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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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HOLLY BOX~comic&novel~が発売予定だそうです。

HOLLY さんがまたまた楽しい企画本をだしてくれるみたいです!!

HOLLY BOX~comic&novel~が発売予定だそうです。

★特集★

まるごと高校生!

中学生のころ、恋はワクワクして「けっこう強気」だったり。
高校生のころ、苦しくて幸せで、「かなり弱気」だったり。でも好きになるって切なくて楽しい! そんなラブストーリー。


【小説】
尾上与一『春とドロップス』
僕は彼が幸せになることだけを願った。彼の恋が叶うように……。

遠野春日/高崎ぼすこ:イラスト
『キスさえままならない』
偉そうな年下のアイツを落としたい!
理央は果敢にアタックするも?

【コミック】
日高ショーコ『close your eyes』46ページ!
俺達は互いに秘密を持っている――。

田賀『たくさんたべるキミが好き』
食の細い俺はクラスメイトの大食漢・長谷が羨ましくて!?

ほか、
大竹とも/川嶋すず/山田栞





今回は小説の番外編ではなく、

特集としてまるごと高校生!というテーマで出してくれるみたいです。

最近要チェックの尾上さんや日高さんが一冊の本になるのなら

買わなきゃいけませんよね~~(笑)

しかも、高校生ということでなにやら切なスキーのアンテナがぶるぶるしちゃいそうな

内容ではありませんか(笑)

発売を楽しみに待ちたいと思います♪


拍手[2回]

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あでやかな愁情   (崎谷はるひ )

あでやかな愁情 (幻冬舎ルチル文庫) [文庫]
崎谷はるひ (著), 蓮川 愛 (イラスト)

あでやかな愁情 (幻冬舎ルチル文庫)




(内容)

行方不明の母―その情報の断片に触れた小山臣は、以来、幼い頃からの実体験を夜ごと夢に見るように。
過去の悪夢に怯えながら目覚めては傍にある秀島慈英の存在に安堵の息をつく臣は、
母のことに向き合う決意をする。
そんな折、慈英と契約関係にあるエージェント、アインが臣に「慈英をちょうだい」と言い放つ。
驚き、怒りを覚える臣だが…!?




長かったお話もこれで第二部が終わってしまったのですね。

ラストまで読めてよかったという気持ちと

もうちょっと長く楽しみたかった気持ちで揺れております。

読者ってわがままなものですねぇ(笑)


いままでの作品の中ではられていた伏線がほぼ回収されている・・ような気がしますが

鳥頭なので確実ではございません(笑)


臣の過去というか、母親との暮らしが明らかになりましたよね。

過去の作品の中にも端々に出てきておりましたが

小さな子供が不遇な目にあう場面はちょっと、いや大きく悲しいですよね。

母親に愛されていた、

愛していたがゆえに息子を壊してしまうことが怖くて逃げ出してしまった

逃げるしかなかったという愛情が不器用で悲しかったけれど

愛されていたという事実だけでこんななにも過去が懐かしく思えるのですね。

母親がむずかる臣を抱きながら

「あの人の子供だからしょうがない」と何度かつぶやいていたのが印象的でした。

ここらあたりと慈英のアメリカでの生活が次の作品の主流になるのかなと

いう感じでしたね。


そして慈英もまた孤独な・・というか、親兄弟には縁がない人生のようですよね。

あれだけ怪我したり刺されたり、記憶が亡くなっても病院に現れるのは

従兄弟の照英だけというのがなんともはやというか・・・

芸術の神様に愛されたがゆえに他者との関係を築きにくい過去がありましたが

たかだかそれだけであれほど家族から見放されるものなんでしょうか?


いろいろ事件がありましたが、ふたりの関係がまた一歩前進しましたよ。

臣と慈英が戸籍上も家族になり

指輪を交わす決心をいたしました。

アメリカでの生活も始まります。

またいろいろな問題や難問があらわれるでしょうが

今のふたりなら閉じきった世界だけでなく、

ちゃんと開かれていた世界とも関わりをもって協力して暮らしていけるのではと

素直に思える一冊でした。

正直に言うと続きがあって波乱が生じるよりも

このまま終わりでもいいんじゃないかなあと思います。


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毎日晴天! 新装版  ( 二宮悦巳)

毎日晴天! 新装版 (キャラコミックス) [コミック]
二宮悦巳 (著), 菅野 彰 (著)

毎日晴天! 新装版 (キャラコミックス)



(内容)

SF雑誌の編集者・帯刀大河に、ある日突然新しい家族ができちゃった!?
寝耳に水の姉の結婚で、義兄となった阿蘇芳秀は、なんと担当作家で、高校時代のクラスメート。
でも大反対する大河をよそに、肝心の姉がいきなり失踪!! おかげで大河は弟達の面倒を見つつ、なし崩しに秀と同居するハメに…!?

