ふたりのはなし。 (プラチナ文庫) [文庫]
朝丘 戻。 (著), 井上 ナヲ (イラスト)
ふたりのはなし。 (プラチナ文庫)
(あらすじ)
……愛って、なに? 元同級生で今は仕事仲間、そして恋人同士となった飛馬と海東。「絶対に幸せにしてやる」そう言って、海東の長かった片思いを受け入れた飛馬だったが、新たな関係に踏み出そうとして困惑する。恋人ってなんだ──? 海東は変わらずキスをするだけ。それ以上は触れてこようとしない。友だちだった頃には信じられた海東の心がわからなくなり、苛立ちを募らせ不安に陥った飛馬は
友人から恋人になったからといって何が変わるわけでもない。
逆にその変わりのなさが飛馬を不安にさせる。
初めての恋だからどうすればいいのかわからない
じたばたと心の中で悶えていても何も変わらない
それなら自分が変えていくとばかりに強引に行動していく飛馬が妙に可愛いです。
すきすき光線をあれだけがんばって発しているのにそれに動じない海東って
大物なのかはたまた究極の鈍ちんなのかちょっと迷いましたが
海東にしたって高校生のときに飛馬をはじめて好きになってろくに恋愛経験もなく
30手前になってしまったんですもの
初恋のひとたちでぐるぐるしちゃうのも無理ないですよね(笑)
でも飛馬があんなに恋心を伝えようとがんばっているのに
海東ときたらいつ飛馬の気持ちが変わってもいいよ。
恋人になれなくても、友人としてだけでもそばにいられるだけでいいからねという感じで
諦念しきっているような
憧れ続けていた夜空の星を手に入れれた幸福にとまどっているような・・・
そのせつなさが丹念に書かれていて
ふたりの恋心をあたしまで十分に味わえた一冊です。
コメントレスです♪
あきりんりんさん
「最果てのロクデナシ」情報ありがとうございました!
甲斐に見切りをつけてもらうために数々の努力をして逃げられたあの方が
どういうふうに男同士の恋愛に走っていったのかとっても楽しみなんです。
同人誌・・あたしも持ってます(笑)
あのシリーズではロクデナシな方々が非常に多いというか、そういうひとしかいないという印象が
ありますので、もしかしてとんでもないロクデナシに引っかかっているんじゃないかと妄想中(笑)
>犯人はこれかもと恐怖で雑誌捨てることにしました
あたしもけっこうな量もっているつもりでしたが負けました!
いや勝負じゃないんですけど(笑)
雑誌ってちょこちょこ単行本にならないものがあって捨てがたい短いお話も多いんですけど
なにもかも置いておくには宝くじでBL御殿を建てるまでの辛抱と捨てちゃいました。
断舎利がんばってくださいね~
lisaさん
お仕事大変なんですね。
あたしの狭い好みの中での情報で申し訳ないんですけど活用してくださったら嬉いです。
>来期のフェアを踏まえての購入リスト、お見事です
ありがとうございます~
お互いフェアーに振り回されておりますものね
でも来年からはちょっとだけでも←ここ重要 賢いBL読者になれるかなぁ(笑)
コメントありがとうございました!
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