小説ディアプラス2009年ハル号
(内容)
★遊び×本気、恋の荒療治♥
「溺れる人魚」いつき朔夜×北上れん
★名作「言ノ葉ノ花」スピンオフ登場!
「言ノ葉ノ世界」砂原糖子×三池ろむこ
★追いかける攻×逃げる受の大人げないリーマンラブ♥
「普通ぐらいに愛してる」久我有加×橋本あおい
「プリティ・ベイビィズ」岩本 薫×麻々原絵里依
「耳たぶに愛」名倉和希×佐々木久美子
「solitude」夕映月子×小川安積
★ももいろへヴン
「初恋の実り方」玉木ゆら×かずきあつし
★エッセイ
「シネマ☆バンディッツ」大木えりか×山田睦月
いつき朔夜さんの新作が載っていることに本屋さんで立ち読みして気がついたので購入に
新作「「溺れる人魚」ではやはり福岡出身の純真なというかピュアでまじめな受けが
浮気性でやや腹黒い攻めに翻弄されておりました。
いつきさんにしてはひと癖もふた癖もある攻め様は珍しいなという感じでした。
これがでたということは
延び延びになっている「初心者マークの恋だから」もそろそろ出ると期待していいでしょうかw?
もうひとつ読みがいがあったのは砂原糖子さんの「言ノ葉ノ世界」です
あの名作「言ノ葉ノ花」のスピンオフ作品です
今回は攻めが心の声が聞こえるのですが、
幼い時から人の心の声が聞こえるために終始母をいら立たせていた仮原眞也です。
幼き心には声と心の声が同じでないということに気がつかない。
そしてわが子のそういう常人ではない能力が母には理解できないし
けっして心安らかに受け入れるものでもない。
決して息子を愛していないわけではないのだけど、受け入れれない。
ある時を境に仮原は気がつく。
世界へのなじみ方・愚鈍なふりをして他人に同調し口先の言葉を並べて
真実は見て見ぬふりが賢い生き方だと
人が求める言葉を、行動を与えることで人を靡かせ財産まで手中に収めることで生きていく。
そうした生き方をしていた仮原はあるひ心の声と言葉が常に同じ人に出会うことによって生き方までも変えていくような恋をしていく。
仮原が恋によってどんどん変わっていくところが楽しかったのですけど
気になるところが一点あるのです。
当たらない占い師が仮原の店の前で占いをしていたのですが
その占い師もまた以前は心の声が聞こえていたのですが
人の心が信じられないまま浮浪者として生きているのです。
占い師の名前が「アキムラカズヨ」さんなんですけど
「言ノ葉ノ花」の「ヨムラカズアキ」さんなんでしょうか?
バラバラにしてつないだら同じ名前なんですけどー
これはスピンオフ作品なんで・・・関係はあるんでしょうか??
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