コミックス既刊の1巻と2巻を同時収録し、菅野彰の書き下ろし小説を加えた新装版。





書き下ろし小説が目当てで購入いたしました・・・

すでに漫画は持っているのですが、

書き下ろしがあるとなれば買いたくなるというこの悪癖が

出版社さまに足元を見られているのでしょうね(笑)

漫画もこうやって出し直すなら

小説もいっそ書き下ろしをつけて新装版にして出し直しをして

応募券をつけて小冊子発行してくれたのならよかったのかもです(笑)


表紙は長らく間があいていたのでしょうがないことなんでしょうけど

全体としてイメージが違っておりました・・・

大河はムサくるしい無精髭がよく似合ううおっさんだったはずなのに

小奇麗な若い男の子になってしまっていて、若干悲しかった(笑)


本自体は中身はまるで変わっていないと思うのですが

小説と漫画がついていました。

漫画の方は兄嫁?がきたお祝いに魚屋の幼馴染からカニが送られてきました。

賑やかにカニを食する帯方家の面々

電話がなっても誰も取りにいきません(笑)

電話にでるように促された秀ですが、初めは自分の名字を名乗ろうとして

ときめきながら「帯方です」と名乗る秀があんまり新妻っぽい初々しさで

一瞬みんながカニも忘れて黙りこくります(笑)


小説の方は大河と秀の高校生の頃のお話です。

大河視点で描かれている秀の不思議な魅力と行く宛もない哀しさの感情は

たとえ大河が事故で学年がだぶっていて、少々は大人の雰囲気を持っていただろうけど

手に負えなかっただろうな・・・

秀が京都の大学にいって、

お互いに離れて月日を過ごし大人になれたからこそ

いまある幸福が手に入れれたのじゃないかなと思うのです。


コメントレスです♪

まるさん
先のコメントはなかったので・・おそらくは忍者ブログの不具合ではないかと
最近改行がしたいところでできなかったりと不具合が多いのですが
自力で別ブログに引っ越しができるスキルがないので諦めていますが
ご迷惑おかけしましたm(__)m

この小説じたいはしっとりとした京都の雰囲気を掴んだお話でしたけど
文中のあちこちに散らばっている美味しそうなお菓子も魅力的でしたよね~
温かい日本茶と甘いぜんざいとお餅で頂きたいですね(笑)
伊織のツンデレぶりはあたしも好みでした。
避けられて離れそうになって初めて気がつく恋心に翻弄されるのがかわいらしくって
あの告白シーンもじんわりとしちゃいました。
>縛って縛られてでいいんじゃないでしょうか。
うんうんあのふたりはそれで幸福になれると想います。

「奥さんにならならなきゃ」は軽く読めて、ちょっとせつなくって
おばかっぷるが楽しいお話でしたよね(笑)
>亡き父とのことがあったとはいえ色々どうなのかと…おばちゃんは心配になりました。
たしかにたしかに
これが自分の息子なら不安になりそうですよね~
でも攻めが大人で守ってくれそうでこれからの不安はないかなと安心もしてます(笑)
イラストが綺麗効果も高いですよね!

「あどけない日々はめぐり」延期残念ですよね・・
お正月の楽しみでしたが、より良い作品のためなので辛抱ですよね!
久遠さんはなにげにじゃないけど毒舌キャラなんですけど、好きなタイプなんです!
彼にもいい彼氏?ができたらいいなぁと妄想があります(笑)

コメントありがとうございました!

