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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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ダ・ヴィンチ 2013年 12月号に一穂さんの対談が載っておりました。

ダ・ヴィンチ 2013年 12月号 [雑誌]

(内容)

===オトナの♪高橋留美子===

☆豪華W対談!☆

京極夏彦×高橋留美子
あだち充×高橋留美子

★高橋留美子特別描き下ろしマンガ&独占インタビュー

◆祝!画業35周年 スイート&クール 永遠の憧れ



Chillchill(ちるちる)さんのBLニュースに一穂さんの対談がダ・ビィンチに

掲載されているという情報が載っておりましたので買ってきました。

高橋さんの漫画が詳しく掲載されていて、いろいろな方との対談が載っており

この雑誌だけでも十分に読み応えがありましたが

やはりお目当ては一穂さんと三浦さんの対談です!

三浦さんといえばもう説明の必要なしという感じでBLの匂いをぷんぷんさせる小説で

世の乙女たちのあこがれ満足させている方ですよね。

(注腐っているあたしからの注釈なので正確ではありません(笑))

その三浦さんがデビューからすべて読んでいるという一穂さん。

あれだけ繊細で丁寧に心理描写を書かれている方ですが

ご本人としては人の気持がわからないと思われているそうです。

クラスでのうわさ話も一番最後に知るタイプらしいです。

「ふったらどしゃぶり」についてはフルール文庫が官能がテーマなので

一穂さんは官能を書くのが上手くない自分を知っているので

セックスしたくてたまらない人を出そうと思ったらしいです。

セックスレスで悶々とする男女のお話でしたよね。

あのとき主人公の一顕が恋をして、その欲望ごと受け入れてくれたの人の存在が

もし女性だとしたら・・・

たんなる浮気という話になってしまう。

あれは男同士でないと書けないお話だった。

と語られていました。

ただ愛されるだけのお話だけでは物足りなくなっているBL読者の気持ちも

この一言にあったのではないのでしょうか。



対談のなかで一穂さんは登場人物を書くときは「誰も否定しないようにしよう」と

思われているそうです。

男性が好きでも兄弟姉妹が好きでも、

その気持は否定出来ない大切なもの。

物語の中だったら何でも許されるし、読者もどう読んでもいい。物語はそういうものだ。

自分も読者として物語に救われて励まされてきた。

どんなひとにもその人なりの主張や信念、生きてきた人生がある。

それを伝えればいいなと思ってらっしゃるそうです。

一穂さんの文章から感じる優しさやいたわりというものは

こういう一穂さんの想いからできているんだなんと再発見いたしました。



そうして大にゅーすです!!

来年1月からWEB小説マガジン「フルール」

「ふったらどしゃぶり」の続編が連載予定だそうです!



あのふたりにもう一度出会えるなんてすごくうれしいです。

願わくば整に恋をしていたのだけど、整の両親の死にかかわってしまったために

素直に整への恋心も欲情も吐露できなかったあの几帳面な芸術家であるあの彼の

その後というか、新しい恋をあげてはくれませんでしょうか?


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あなたの隣に座らせて (蓮川愛)

あなたの隣に座らせて (新装版) (ビーボーイコミックス)



(内容)

一目惚れした椅子が手に入らず、ヤケになって悪酔いした亜澄を介抱した男は…
ナント、例の椅子を手掛けた本人・鷹宮信仁で~!? 
大人の色気で迫る信仁と、子犬のような可愛さで魅了する亜澄との恋のバトルは…!? 
秘密のショート描き下ろし付き --



毎回毎回のことなどで最近落ち込むことが少なくなってきた

あの例の既刊本フェアー

今回もペーパー一枚に惹かれて購入しました・・(笑)

「蓮川愛フェアー」→☆

フェアー実地店で対象期間本をいただくとペーパーが一枚いただけます。

ということで、今回もコミコミさんで購入いたしました。

持っているはずの本ですが、本棚に並べているはずですが

久しぶりに読むと結構面白かったです(笑)

すぐに忘れる鳥頭なのを恥ずかしく思っておりましたが

こういうときけっこう便利ですよねーと自分を擁護させてください。

一目惚れした椅子が手に入らず、せっかくためた資金でお酒を飲んでいて

悪酔いしてしまったところに出くわした男のに介抱されるのですが

なんとその方が椅子の製作者という・・・

抱かれるような椅子の製作者に惹かれつつも反発して

それでも心がときめく事が抑えられなくて

その気持が恋だと気がつく前に

彼が同居している綺麗な幼なじみにくちづけをしているところを見てしまい・・


まぁ口づけしていたのは実は彼そっくりなお兄さんということでしたけどね(笑)


「恋愛操作」の主人公である山代とオーナーもでてましたね。

当て馬くんであったはずのツンデレ女王の彼がいつのまにか「恋愛操作」で主人公で

ああいうスピンオフな作品もでちゃうんですよね・・

世の中ってきっとツンデレ女王受けが愛されちゃうお話が好きなのね!

