ノーモアベット (ディアプラス文庫) [文庫]
一穂 ミチ (著), 二宮 悦巳 (イラスト)
ノーモアベット (ディアプラス文庫)(内容紹介)
東京湾に浮かぶ日本初の公営カジノNew Marina Bay。都の広報職員として出向している逸は、ディーラーの一哉とは家族同然の従兄弟同士。けれどここ数年、顔を合わせれば言い争いばかりで、どう接していいのかわからない。自分と母を置いて世界中のカジノを飛び回っている父への反発もあり、父と同じ道を選んだ一哉に対してどうしても素顔になれない逸だけど…?全てを賭けた、一世一代の恋の大勝負開幕。
大阪都構想よりは現実味があるんじゃないかと思ってしまった
日本初の公営カジノ(笑)
東京湾にある人口の島に作られたカジノっていわゆる大人の遊び場の意味があるとしたら
年二回の祭典であるコミケが毎晩行われているようなものかな・・とか
すみません想像力貧困で・・・
都の広報職員として出向している逸と幼い頃から一緒に暮らしている従兄弟であり
家族でもあるというディーラーの一哉
幼いころに母をなくした一哉は母の兄である逸の父に引き取られて兄弟同然に
育てられたのです。
逸の父は日本ではあまり馴染みのない職業、ギャンブラーでした。
そのおかげで幼いころからポーカーに造形が深くなったふたりでしたが
逸は固い職業である公務員になり
一哉はデイーラーとなり日本を離れましたが
本初の公営カジノNew Marina Bayで働くことになりまた再会したのでした。
一穂さんの癖というか
知っていること、調べたことをすべて小説に散らばたいという傾向があるのですよね・・
ということで、ポーカーの仕方とか、ギャンブルでの勝負とか
すごく綿密に描かれていてこういう世界もあったんだーと感心することしきりなのですが
そのおかげで今回はラブの発生とか、育っていくとことかが非常に薄いような
感じがいたしました。
登場人物はみんな魅力的です。
逸に恋するいわゆる当て馬やくのカジノの経営者の藤堂がとくによかった~
会話が魅力的で、悪い大人を演じようとしているけど
どこかいい人なんですよね。
一穂作品はこういう魅力的な人間が多いからスピンオフにどんどんつながっていくのでしょうね。
ポーカーのルールとか勝負の世界もおもしろかったです。
コメントレスです♪
あきりんりんさん
あきりんりんさんもこのシリーズ読んでらしたのですね。
ギイとタクミの恋の物語であったし、全寮制の男子校の物語でしたので
たしかに登場人物が多くて誰と誰がどういう関係で、どういう関わりがあって
なんて全部覚えきれません(笑)
ごとうさんによると最後はこういう結末にすると決めていたそうなんですけど
結末はもともとそうなるだろうなと事前に何回も示唆されていたので納得はしたのですが
あれほど愛していたタクミに一言もなく消えていく、
またそれ以後も連絡なしなんて・・
段取りがよくて、勘がよくて、記憶力のいいミスターパーフェクトがしちゃうかな・・
というところがなんか残念でした。
タクミくんがギイに会いに行く!と決心したところで終わっているのですが
連絡もくれないようなギイが果たしてNYにいったからとはいえ
会えるのでしょうか???
タクミくんに妹を助けてもらった・・というエピソードも唐突にでてきましたけど
そういう恩のある人が意識が目覚めるまでもなく消え去っていくって・・
大金持ちはそんなもんなんでしょうか・・・
でもとりあえずこの作品と出会えたこと
あたしが生きているうちに終わったことは作者さんに感謝の言葉ですよね・・
>追伸ゆうきゃんがバサラ参戦ということでなけなしのへそくりでPS3の本体と戦国バサラ4買ってずっとやってます
PS3なんて動かしかたもしりません・・・
というか、以前任天堂の「どうぶつの森」にはまったときは借金があるというのが
いやで寝ずにゲームして借金を返してああ、やれやれ状態になったので
触っちゃいけないものとしております(笑)
でも声優さんにお好きな方がでるのでしたらがんばれますよね~
娘さんの手助けがあってもどんどん進んでいるという熱意がすごいです。
腱鞘炎の痛みには・・・安静が一番と思いますが
熱意があるときに安静って心がつらいですね。
ほどほどにがんばってくださいねー
最近神谷さんが「進撃の巨人」に出演されているそうなので
進撃の漫画を手に入れましたがあのぐろさに途中退場してしまいました・・・
軟弱なんです・・・(笑)
コメントありがとうございましたm(__)m
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