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「あどけない日々はめぐり」は発売延期のようです

崎谷さんデビュー15周年記念豪華本「あどけない日々はめぐり」ですが

今月末発売予定から1月の中旬になるそうです。

↓情報は崎谷さんのツイッターからです

今月末刊、というお話だった「あどけない日々はめぐり」ですが、体調不良により刊行がずれることになりそうです。いまのところ1月なかばくらいかな、というところです。なかなか刊行が安定せず申し訳ないですが、せっかくの単行本、しっかりと最終稿まで煮詰めたいので、なにとぞご寛恕くださいませ。


幻冬舎のHPではまだ発売日が今月末になってます・・・






残念ですが、良いお話のためにはしょうがないですよね・・・

またまた気長にお待ちしております♪


これがでるときにあたしは以前でた豪華小冊子で慈英が記憶喪失になってた時に

臣が毎日看病しにいっていたときに臣の存在だけ記憶が抜けていて

慈英に冷たく当たられて、それでも彼が幸福ならそれでいいと

ひとりで慈英との思い出を縁に生きていこうと決心したお話が

でるのかなぁと勝手に思い込んでいたんですが

それではないみたいですね・・

慈英を失ったと思ってちょっと気落ちしている臣を未紘が慰めてくれる

ちょっと百合っぷるぽい場面が好きでしたので

あのときの短いお話も小冊子という形ではなく、

商業誌としてみんなと感想や幸福を共有できたらいいなと思うのですけどね。



それから刊行が延々と伸びていた本間さんのショコラコミックス

「兎オトコ虎オトコ3」が1月下旬に発売決定したみたいですー

嬉しい~~

待つことがBL読みの仕事ですが、本を手にできたら幸福が倍がけですものね♪

お正月があけるのがいまから待ち遠しいです。



コメントレスです♪

あきりんりんさん
最近あんまり本読んでないのでコメントできない私ですが
いえいえ、こうして美味しいお菓子に食いついてくださるだけでとっても

嬉しいです(*´▽`*)
本はいろいろ趣味がありますし、そのときの萌え具合で違いますしね~
でも美味しいもの食べることって人間を一番簡単に幸福にしてくれますよね!
J庭デビューしたら
次は京都で桜会しましょう~

コメントありがとうございました!



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京恋路上ル下ル (夕映 月子)

京恋路上ル下ル (ディアプラス文庫) [文庫]
夕映 月子 (著), まさお 三月 (イラスト)

京恋路上ル下ル (ディアプラス文庫)



(内容)

京町屋で古書店を営む伊織は、家庭を大切にする年上の男が好みだ。
だから大学生の颯馬に告白されても拒絶する。
己が失った家族の愛に恵まれた颯馬には、真っ当な恋をしてほしいから。
けれど颯馬はいけず美人の伊織に焦がれ、追い続ける。
伊織には幸せな恋をしてほしいし、自分がその相手に不足だとは思わないのだ。

交わらぬ恋の道で、ふと大人びてきた颯馬に伊織が気づく時…?

京の街ではんなり紡がれる恋双紙。大学生×古書店主の年下攻ラブ。




小説デイアプラスで読んだ時も、ワクワクドキドキ萌えた作品ですが

文庫化されて書き下ろしをつけるとなぜにこんなに嬉しくなるのでしょうか(笑)

京都に観光はいけても、寒さに厳しいところでは住めません・・・

でも、お話の中では京都に住む人たちの想いを感じることができて楽しいです。


今回のお話は京の町家で古書店を営む伊織と

伊織に恋焦がれている大学生のお話です。

小学生の時に出会い、高校生で再会し日々過ごすことにより恋のときめきを募らせているのですが

伊織は過去の傷により幸福な家庭を大切にする男に憧れていながら

ほかの男達に肌のふれあいを求め、癒されていたので

家庭で大切に育てられてきた颯馬に恋を求められても

その思いを受け取ることはできないと決めていたので

するりするりと颯馬の気持ちをかわしていきます。

けれど、ある日颯馬はほかの男と遊びで口づけを交わしていた伊織の姿をみて

激情をぶつけてくるのです。


はんなりとした京言葉とみずみずしい恋の成就を楽しみたい方

いかがでしょうか?

お話もよかったのですが、文中に出てくるお菓子とかがすごく美味しそうで

夢見そうです(笑)



ふたばの豆餅・くず餅

 


阿闍梨餅

 

嘯月の雪餅




甘泉堂の栗蒸し羊羹



グルニエドールのりんごのタルト



はなびら餅




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女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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