(大きな勘違い・・)



ペーパーは

オーナーの奥村にいつもご馳走になって悪いからお礼をと山代が提案いたしますと

オーナーも恥じらいながら「膝枕で耳かき」をしてほしいとお願いしちゃうんです(笑)

当然のように即断りのセリフを告げる山代に

みんなふつーにやってますよと秘書の浩介が差し出したものは

なんと!

恵に膝枕されて耳かきされている満足そうなドヤ顔の薙が

カメラ目線で待受け画面に写っているスマホでした・・・

薙がうらやましいと追い打ちをかけるオーナーに根負けしちゃうのは

しょうがないですよね(笑)

同じ本を二冊並べても後悔はないペーパーでした(笑)




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クライムダウン ( 秀 香穂里)

クライムダウン (SHYノベルス312) [新書]
秀 香穂里 (著), 水名瀬 雅良 (イラスト)

クライムダウン (SHYノベルス312)




(内容)

このカラダには、愛されて、嬲られて、なお燃え盛る淫蕩な火がある・・・

優秀な商社マンで華やかな恭一と、喫茶店を経営する寡黙な一哉は
同じ顔をした双子でありながら、まるで光と影のような兄弟だった。
メンタルクリニックでカウンセラーをする弦は、
兄の恭一と付き合っているが傲慢で身勝手な彼との恋に疲れ、
優しく穏やかな一哉に強く惹かれていた。
そんなある日、兄弟は二人だけで夏山登山に出かける事に。
弦は彼らの下山を待って、恭一に別れを告げ一哉に想いを伝えようと決意する。
だが悪天候に見舞われた二人は遭難してしまい、
生きて戻れたのはたった一人で・・・!?



正直にいいますと、秀さんの作品のあれこれ読んでおりますが
繰り返して読むという作品ではないなという感覚でした。

ワーキングの部分の読ませどころは本当にしっかりと書かれているので
自分でも経験したことのない職種を堪能させていただいておりましたが
イマイチ恋愛の部分が弱いというか・・
実感が無い感じでした。

この作品はワーキングの部分もあるといえばあるのですが
お話の進行に必要な部分だけでしたし
恋の目覚めから、愛の深みにはまっていく過程が丁寧に書かれていて
読み応えがありました。

レーベルというか、
出版社さんによって同じ作家さんでもずいぶん違ったイメージを
持ってしまうことが有りますね。


新書と文庫だと書く分量も違うのだとは思うのですが
編集さん次第というところが大きいのかなという印象もうけますね。


幼い時から父親に殴られて罵られて育った弦
自分は悪い子だから殴られても仕方ないという思いを刷り込まれて育ってしまう。
名家の出でしとやかでおとなしい母は殴られる子供をかばうこともなく
自分だけ実家に避難してしまうという・・・

そんな家庭でも、自分にとっては唯一無二のものなので
無視されるよりは殴られている方がいいと思い育ってしまう。

DVの連鎖を断ち切ることもなく
自分を貶めて喜んでいるような男に恋をしてしまうのです・・・

傲慢で身勝手な恭一
たとえ自分は結婚しても弦離さないと言うのです。

弦が自分の弟に密かに恋をしていることを知っているのですが
弟の一哉もまた弦に惹かれていることを知っているのですが
そんな気持ちさえも自分のわがままで傲慢な思考で
無視し傍若無人に振る舞います。

彼ら双子もまたおとなしいサラリーマンの父と勝ち気な母に育てられ
あからさまな偏愛と無視によって育てられた子供なのでした。

家庭によって幼い頃から染みこまされ、歪まされたものは
大人になってもなかなか矯正できるものではないのでしょうね・・

そんな悲しい背景をもつ三人の孤独な魂の行き場は
兄弟は二人だけで夏山登山の遭難により大きな転換をむかえます。

その転換を語っちゃったら・・・
お話が全部よめて楽しくないのでここでやめておきますが
寸止めが嫌いな方はどうぞ一読してくださいね(笑)


