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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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薄情な男 (高岡 ミズミ)


薄情な男 (講談社X文庫―ホワイトハート) [文庫]
高岡 ミズミ (著), 木下 けい子 (イラスト)

薄情な男 (講談社X文庫―ホワイトハート)



(あらすじ)

幼馴染みだった男との十年ぶりの再会は……!?

「薄情者の棚橋詠(えい)――だろ」

高校教師の新山明宏の部屋に、ある夜、ひとりの男が訪れた。幼馴染みであり親友だった棚橋詠だ。高校を卒業して十年。それは、詠が明宏と連絡を絶った年月でもあった。自分たちは特別だ――、明宏のそんな思いは、詠の行為によって打ち砕かれた。それなのに、詠はなにごともなかったように現れ、一緒に住むことになってしまい……。
ひさびさの高岡さんの新刊?という気がします。

高校卒業・大学進学をきっかけとして まったく連絡の取れなくなった幼馴染。

高校卒業して以来会うことも電話することもなくすぎてしまった時間

自分たちが成長と共に築き上げてきた想いを

一切合切破棄する行為だと 気がついた瞬間

彼は「薄情者の棚橋詠(えい)」となっていた。

友情と新山明宏は思っていたけれど

棚橋詠はそれに恋と欲望が混じっていたから

離れなくてはいけないという真摯な思いで別れを決意したのだけれど

別れた時間と距離でも明宏に対する思いは消えなくて

とうとうなにもかも振り捨てて 明宏ともう一度向かい合う決心をしたのです。

友人である守の恋と事件を絡めながら

ふたりの想いが少しずつ重なっていく時間がよかったです。

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Lianha
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「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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