ同じ法曹ビルの同じ階の隣のビルでかっこよく働いている

井川さん

図々しく自分の心までわしづかみにしてしまった彼に惹かれていながら

自分の気持ちを知られることを恐れて敬遠していた祖原

彼の何気ない言動や行動に魅かれていても

それを表に出せなかったのですが

ある日自分の事務所で無防備に仮眠をとっていた井川を

襲っちゃうのですが、それがまたなんともいえないくらいエロイのですが

不思議な優しさに満ちていました。

ネクタイを緩めて、シャツを上にあげながら

だんだんと露わになる井川の裸体(下半身)に愛撫してしまう

祖原の切ない表情はまさに逸品でした。

その気持ちにこたえる井川さんのセリフと表情がいいのですよー(笑)

この恋愛裁判の勝者は・・・・

誰?


これは・・・・

やっぱり雑誌と連動した企画(小冊子)を買わなきゃ決着はつかないんですね・・・・

正月からやっぱり小冊子にふりまわされているようです(泣)









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センチメンタルガーデンラバー 小椋ムク



センチメンタルガーデンラバー (MARBLE COMICS) (コミック)
小椋ムク (著)

(内容)

―大好きな人と一緒にいたい・・・ただそれだけ―野良猫のフジは名前をつけてくれた優しい人間の比呂が大好き。ずっとそばにいたいけれど比呂のところには時々くる恋人らしき男がいた。最近その男が比呂に乱暴するようになったのをフジは知っている・・・。でも猫だから何もできない・・・比呂を守るカラダが欲しい。神様、比呂を包み込める大きな手をください・・・!「カタログ」連載の人気シリーズが待望のコミックス化。野良猫フジとシマの可愛いあったかファンタジックラブ。シリーズ他、読み切り4編と描き下ろしを収録。ときめきラヴがぎっしりつまったキュートなムクワールド☆



「カタログ」連載で何回か読んだことがありましたが

やっぱりこうやって一つの本にまとまるとより楽しめます。

大好きな人と一緒にいたい願う猫の フジ

恋人に暴力をふるわれながらも突き放せない優しい人間比呂

猫だから比呂を守れない

抱きしめてあげることもできない

神様!!と祈り続けた結果?人間の姿を手に入れることができて

念願ふどうり比呂を守ることができるようになったというお話です

猫が飼いたくなるかもと思いました(笑)

フジと比呂が幸せになったことを確認して、そこから離れていく野良猫の

シマがまた可愛いです

大好きな人のさみしさを知ってしまったから

流れていきたいけれど、どこにも出ていけなくなって

滝の心のいやしになっていくのです

皮肉な言葉の影に隠れたシマのそんなさりげない優しさをちゃんと

比呂もフジも滝も知っているんですよねー


癒される一冊でした。








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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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