山での独特のルールとか、
山の美しさとか
その背後にある危険とか
わかりやすい文章で丁寧に描かれていて
自分でも山に登っているかのような気持ちにされます。

このふたりがこれからどういう道をたどっていくかが
興味があります。








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恋愛操作×ねこぼん。  ( 蓮川 愛 著)

恋愛操作×ねこぼん。 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX) [コミック]
蓮川 愛 (著)

恋愛操作×ねこぼん。 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)



(内容)

大人の恋愛で魅了する、大人気シリーズ「恋愛操作」から、
スピンオフして出来た『超・番外編』が登場しちゃいました!!
本編と変わりなく、ヤリ手でダンディーな奥村さんは、
こちらの世界では飼い猫のツンデレ啓に翻弄されるメロメロな飼い主っぷりを発揮(笑)。
そんな奥村さんの自分に対する一途な姿に、啓猫もまんざらではなく…!?

啓と同じく動物になっちゃった薙や式や恵達、
お馴染みの仲間達との温かくも笑える、動物擬人化本!!
「恋愛操作」ファン待望の、
大幅加筆&夢の番外編描き下ろし42ページ&インタビュー収録付き!!



雑誌の付録から始まったお遊び本
付録の小冊子は手に入れていたのですが、
雑誌までは追いかけられず、ちょこちょこ掲載されていたのは知っていたのですが
単行本化ということで舞い上がってい喜んでいました。

でも、・・コミックス化できるほどの量があったけ・・??と
ちょっと疑問に思っておりました。
でも、値段も848円プラス税金とけっこういいお値段ですし
描き下ろしもあるということで分厚くって読みがいがあるのねと
勝手に期待しておりました(笑)

買ってびっくりいたしましたよ・・


うん・・


横の厚みはあまりまりませんでしたが
大きめな本でした(笑)

ちょっと薄めでも大きさがあるので蓮川さんの美しい絵が堪能出来ましたので
満足の一冊でございます。



帯にはあの大人気シリーズの「恋愛操作」からのスピンオフと書かれておりました。
たしかこの「恋愛操作」もスピンオフというか・・なんというか
いつのまにか本編より巻数も出て、人気もでちゃったというか
みんなツンデレが好きなのねという証拠なのかもしれませんね(笑)

もちろんツンデレ女王受けのスキーですし
こういう事件性のないほのぼのとしたお話は癒やしですので
大好きです!

ツンデレな女王様に下僕であり、執着愛に似た攻めのカップルは
ほんとうに萌えますので
お好みの方には是非どうぞーとオススメしたい一冊であります。





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「あでやかな愁情」発売が決まりました



あでやかな愁情 (幻冬舎ルチル文庫)



(内容)

子供のころを夢に見、うなされる臣。そのたびに慈英のぬくもりに安堵する臣だったが……。大人気慈英&臣シリーズ最新刊!!






とうとう待ちわびていた作品が発売確定になりました!

11月29日に発売予定です。

値段も700円と文庫にしてはちょっとお高めな設定ですので

けっこう分厚いのではないかな?と妄想中(笑)

他にも

12/15ルチル文庫「その指さえも」

12/末・慈英×臣、インクルージョン、碧×朱斗シリーズ番外短編集の単行本「あどけない日々はめぐり」

の発売が決まっているようです。

1月にも文庫が2冊ほど出る予定だとか・・・

いったいほんとうに休養はできているのか不安になるほどの精力的な出版数ですよね・・

ファンとしてはうれしいことですが

どうかお体にもお心にも十分な休養をさし上げてほしいです。



コメントレスです♪

あきりんりんさん
先日はあたしのわがままに付き合っていただけてありがとうございました。
体調も良好と聞いて一安心いたしました。
またお会いしたいと思ってくださるなんて、ほんとうにうれしいです♡

イベントって大変な時もあるのですが
いろいろな方と情報交換したり
趣味を満喫しているお話を聞けたりとちょこちょこ楽しみがありますし
なによりも直に先生方にお会いできるという楽しみがありますよー

春には是非パセラとイベントを楽しむという野望を達成しましょうね。
今から春が待ち遠しいです。

コメントありがとうございました♪




 



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Lianha
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女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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