これは 『指先』 に収録されている書下ろしです
高校を卒業した 彼ら(郁と千里)の物語です
可南さんのお話はラブストーリーが甘甘だしベタベタだし
キャラ設定も他の作品とかぶっているのですが
毎回これでもかーーw!!っていうくらい切ないオーラーがでてて
切ない甘さ堪能できます
[0回]
高校を卒業して大学生と専門学校生になった二人
何気ない日常の積み重ねと生活を楽しみながら
愛を深めていくのですが
まだまだ、どこかこの幸福は長く続かないと信じてる郁に痛い事件が
襲い掛かってきます
過去のストーカー男に追い回されたり
酔った母親から酷いことが投げつけられたり
ヤッパリ自分といたら千里を不幸にしてしまうと思い知らされる
事件が立て続けに起こってしまい
千里の手を離そうと、別れようと決心していくのです
ここらあたり、可南さんうまいなと思う
というか、容赦なく痛めつけられて、マゾヒステイクな萌えを
刺激されるアタシが鬼畜なのかもと思いますが
恋人同士の甘い感情のすれ違いはしっかりラブラブだし
絶対にハッピーな結末と分かっているので
安心してw?イタせつなさ味わうことができます
こういうイタせつなさ好きな人にはどうぞとお勧めしたい一冊です
「短い、たった百年くらい、死に物狂いで幸せになればいい」
あー言われてみたい(笑)
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